飛行機(読み)ヒコウキ

デジタル大辞泉 「飛行機」の意味・読み・例文・類語

ひこう‐き〔ヒカウ‐〕【飛行機】

推進用のジェットエンジンプロペラを備え、前進に伴う空気流を固定翼によって揚力に変え、空中を飛行する航空機。動力飛行の初成功は1903年にライト兄弟によって成し遂げられた。
[類語]航空機旅客機

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精選版 日本国語大辞典 「飛行機」の意味・読み・例文・類語

ひこう‐きヒカウ‥【飛行機・飛行器】

 

(一)   ( [] aeroplane  ) 
(一)[](1908)
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「飛行機」の意味・わかりやすい解説

飛行機
ひこうき

飛行機とは


aircraftaeroplaneairplaneavionFlugzeug

 

 

 2

 199536880023400


飛行機の種類

推進の方法、エンジンの数、着陸装置の形態、主翼の形式などの諸観点から分類ができる。

推進方式による分類



1 

 1903使1953姿500YS-11

2 使

 使196019611.01.574725.06.0


エンジンの数による分類




降着装置による分類

使()

 174740024162


主翼の形式による分類



 


技術発展の歴史

航空技術の黎明

2018

 19調19

 18911896


ライト機の成功と各国への影響
アメリカ

19001902121903121741123659260()()3


ヨーロッパ

アメリカより一歩出遅れたヨーロッパでは、1906年、パリのバガテルで、ブラジル人サントス・ドゥモンがヨーロッパ最初の飛行に成功した。このときの記録は21秒、220メートルで、これが世界最初の公認記録となった。続いてフランスを中心にイギリス、ドイツ、その他の諸国で次々に新しい飛行機が試作されるとともに、その記録も目覚ましく向上し、第一次世界大戦の起こった1914年の時点で、世界記録は時速204キロメートル、航続距離1021キロメートル、高度6120メートルに達した。この間、1909年には、フランスのブレリオが自作のブレリオⅪ型単葉機で初めてドーバー海峡を横断し、航空史上に金字塔を打ちたてた(距離38キロメートル、時間32分)。1910年代の初めには、航空活動の中心地はアメリカからフランスに移っていた。

[木村秀政]

日本

1910431219()()()18771944219115570


第一次世界大戦と飛行機の発達

1914年に第一次世界大戦が始まると、飛行機は早速戦場に駆り出され、最初は偵察、爆撃などの目的に使われたが、のちには敵機を撃墜するための戦闘機も現れた。大戦前の飛行機はただ飛ぶことが目的であったが、各種の異なった用途に使われるようになると、それぞれの目的に適した設計が要求され、専門の機種が必要になってきた。ここに初めて、偵察機、爆撃機、戦闘機など用途別の機種が誕生した。大戦は1918年まで続いたが、4年間にわたる大戦の厳しい試練によって飛行機はたくましく成長した。大戦直後の1920年末における世界記録、時速313キロメートル、航続距離1915キロメートル、高度1万0093メートルを前記の6年前の記録と比較してみると、この間の目覚ましい進歩がうかがわれる。

 第一次世界大戦が終結すると、各国の航空開発への意欲は二つの方向に集中された。一つは定期航空輸送の開設、もう一つは未開拓空路への冒険的な挑戦である。飛行機によって、旅客、貨物、郵便物などを定期的に運送する定期航空は、すでに大戦の末期から各国でぼつぼつ行われていたが、1919年ごろから本格的なものとなり、1919年には乗客12人乗り、双発のファルマンF60ゴリアットのような本格的輸送機が早くも就航した。未開拓空路への挑戦も、大西洋、太平洋、北極などを舞台に華やかに繰り広げられた。なかでもアメリカのリンドバーグが1927年5月20~21日、スピリット・オブ・セントルイス号を操縦し、ニューヨーク―パリ間5809キロメートルを33時間39分で無着陸横断した飛行は、航空史上もっとも華やかな記録とされている。しかし、当時は飛行機の進路を定めてゆくのに、今日のように電波を利用する航法技術が実用されておらず、飛行機の航続性能も目的に対してぎりぎりいっぱいであり、エンジンや機体の信頼性も今日に比べてはるかに低かった。そのために、華やかな英雄を生む反面、多くの悲壮な犠牲者を出した。

