デジタル大辞泉 「計略」の意味・読み・例文・類語 けい‐りゃく【計略】 目的が達せられるように前もって考えておく手段。また、相手をだまそうとするたくらみ。はかりごと。策略。﹁相手の計略にひっかかる﹂﹁計略をめぐらす﹂ [類語]策略・作戦・謀略・陰謀・はかりごと・企み・画策・策動・術策・権謀・謀計・奸策・詭計・深謀・遠謀・深慮・悪だくみ・わな・機略 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「計略」の意味・読み・例文・類語 けい‐りゃく【計略】 (一)〘 名詞 〙 (二)① はかりごと。計画。工夫。また、人をだまそうと考えをめぐらすこと。もくろみ。策略。謀略。 (一)[初出の実例]﹁抑有慶執行寺家之後、庄司度々訴申此旨、且以寺家使雖令触国宰、敢不承諾者、何廻計略乎﹂(出典‥東南院文書‐七・六・天喜二年︵1054︶二月二三日・官宣旨案) (二)﹁謀反の企(くはたて)候し事、まったく私の計略にあらず﹂(出典‥平家物語︵13C前︶三) (三)[その他の文献]︹後漢書‐杜詩伝︺ (三)② よいように処置すること。管理すること。 (一)[初出の実例]﹁全無二余剰一、仍失二計略一﹂(出典‥豊前益永家記録‐文治二年︵1186︶四月一三日・後白河院庁下文案) (四)③ =けいりゃく︵経略︶② (一)[初出の実例]﹁明徳四年の冬のころ、出雲・伯耆へ打ていでて、又旗を揚、国中を計略し給しかば﹂(出典‥明徳記︵1392‐93頃か︶下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「計略」の読み・字形・画数・意味 【計略】けいりやく はかりごと。︹三国志、呉、丁奉伝︺丁奉、書を能くせずと雖も、計略人にぎ、能く大事を斷(さだ)む。 字通﹁計﹂の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報