日本歴史地名大系 「長生郡」の解説 長生郡ちようせいぐん 面積:二二六・九七平方キロ白子(しらこ)町・長生(ちようせい)村・一宮(いちのみや)町・睦沢(むつざわ)町・長南(ちようなん)町・長柄(ながら)町 県域南部の北東に位置し、西部の房総丘陵より北東部の九十九里平野にわたる郡域で、東は九十九里浜に臨む。明治三〇年︵一八九七︶郡域の南西部を占める上(かみ)埴(は)生(ぶ)郡︵旧埴生郡︶と、これを囲むように広がる長柄郡が合併して長生郡が成立した。旧埴生郡はおよそ現在の長南町の大半部と茂(もば)原(ら)市南端部に相当し、旧長柄郡域は茂原市とこれに隣接する白子町・長生村・睦沢町・長柄町および一宮町にわたり、一部夷(いす)隅(み)郡岬(みさき)町を含む。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報