 一方、日本の航空技術は、スタートで欧米諸国より数年立ち後れ、初めはもっぱら先進諸国の技術を導入、消化する方法でその発展を図ってきた。第一次世界大戦に日本は連合国側として参戦はしたものの、ヨーロッパの主戦場からはるかに離れていたためもあって、欧米諸国との格差は広がる一方であった。昭和初期になって国が航空技術の発展に力を入れ始め、多年外国から吸収、蓄積してきた技術がようやく開花し、1935年(昭和10)ごろから、欧米の水準と比べて見劣りのしない純国産機が次々に出現するようになった。1937年、飯沼正明(1912―1941)および塚越賢爾(つかごしけんじ)(1900―1943)が、東京―ロンドン間1万5357キロメートルを途中着陸時間を含めて94時間18分で翔破(しょうは)し国際記録を樹立した神風(かみかぜ)号、1938年藤田雄蔵(1898―1939)らによって1万1651キロメートルの周回航続世界記録を樹立した航研機などが、代表的な例といえる。

[木村秀政]

近代輸送機の出現

1930年から1935年にかけて、離着陸距離を短くするのに有効な主翼のフラップ、飛行中に着陸装置を翼や胴体の中に引っ込めて空気抵抗を小さくする引込み脚、飛行中ピッチを変えていろいろな飛行状態に適応できるようにした可変ピッチプロペラ、エンジンの高空における出力の低下を減らすスーパーチャージャーアルミニウム合金の薄板を使った軽くてじょうぶな応力外皮構造など、飛行機の性能や信頼性を向上するのにきわめて有効な各種の新しい装置や構造が一斉に実用化され、これらを組み合わせた近代的な低翼単葉形式が完成し、以後これが飛行機の標準的な形式となった。このような近代的な形式を取り入れた輸送機として代表的なものは、1935年に初飛行したアメリカのダグラスDC-3型である。1200馬力エンジン2基の双発で、乗員2人、乗客21人を乗せ、巡航速度毎時272キロメートルの性能をもっていた。DC-3型の特徴は、優れた性能もさることながら、その実用性、耐久性は無類で、第二次世界大戦中を通じて1万1000機も生産され、初飛行以来60年以上もたった今日、なお世界各地で飛んでいる。

[木村秀政]

第二次世界大戦とジェット機の登場

19391945使

 700()8001939He1781944Me262姿


ジェット輸送機の時代へ

1945年に第二次世界大戦が終わると、本格的なジェット化が始まった。ジェット機は、プロペラ機に比べてはるかに高速を出せるのが特徴なので、まずスピードに重点を置く戦闘機がジェット化され、続いて爆撃機、ついでその他の軍用機に及んだ。初期のジェットエンジンは燃料消費率が大きく、ジェット機は航続性能に難があったが、この分野で目覚ましい改良がなされるにつれて、民間輸送機にもついにジェット機が登場した。その先頭を切ったのは、1949年に初飛行し、1952年から定期航空に就航したイギリスのデ・ハビランド・コメットである。しかし、コメット機は1954年、設計上の欠陥から2機が相次いで高高度飛行中に胴体爆発事故を起こし、就航停止の不運にみまわれた。このため、本格的なジェット輸送機時代は、1958年イギリスのコメット4型とアメリカのボーイング707型の就航をもって始まりとする。ジェット輸送機の就航により、その巡航速度や乗客数はプロペラ輸送機の2倍内外となった。

