風姿花伝(読み)フウシカデン

デジタル大辞泉 「風姿花伝」の意味・読み・例文・類語

ふうしかでん〔フウシクワデン〕【風姿花伝】

 
77140025  

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精選版 日本国語大辞典 「風姿花伝」の意味・読み・例文・類語

ふうしかでんフウシクヮデン【風姿花伝】

 

(一)
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「風姿花伝」の意味・わかりやすい解説

風姿花伝
ふうしかでん


()14007()1()姿190942()()

 ()717840退()()()()()()9()()()

 ()()()()()()()()

 姿4060()姿



姿1940西65  196151   197324  1974 197617 姿1984

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改訂新版 世界大百科事典 「風姿花伝」の意味・わかりやすい解説

風姿花伝 (ふうしかでん)


︿姿

 7314007387220

 ︿1︿72︿93︿︿4︿45︿6︿7︿︿

 21909

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百科事典マイペディア 「風姿花伝」の意味・わかりやすい解説

風姿花伝【ふうしかでん】

 
︿︿()()︿14001418︿︿︿︿7
 

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「風姿花伝」の解説

風姿花伝
ふうしかでん


()79()9()71400(7)18

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「風姿花伝」の意味・わかりやすい解説

風姿花伝
ふうしかでん

世阿弥著。通称『花伝書』。能楽の芸術論を述べた秘伝書で,応永7 (1400) 年から同9年頃に,亡父観阿弥の教えを祖述したもの。第一年来稽古条々,第二物学条々,第三問答条々,第四神儀云,第五奥義云,第六花修云,第七別紙口伝,の7ヵ条から成る。7歳より 50歳頃までを7期に分けて稽古の仕方を論じ,物まねとして女,老,直面,物狂,法師,修羅,神鬼,唐事に分けて述べ,演能の注意,芸の花の工夫を追求。能の歴史と家芸の尊厳などから,能作論,幽玄論に及ぶ。

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旺文社日本史事典 三訂版 「風姿花伝」の解説

風姿花伝
ふうしかでん

室町中期,世阿弥元清の能楽書
『花伝書』ともいう。1400〜02年ころ完成。年来稽古条々・物学 (ものまね) 条々・問答条々・神儀・奥儀・花修・別紙口伝の7編からなり,能における「花」「幽玄」について述べ,能作論・演出法などを記した。亡父観阿弥の意見に自己の思索体験を加えたもので,能楽研究の根本資料。日本の代表的芸術論。

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とっさの日本語便利帳 「風姿花伝」の解説

『風姿花伝』

能の大成者、世阿弥(ぜあみ)が書き記した能楽書。能の修業の仕方から演出に至るまで広範囲な内容を持ち、稽古条々、物真似条々、問答条々、奥義など七編からなる。通称『花伝書』。

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世界大百科事典(旧版)内の風姿花伝の言及

【伊勢猿楽】より


4()3姿︿︿︿︿

【花鏡】より

…別名を〈はなのかがみ〉ともいう。父観阿弥の教えに基づいて書いた最初の能楽論《風姿花伝》に続いて,彼が40余歳のころからおよそ20年間にわたる芸得の神髄を書き連ねたもので,稽古に関する標語を表題として掲げた題目6ヵ条と,末尾の〈奥の段〉以外は〈……事〉と題する事書12ヵ条の計18ヵ条から成る。初め《花習(かしゆう)》という題名で14ヵ条にまとめていたものを,その後,数次にわたって増補し,最終的には1424年(応永31,著者62歳)か,その少し前に成立した。…

【花伝書】より

…《風姿花伝(ふうしかでん)》の通称。世阿弥が父観阿弥の遺訓に基づいてまとめた最初の能楽論。…

【呪師猿楽】より


︿︿姿︿(4)︿︿︿

【世阿弥】より


()99(6)3()姿40

【大和猿楽】より

…興福寺,法隆寺等の大和の寺社属で,その神事祭礼奉仕を根本的な義務とした猿楽。《風姿花伝(ふうしかでん)》神儀に,〈大和国春日御神事相随申楽四座〉として,外山(とび)(宝生座),結崎(ゆうざき)(観世座),坂戸(さかど)(金剛座),円満井(えんまんい∥えまい)(金春(こんぱる)座)の四座がみえており,室町初期にはこの四座が大和における代表的な猿楽座となっていた。この四座がやがて近江,丹波等の近隣諸座に対して優位に立ち,能の隆盛に中心的な役割を果たすのだが,その大和猿楽の歴史は平安時代にまでさかのぼる。…

【ワキ方】より


姿︿︿()

※「風姿花伝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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