ギリシア語(読み)ギリシアご(英語表記)Greek

翻訳|Greek

精選版 日本国語大辞典 「ギリシア語」の意味・読み・例文・類語

ギリシア‐ご【ギリシア語】

 

(一)   姿
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ギリシア語」の意味・わかりやすい解説

ギリシア語
ぎりしあご
Greek


()


外的な歴史


2000

 8

1(a)(b)(c)
2西(a)西(b)

1(a)1(a)1(c)1(b)1(a)1(c)1(a)22(b)(1)西(2)

 1200B

 86西沿

 調8

 654

 退43216

 ()241453

 ()()

 1829退19769


ギリシア語の特徴

古典ギリシア語を中心に述べ、時代により、方言により異なる点は適宜補足する。

[田中利光]

音韻

*y*wB*sh*kw*gw*gwhpbphtdthkgkhnrs姿**ouū*ārieēēōūaiaubpphdtthgkkhshlrmn3

 ttssēiaieoiü3āaōoūuaeiouüauavafeuevefphthkhfθxbdgvðγhüi


形態

8

 ︿

 B


語彙

()

 

 ()

 

 



19621968

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改訂新版 世界大百科事典 「ギリシア語」の意味・わかりやすい解説

ギリシア語 (ギリシアご)
Greek


西

︿Mycenaean GreekB殿M. John Chadwick195214001200︿1pa-tepatēr︿wa-tuastu︿pe-mosperma︿wqu

8西2西西使//66//1

 Attic西︿

 ideaideaIdee︿speciospeciesnegotium︿a-scholiaa-scholianec otium︿︿negotiationacademycomedychorusechogymnasiummuseumorchestraschoolscenetheatretragedyepicgrammarlyricmagicperiodpoemchkhphthrhelephanthyacinthmethodphilosophyrhythm西

退philologygrammargrammatikē technē西school grammarnouncaseverbmodusvoicetensepresentperfectimperfectadverbpronounparticiplepartsof speechaccusative

 

 使katharevousaModern Greek900
 

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百科事典マイペディア 「ギリシア語」の意味・わかりやすい解説

ギリシア語【ギリシアご】

 
B148西西西4870
 

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世界の主要言語がわかる事典 「ギリシア語」の解説

ギリシアご【ギリシア語】

インドヨーロッパ語族に属する言語で、単独で語派を形成。古代ギリシア語はサンスクリットヒッタイト語と並んでこの語族の古い層に属し、その資料は紀元前1200年ごろのミュケナイ文明の粘土板文書(線文字B)にさかのぼる。前8世紀にはホメロスの叙事詩がうたわれ、諸方言が並立するなか、前5世紀にギリシアの政治的中心となったアテナイ(アテネ)の作家たちが、アッティカ方言を洗練された文章語(古典ギリシア語)として完成させた。前4世紀以降になると、アッティカ方言をもとに東地中海世界の共通語としてコイネー(共通ギリシア語)が成立、のちにそれがビザンティン帝国(東ローマ帝国)の公用語と、民衆語のコイネーに分化した。19世紀にオスマントルコから独立したギリシアでは、古典ギリシア語をモデルにしたカタレブサ(純正語)と、一般人の共通語として体系化されたディモティキ(民衆語)のいずれを公用語とするかで対立が続いたが、1976年から後者を公用語としている(現代ギリシア語)。キプロスの公用語でもあり、話者数は1200万人。古典ギリシア語は典型的な屈折語で、名詞や形容詞は性・数・格、動詞は人称・数・時制・相・法にしたがって曲用する(現代ギリシア語では、双数、与格、希求法などは消滅)。派生や合成による高い造語能力をもつ。表記にはフェニキア文字からつくられたギリシア文字が使われる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギリシア語」の意味・わかりやすい解説

ギリシア語
ギリシアご
Greek language

 
2414B8西 () 西  

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「ギリシア語」の解説

ギリシア語(ギリシアご)
Ellinika[ギリシア],Greek[英]


2000B98西191976

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旺文社世界史事典 三訂版 「ギリシア語」の解説

ギリシア語
ギリシアご
Greek

 

西使  

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世界大百科事典(旧版)内のギリシア語の言及

【英語】より


ModE()(1611)

【ギリシア文学】より


〔ギリシア文学とギリシア語〕
インド・ヨーロッパ語族の一派に属するギリシア語は,前12世紀のミュケナイ時代の末期の粘土板文書に姿を現してから,古典古代(前8~後5世紀),ビザンティン帝国(1453崩壊),現代ギリシアの独立(1829)を経て今日に至るまで,東地中海諸地域における共通言語の一つとして3000年以上の長きにわたる生命を保ちつつ,日常言語としてはもとより,文学作品,公式記録,外交文書の言語としてきわめて重要な位置を占めてきた。その強靱な生命力と洗練された表現力に匹敵するものはラテン語と中国語あるのみかと思われる。…

【コイネー】より


︿common dialect5AtticIonic

【態】より


passive voicebemiddle voicelouō︿louomai︿

【ラテン語】より


西使()︿

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