 プロペラ機からジェット機への変化ほどはでではないが、各種の油圧機器、電子機器などの発達に伴う飛行機運用の機械化、自動化も著しく進み、飛行機の性能や信頼性の進歩に大きく貢献した。たとえば、ジェット機は高空を飛んだほうがエンジンの効率がよいので、高空における低温、低圧、酸素不足から乗員・乗客を守るため、客室内の空気を与圧して循環させる、いわゆる与圧客室が一般化した。与圧客室は1935年ごろから研究が始められ、第二次世界大戦中はB-29のような高空を飛ぶ長距離爆撃機で実用化され、戦後に開発されたプロペラ輸送機にはこれを用いるものが多くなったが、ジェット輸送機に至って必要欠くことのできないものとなった。またジェット輸送機の性能および信頼性の向上に伴い、各種の電子装置を利用した航法装置の登場は、交通機関としての飛行機を、地上、海上の他の交通機関と対等あるいはそれ以上の位置にまで高めるのに成功した。

 1947年、アメリカのイェーガーCharles E. Yeager(1923―2020)の操縦するベルX-1ロケット機が世界で初めて音速を突破した。飛行機の速度が音速(地上で毎時約1225キロメートル、成層圏で毎時約1060キロメートル)に近づくと、衝撃波の影響で空気抵抗が著しく増大するので、その壁を乗り越えて超音速で飛行するには技術的に多くの難問題を解決しなければならない。しかしこの壁もエンジンや空気力学の発達でついに突破され、1953年ごろにはジェット戦闘機が超音速で飛ぶようになり、2007年現在まで世界最高速の実用機であるアメリカのロッキードSR-71Aは時速3529.56キロメートル(音速の約3.3倍、すなわちマッハ3.3)の記録(1976年にマーク)を出している。現代では、戦闘機はもちろん、偵察機、爆撃機などの軍用機も超音速が普通になった。

 民間ジェット輸送機の速度は、1958年以来マッハ0.7~0.85が保たれているが、これはこのあたりの速度が輸送機としてもっとも経済的、実用的なためである。一方、英仏両国で共同開発したコンコルド、ソ連のTu-144は、ともにマッハ2.0以上を出せる超音速輸送機SST(supersonic transport)で、Tu-144は1977年にソ連の国内線に就航、コンコルドは1976年定期航空路に就航した。しかし、Tu-144は燃費効率が悪く、故障も多く発生したため、翌78年には運航休止となった。コンコルドは無事故で運航を続けたが、2000年7月パリで離陸直後に墜落、乗客ら113人が死亡する事故をおこした。その後も運航が続けられたが、経済性の悪さなどから、2003年に運航を終了した。以後、マッハ1を超えるジェット輸送機はつくられていない。

 飛行機の高速化と並んで大型化も進められ、推力20トンを超える強力なジェットエンジンの出現で、1972年には500人以上の旅客あるいは100トン以上の貨物を積んで、太平洋を無着陸で横断できるジャンボ機も実用化されるようになった。

[木村秀政]

第二次世界大戦後の日本の航空活動

19452081952195110使1958YSYS-111962819654266060641200180

 YS-11701547672112851982233030西116150V25001988()A320MD-90使767777305400211995

 1977()IHISTOL()()198538.7680480STOL


飛行の原理

揚力



1 A150100300750

2 2BB56033509調()

3 C

 

4 

 D使()


抗力および推力



1 222

2 E2()


離着陸の速度および距離

1.151.2

 1510.5F

 1.31.11.2使15


主要操縦装置

()

1 ()()G-(1)

 

 

 

2 

 

3 G-(2)

4 姿H6090

5 ()

 姿()

6() I


各部の構造


J


機体



1 3.759.0

 使使2.520021172.52153333463751027

2退 退退351.445260退SST退75

 退退退退退退variable geometry wingVG使

3 使

4 30V()

