詩作（読み）シサク

デジタル大辞泉 「詩作」の意味・読み・例文・類語

し‐さく【詩作】

［名］(スル)詩を作ること。古くは、特に漢詩を作ること。「感興の赴くままに詩作する」
[類語]作文・作詞・作歌・句作・劇作

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精選版 日本国語大辞典 「詩作」の意味・読み・例文・類語

し‐さく【詩作】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① ( ━する ) 詩、古くは、漢詩を作ること。また、その作った詩。
(一)[初出の実例]﹁公(おほやけ)のしさくきこしめさすとて﹂(出典‥宇津保物語︵970‐999頃︶祭の使)
 (二)﹁雨より詩作しっぽりとして ながながの旅道の記をおもひ侘︿重安﹀﹂(出典‥俳諧・大坂独吟集︵1675︶下)
 (三)﹁禅院の哲学的雰囲気のなかで詩作した五山詩僧たち﹂(出典‥古典と現代文学︵1955︶︿山本健吉﹀隠者文学)
 (三)② 詩人。
(一)[初出の実例]﹁詩作(シサク)の連句はのびすぎてどんなり﹂(出典‥咄本・百物語︵1659︶下)
  

し‐つくり【詩作】

  1. 〘 名詞 〙 漢詩や和歌などの詩文を作ること。また、その人。
    1. [初出の実例]「しつくりはまづかたちのをかしげなるがよきなりと宣はすれば」(出典：有明の別（１２Ｃ後）二)

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