皇后(読み)コウゴウ

デジタル大辞泉 「皇后」の意味・読み・例文・類語

こう‐ごう〔クワウ‐〕【皇后】

天皇皇帝の正妻。きさき。
[類語]きさき皇太后妃殿下王妃女王皇太子妃中宮北の方プリンセス

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精選版 日本国語大辞典 「皇后」の意味・読み・例文・類語

こう‐ごうクヮウ‥【皇后】

 

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こう‐ぐうクヮウ‥【皇后】

  1. 〘 名詞 〙
  2. こうごう(皇后)
    1. [初出の実例]「微子をうむ時は、母未皇后(くゎうクウ)の位にたたず」(出典:応永本論語抄(1420)微子第一八)
  3. こうぐうかずら(皇后鬘)」の略。
    1. [初出の実例]「鬟品目 皇后(カウグウ)山姥いせの二従などにて用るなりまた白髪もあり」(出典:楽屋図会拾遺(1802)下)

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改訂新版 世界大百科事典 「皇后」の意味・わかりやすい解説

皇后 (こうごう)


︿︿

宿宿63213751889

︿

殿

宿11


︿︿殿36471

 西

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「皇后」の意味・わかりやすい解説

皇后
こうごう

 
 ( ) 使殿212 18892 19471  

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百科事典マイペディア 「皇后」の意味・わかりやすい解説

皇后【こうごう】

 
︿︿
 

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普及版 字通 「皇后」の読み・字形・画数・意味

【皇后】こう(くわう)こう

 
()()()()()

 

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「皇后」の解説

皇后
こうごう

天皇の嫡妻。以前から嫡妻的なキサキである大后(たいこう)はいたが,皇后の称号が定着したのは天武朝と考えられ,大后と共通する面をもつが,まったく同一かどうかは未詳。大宝律令では,文書は令旨・啓,敬称は殿下と称されて平出(へいしゅつ)の扱いをうけ,また中宮職(名称は皇后宮職)の設置,天皇に関する条項の準用が規定されている。出自規定はないが,光明皇后以前は皇族が大半を占め,逆に以後は,諸臣とくに藤原氏出身がほとんどである。一条天皇のときから2后がたち,皇后宮職・中宮職が設置された。なお贈皇后が3人おり,また媞子(ていし)内親王から天皇の姉や伯叔母が准母として立后される例が開かれた。明治期には「皇室典範」で出自を皇族や特定の華族に限ったが,現在そのような制限はない。

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世界大百科事典(旧版)内の皇后の言及

【女帝】より


23()696()1

【大婚】より



【中宮】より



【中皇命】より

…古代の皇后あるいは女帝を指す語。仲天皇とも書く。…

【女御】より


10

【立后】より

…皇后の位につくこと。皇后冊立ともいう。…

※「皇后」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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