デジタル大辞泉 「道案内」の意味・読み・例文・類語 みち‐あんない【道案内】 ﹇名﹈(スル) 1 道を知らない人を導いて連れていくこと。また、その人。﹁地元の人に道案内してもらう﹂ 2 道の方向や距離などを記して、道ばたに立てる木や石。道標。みちしるべ。 [類語]案内・ガイド・手引き・先達・露払い・導き・誘導・先導・嚮(きょ)導(うどう) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「道案内」の意味・読み・例文・類語 みち‐あんない【道案内】 (一)〘 名詞 〙 (二)① 道の方向や距離などを記して立てたもの。みちしるべ。道標。 (三)② 道などを教えるために先導すること。また、その人。案内。嚮導。 (一)[初出の実例]﹁山人や畠かけて道案内﹂(出典‥俳諧・文政句帖‐七年︵1824︶一二月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の道案内の言及 【目明し】より …幕府は1712年(正徳2)以来,禁止令を出しているが,犯罪者を捜査に使うことはなかなか根絶せず,また犯罪者でない通常人も手先に使うことがひろく行われるようになった。 江戸では町奉行所,火付盗賊改がこれを使い,地方では関東取締出役の用いた道案内がよく知られる。町奉行所では,三回︵さんまわり︶(隠密回,定︵じよう︶回,臨時回)の同心が給金を与えて雇っておく私的な使用人であり,同心が自筆の鑑札を与えておくだけで,奉行所の吏員ではない。… ※「道案内」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」