出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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…COD(chemical oxygen demandの略)ともいう。水中の有機物と反応する酸化剤の消費量を酸素当量に換算してmg/lあるいはppm(1mg/l≒1ppm)単位で表示したもので,主として有機物による水質の汚染の指標として用いられる。…
…BOD(生物化学的酸素要求量)は水中の好気性微生物の増殖・呼吸により消費される溶存酸素の量で,本来は水系の酸素不足状態判定の指標であるが,日本では生物分解性有機物濃度の間接指標として,水質基準や自浄作用の推定に広く用いられている。COD(化学的酸素要求量)は微生物のかわりに過マンガン酸カリウムKMnO4や重クロム酸カリウムK2Cr2O7によって酸化される物質量を表し,藻類の現存量も評価できるので,湖沼・海域の有機汚染指標となる。また有機物は必ず炭素を基本元素として含んでいるから,赤外分析装置で迅速に測定できるTOC(total organic carbonの略。…
… 従来,イギリスの辞書は,固有名詞や風物誌的なものは母国語話者に自明ということでほとんど取り上げず,もっぱら語の意味・用法に重点をおく〈ことば典〉的性格に徹し,一方アメリカの辞書は百科事典的性格も備え〈こと典〉的傾向をもつといわれてきた。そのことは,イギリスの《簡約オックスフォード英語辞典》(COD。1911,第7版1982)とアメリカの各種カレッジ版辞書を比較してみれば明らかである。…
※「COD」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」