語源(読み)ゴゲン(英語表記)etymology

翻訳|etymology

デジタル大辞泉 「語源」の意味・読み・例文・類語

ご‐げん【語源/語原】

個々の単語の本来の形や意味。また、個々の単語の成立の由来や起源。
[類語]字源

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精選版 日本国語大辞典 「語源」の意味・読み・例文・類語

ご‐げん【語源・語原】

 

(一)   
(一)[]宿(1837)
(二)調(1909︿)
 

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改訂新版 世界大百科事典 「語源」の意味・わかりやすい解説

語源 (ごげん)
etymology


使etymologyetymologia︿使調

 ︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿lord︿loueredhlāfweardhlāfloafweardward︿lordlady︿hlāfdīgehlāf︿dīge︿lordladymadame︿mea domina︿

 verse1versversusversūsvertō︿︿versevertōverse11︿

 西︿churchKirchetserkovkyriakondōma︿égliseiglesiaecclesiaekklēsia︿︿

 possiblepossumpot-sum︿potis︿potestas︿pot-posis︿patispotniapatnīpossumI can︿cankönnenkennen︿Kunst︿knowgnōscōgi-gnōskōcan︿︿

 folk etymology西︿︿


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「語源」の意味・わかりやすい解説

語源
ごげん


()()()()etymologyetymologyétumonmusclemusculusmus-mousehousehusbandhus-husbandcamerachamberkamárāchambrecameracamera obscuraponspenthousepentispent house


語源研究の問題点





語源と語史

語源を考える場合に必要なのは、その単語(連語)の素姓、経歴である。いつごろ、どんなふうに現れ、古い意味はどんなであったか、その後どんな変化をたどったかについて知らないと、正しい語源に到達することが困難である。そうした個々の語の経歴を「語史」といい、その経歴を記したものを「語誌」とよぶが、語源研究は、語史に関する精確な知識に基づかないと、思わぬ誤りに陥ることがある。たとえば、松毬(まつかさ)のことを「まつぼっくり」という。「まつ」が松の意であることは明らかであるが、「ぼっくり」は、このままの形で考えても正解に達することはまずあるまい。しかし、この語が古く「まつふぐり」であった事実がわかれば、「ふぐり」は陰嚢(いんのう)のことで、その形状から松の陰嚢の意で命名されたことが判明する。

[山口佳紀・国広哲弥]

語源研究の限界


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百科事典マイペディア 「語源」の意味・わかりやすい解説

語源【ごげん】

個々の単語の原義。語の形式と意義との結合の発生に関する疑問は古代のインド,ギリシアにもみられるが,本格的な語源の研究,すなわち語源学は19世紀に始まる。印欧語などでは,比較言語学によってかなり語源をさかのぼることが可能である。言語学的方法によらず,たとえば〈ネコ〉を〈ネずみをコのむ〉の意とするような解釈は通俗語源,民間語源学などと呼ばれる。
→関連項目上代特殊仮名遣い名語記

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「語源」の意味・わかりやすい解説

語源
ごげん
etymology

 
 ()  étymon ( )   

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普及版 字通 「語源」の読み・字形・画数・意味

【語源】ごげん

ことばの原意。

字通「語」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の語源の言及

【ラテン語教育】より


使1

※「語源」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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