 TT

5 

 調2400調

6 ()241姿


エンジンの装備

ジェットエンジンの装備法は、初期にはかなりの種類があったが、今日では、民間機と軍用機でそれぞれ標準型ができた。民間ジェット機は双発以上が多く、エンジンをポッドに入れて主翼の下面に吊(つ)るか、胴体尾部の両側に取り付けるリアエンジン型が標準になった。リアエンジン型は、フランスのカラベル輸送機で初めて用いられた形式で、エンジン位置が高いので地上の異物を吸い込むおそれが少なく、エンジンから出た音の一部が翼に反射して地上に届かないため騒音が低く、翼の影響でエンジン吸い込み口の気流の方向の変化が少ないなどの利点がある。しかし、尾部に重量物が装着されるため機の前後のバランスがとりにくく、エンジンの整備がしにくいなどの欠点があり、今日では中・小型機に多く使われている。

 軍用機では、単発はもちろん、双発でも二つのエンジンを左右あるいは上下に並べて胴体内に装着したものが多い。

[木村秀政]

各種の装備品



 姿使

 使


現状と将来

大型化・高速化

飛行機のなかで輸送機は、以前に比べると大型のものが使われるようになった。これは世界的に、(1)航空旅客や航空貨物が年々増え続けてきたこと、(2)輸送機の運航経費のなかには、運航乗務員の費用などが大型機も小型機とほぼ同じですむものがあるので、大型機ほど乗客1人当り(あるいは貨物1トン当り)の運航経費が安くなる傾向があること、(3)とくに日本では、空港事情から運航便数が制限されているため、一度にできるだけ多くの乗客や貨物を運ぶ必要があること、などの理由による。また軍用機では、緊急時の大量輸送の要求や、戦車などの小型機では運べない兵器があることなどから大型化が進められた。以前は、その時代に巨人機とよばれていた輸送機はえてして非実用的であったが、今日の巨人機はエンジンや構造技術の進歩によって主力実用機としても成功していることが大きな進歩といえる。

 いまの最新技術を利用すれば、ボーイング747などよりも優れた大型機をつくれそうに思えるが、実際に開発するには巨額の費用がかかり、それを経済的に回収できるかどうかが大きな問題になる。

 一方、飛行機は、大型化とともに高速化も大きな課題の一つである。今日のジェット輸送機の多くは、マッハ0.8前後の速度で飛行するが、これは1950年代の初期のジェット輸送機とほとんど変わらない。その理由は、速度が音速に近づくと空気抵抗が急に増すので、そうなる手前の速度で飛ぶのがもっとも経済的だからである。次に経済的に飛べる速度は、一足飛びにマッハ2以上となる。この速度で飛行するSSTのように、長距離をずっと超音速で巡航するには、エンジンと機体の空力的な形を、超音速での燃料消費が少なくてすむようにくふうする必要がある。また材料も、空力加熱に耐えられるものでなければならない。

[木村秀政・久世紳二]

公害とその対策

SST使CO2使

1 

 1969FAA()1971ICAO()1977

 (1)(2)(1)(2)20

 

2 0.5/10002/1000


安全性



 9G16G90

 

 


新技術



1CCV ()()使使使

 便fly-by-wireFBW

 FBWactive control technologyACTACT使ACT使CCV

2STOL()VTOL() STOLVTOLSTOLSTOLPS-1US-11980An-741993STOLC-17VTOLBAeAV-8Yak-36STOVL()

3 19301960

 1940FRP使FRP使FRP使1960使251970F-14F-15F-16使F-181990F-22241980767A320199077710使

4 CRT

 

