郷村断層(読み)ごうむらだんそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「郷村断層」の意味・わかりやすい解説

郷村断層
ごうむらだんそう

京都府北部、京丹後(きょうたんご)市網野(あみの)町にある地震断層。1927年(昭和2)の北丹後地震の際に旧郷村(網野町郷(ごう))で延長18キロメートルにわたる地震断層が生じた。郷―公庄(ぐじょう)間の道路には、上下で0.6メートル、左右で2.5メートルの食い違いを生じた跡が残り、国の天然記念物に指定されている。

織田武雄

『『奥丹後震災誌』(1928・京都府)』


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の郷村断層の言及

【網野[町]】より


西16696(1995)沿沿沿

※「郷村断層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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