陀羅尼経(読み)だらにきょう

精選版 日本国語大辞典 「陀羅尼経」の意味・読み・例文・類語

だらに‐きょう‥キャウ【陀羅尼経】

  1. 〘 名詞 〙だらに(陀羅尼)
    1. [初出の実例]「目をねむって気を落付け、一心に陀羅尼経を読まうとしても」(出典:武蔵野(1887)〈山田美妙〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の陀羅尼経の言及

【経幢】より

…一般に,八角形の柱状をなし,幢頂・幢身・台座の3部分より構成される。幢身には多くの場合陀羅尼(だらに)経文が刻まれ,台座は須弥壇式をなし,幢頂には火焰宝珠や宝形屋根がのり,また仏龕(ぶつがん)や瓔珞(ようらく)などの文様彫刻が施されたものもある。原形は傘蓋形式のものとみられている。…

※「陀羅尼経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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