 CRTCRT

 FBW



1983便1992198119781992150198927 1981198219757471980198119821993
 
Tu-114
451.10m54.10m175.0t770km/h8950km1201701957©">

Tu-114
 
DC-8
1445.23m57.12m161.028t958km/h11150km224258631958©">

DC-8
 
737
228.35m30.53m49.442t915km/h2350km1151967©">

737
 

25.6m62.1m181.435t2.022180km/h6860km1001969©">


 
DC-10
3350.41m55.35m259.459t876km/h7780km2063801970©">

DC-10
 
L-1011
3347.35m50.17m195.048t948km/h9075km2563451970©">

L-1011
 
A300
44.84m53.62m157.5t860km/h5200km2513521972©">

A300
 
767
447.57m48.51m136.08t937km/h4000km2112362001981©">

767
 
A
©Shogakukan">

A
 
B
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B
 
C
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C
 
D
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D
 
E
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E
 
F
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F
 
G
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G
 
H
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H
 
I
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I
 
J
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J
 

©Shogakukan">


 
F60 
26.46m14.33m4.77t120km/h4000km121919©Shogakukan">

F60 
 
NYP-1 
西使14.3m8.36m2.379t208km/h1927©Shogakukan">

NYP-1 
 

28.0m15.0m9.0t240km/h1937©Shogakukan">


 
DH106 
34.97m33.99m75.383t809km/h6968km6081419494©Shogakukan">

DH106 
 
SE210 
34.3m36.2m58.0t810km/h1181955©Shogakukan">

SE210 
 
Me262
12.48m10.60m7.13t869km/h1941Me262B-1a/U1©Shogakukan">

Me262
 
BAe
VTOL7.70m13.91m10.4t0.951960GR.Mk1GR3©Shogakukan">

BAe

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改訂新版 世界大百科事典 「飛行機」の意味・わかりやすい解説

飛行機 (ひこうき)
aeroplane
airplane


17831201903

 1m31kgf1m219031m27kgf7471m2700kgf



 G.17991-a180919m2

 91O.2000Octave Chanute1832-191021-b

︿沿Clément Ader1841-1925189097

 1912

 111903121711-c42459260m

17831783179718521906Alberto Santos Dumont1873-193219190809725L.1-d36km3230010

191471203.9km/h6120m1021km1019091012

 ︿

 2

 12020

14西191930126117

 12119201930DC32471-e200km/h300km/h

19399212600km/h700km/h

 

 W.19303039824He1781-f40N141E28/39

 44Me262850900km/h

 2

19458211525258107074西

 60600.51.0705.02025t747DC10A30070

2.02.5SR71A3529.56km/h3.3

 800950km/h0.8707使

 SST197622.01006000km162SST

 28019506070

t

 VV5m/s5m/s270m/s970km/h270m/s25060m/s

 3-a

 調3-b

 2stall調200250km/h


VRrotation speed3510.7mV2take-off safety speed1.151.20VRV1critical engine failure speed1V1141V11352335115%15m1.31.2515m1.67

1使5-a使使使1930使USBupper surface blowingEBFexternally blown flapaugumenter wing5-b沿


123使使

 

 0.70.76000m800km/hAn221500086.2m747372t使

 123468便使使34使

 使使
 

姿36-a6-b6-c

 

 6-d

 6-e6-f

 使790

 使HSS/H

 fly-by-wire


使34

 01225km/h11000m1062km/h0.80.9SR71A32.02.52.0SSTSST使

 0.80.9退θ8VVcosθ退θVcosθ退退351.4452.060退

 退退退退退退variable geometry wingVG使

 使supercritical wing90.820.89使使使

 1kg10E99%LM


1995SR71A25929m

 1m6000m

 2400m90150m/min調調調10.283m3/min


19707473.03.8m23使200便5.06.5m23-4-32-5-211使

 7472226919832350500600800



 12-a

 12-b

 12-cdihedral angle退退0

姿17474416

 1930西使

使

 

 4004.5使F15使25%FRP使使使使13使使使




 姿使CRTcathode ray tube便FMSflight management systemCRT



 ︿

 198070%西

1960調68退78GNP19683.4%76-791.8%832.3%8375812229091139116393NASA591901611065535126貿607貿

 NASAAirbus Industrie

2F28A300A310ATR42//

 1614197012198037.9%37.9%20%CASA4.2%198019802A3003001969A31020019787822

 European Space AgencyESA197511

 1949331250%100%100%75%46%SNECMA90%MBB2MTU1100%51%

 553419835133211982西12764198229000190001982

198053%95%STOL198125.5


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百科事典マイペディア 「飛行機」の意味・わかりやすい解説

飛行機【ひこうき】

 
 19031220001909L.1250km便21939He178193730.80.9SST 2500kg/m2100kg/m2 使 3()姿調 使使()使
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「飛行機」の意味・わかりやすい解説

飛行機
ひこうき
airplane; aeroplane

固定翼をもち,プロペラまたはジェットによって推進される航空機の総称。 1903年アメリカ合衆国のライト兄弟の動力飛行が成功して以来,飛行機は順調に発達し,現在は長距離の国際区間をはじめ国内でも主要な交通機関となっている。一般的な飛行機の構造は機体と動力装置からなり,機体は胴体,揚力を得るための主翼,飛行中の機体を安定させる尾翼,機体の体勢を制御する方向舵,昇降舵,補助翼などの操縦翼面,降着装置に大別され,これに動力装置を取り付けている。胴体内部には乗員,乗客,貨物,および操縦のための機器類が収容される。上下2枚の主翼をもつ複葉機は第1次世界大戦の中頃まで主流を占めていたが,現在では競技用や農薬散布に利用されるのみとなった。主翼が1枚の物は単葉機と呼ばれ,胴体と主翼の位置によって傘翼,高翼,中翼,低翼に分類される。現在はほとんど低翼単葉である。尾翼は普通水平尾翼と垂直尾翼からなり,それぞれの後縁に昇降舵と方向舵がつく。水平尾翼を垂直尾翼の上部に取り付けたT型尾翼もある。降着装置は陸上機が車輪,水上機がフロートや艇体をもつ。動力装置はプロペラとジェットに大別され,エンジンの種類によって前者はピストン機とターボプロップ機,後者はターボジェット機,ターボファン機に区別される。エンジンの種類にかかわらず,その数によって単発機,双発機,三発機,四発機などの区別がある。エンジンの取り付け位置は,プロペラ機では機首または主翼が普通。ジェット機では主翼前縁に突き出したナセルか主翼下面に吊り下げたポッドに収められる。また胴体の後部左右に取り付けたものもある。

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「飛行機」の解説

飛行機
ひこうき

1909年(明治42)以来軍事的観点から導入が進められ,10年12月,日野熊蔵大尉つづいて徳川好敏大尉が代々木練兵場で日本人として最初の飛行に成功。14年(大正3)海軍が追浜に横須賀海軍航空隊を,陸軍は翌年所沢に航空大隊を開設。22年空母鳳翔竣工。民間では22年に定期航空路が開設,28年(昭和3)日本航空輸送が国策会社として設立された。この頃から自主設計による飛行機製作が進み,日中・太平洋戦争期に生産は急増したが,敗戦により生産・研究は禁止された。51年国内航空が,54年国際線が再開。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「飛行機」の解説

飛行機
ひこうき
airplane

人間を乗せて固定翼の揚力によって飛ぶ乗り物
1903年12月17日,アメリカのライト兄弟によって最初の飛行が成功し,第一次世界大戦では偵察を主として行う新兵器となった。大戦後には新空路の開拓が積極的に行われるようになり,定期輸送便も開かれて世界を短時間で結ぶことが可能になった。第二次世界大戦期になると,各国は戦闘機をはじめとする飛行機の開発を進め,プロペラ機の限界にまで到達した。そこで新たにジェット機が実用化され,戦後にはワイドボディの大型輸送機も登場した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

デジタル大辞泉プラス 「飛行機」の解説

飛行機

けん玉の技のひとつ。玉を持ち、けんを振り上げて半回転させ玉にさす。2000年、日本けん玉協会により「けん玉の技百選」に選定された。

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世界大百科事典(旧版)内の飛行機の言及

【航空】より


11434000

 ()

【航空機】より


100130km/h()2

【航空機材料】より


 使

【交通】より


 1937姿

※「飛行機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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