﹁海外で働きたい!世界中で通用するスキルを身につけたい!﹂
そう思っている人は多いだろう。
世界中どこにいても生きていけるようなスキルを備えていれば、人生の選択肢は大いに広がることは事実だ。
選択肢がある、保険があるという心理は人生にゆとりを与えてくれる。
29歳まで海外旅行にすら興味がなかった僕は30を前にして、自分と日本の将来に危機感を感じ外に飛び出した。
ここでは、海外移住した僕の経験をもとに﹁世界で通用するスキル﹂について書いてみたい。
まずは﹁海外で働く﹂準備を!何のスキルでどうやってお金を稼ぐのか?
海外移住に興味がある人は多いと思うけれど、何も考えず、準備せず﹁行けばなんとかなるっ!﹂と、浅い思慮で海外に出ることはやめてほしい。 まずは﹁どうやって海外でお金を稼ぐのか﹂を事前に、日本でしっかり考えよう。 海外への憧れだけ飛び出すのでなく、現地で﹁何の仕事をして、どうやってお金を稼ぐのか﹂を具体的に考えよう。計画を立てて戦略を練ろう。海外に飛び出す前に﹁海外の仕事﹂はいくらでも調べられる
いきなり無防備で飛び出す前に、日本でできることはたくさんある。- 海外駐在、海外支社勤務できる日本企業はないか
- 渡航前に面接できる現地企業はないか
- どんな仕事があって、どんなスキルが求められるか
- 必要な英語レベルは
- いくら稼げるか
僕自身は、「海外に出たい!」と思ってから海外に出るまで1年半の時間差があった。スグ会社を辞めれなかったのもあるが、その間、英語を本気で勉強しつつ海外で働く手段を色々探っていた。
今はネットを使えば、いくらでも調べる手段はある。
「海外で働く」を具体的・戦略的に
具体的に言えば、日本の就職エージェントを通して就職先を探すのが最も手っ取り早い。もっとも堅実に「海外で働く」を実現できる。
海外就職案件の多い大手エージェントは以下の3つ。
●リクルートエージェント
●ビズリーチ︵BIZREACH︶
●JAC Recruitment
実際に応募するか否かは別にしても、情報収集の糧に使うだけでも利用価値は高いのだ。どの程度英語レベルとどんなスキルの需要が高いのか?
これらを知っておいて損することはない。まずは、のぞいてみよう。
﹁リクルートエージェント ﹂は言わずと知れた最大手で成功実績No.1。手取り早く海外の仕事事情を知るのに最適だ。英語圏の求人案件も豊富。
ビズリーチも﹁海外勤務求人特集﹂があり海外希望者のサポートに積極的なエージェント。いずれも英文履歴書作成サポートなどのサービスがある。
﹁JAC Recruitment﹂は﹁英語転職.com﹂﹁海外転職.com﹂等の専門サイトも運営する老舗で、特に英国とアジア圏の海外就職において信頼性抜群。
いずれも登録&利用は無料。非公開案件は会員だけが見れるので、﹁今すぐ海外﹂という人でなくても、どんな案件があるか、必要なスキル、英語力はどの程度か調べてみるだけでも海外挑戦の準備として価値はある。
海外で働くなら﹁ビズリーチ﹂の海外勤務特集をチェック!
︻国・地域別︼海外勤務・海外企業の求人サイト・転職エージェントまとめ
﹁IT系スキル﹂で働く
世界で通用するスキルとして、最もおすすめなのはITスキルだ。海外ではICTともいう。 僕も日本で勤めていた頃はプログラマだった。大学時代もIT系の学部だったので、そのバックグラウンドは海外に出た後も大いに役にたった。高給で最強のグローバル・スキル
IT系の技術は世界でもそのまま通用する。 コマンドやスクリプト/プログラミング言語は共通だ。日本で身につけたITスキルはそのまま世界で活かせる。ITスキルが高ければ、英語はそこそこでもいい。最低限、職場のコミューケーションがとれれば仕事はある。 そして、ITエンジニアは日本とは違い海外では高給であることが多い。 同じ高給な職業でも弁護士や医者などは現地の免許が必要となるが、ITエンジンニアは違う。能力が示せれば仕事がもらえる。 実際、ぼくの知り合いにも海外で活躍するITエンジニアの知り合いもいるし、海外エンジニアのブログもたくさん見かける。IT系は海外で働く近道
IT系スキルは海外移住を成功に導くかなり現実的な手段といっていいだろう。 ここまで読んで、﹁いやいや、私文系だから無理﹂という人も多いだろう。でも大丈夫。今からITスクールでゼロから学んでIT職に就く道も可能だ。 海外ではこれはほぼ無理だけれど、日本では突然﹁理転﹂して、初心者が未経験からIT職をGetできるという不思議な環境がある。 基礎を学んでIT系の企業に入れば、キャリアを作れるのだ。 とりあえず、とっかかりとしてオンラインスクールなどでITスキルを習得するのがおすすめ。﹁Web系スキル﹂で働く
Web系スキルも上のITに含まれるのだが、別に書きたかったので切り離した。 上で述べた通り、ITが世界共通のスキルと言う点に加え、Web系ならばリモートワークしやすいというメリットもついてくる。場所と時間にとらわれないリモートスキル
あまり良くわからない人のためにもう少し簡単に書くと、もしあなたがWebサイトを制作し管理できるスキルと知識があるならば、メールなどで﹁ホームページをつくってほしい﹂という依頼を受け、自分のPCでホームページをデザイン&構築して、できあがったらインターネット上にデータをアップロードすればいい。 依頼主がそれを確認してOKなら、支払いをしてもらい仕事は完了する。電気とインターネットがある限り、世界中どこにいても作業できる。海外にいながら日本国内のクラウドソーシングで仕事をもらうこともできる。 もちろん、ITと同様に海外企業に就職してオンサイト勤務するという選択肢もある。海外で独立・フリーランスで働くことも
僕もここ10年はずっとWeb系の技術を追求してきたし、実際今、Web関連の仕事を得てリモートで働いている。 もちろん、リモートワークも簡単ではない。リモートワークならではのデメリットもあるけれど、やはりメリットが大きいので極めていく価値のある働き方だ。 特に海外に興味のある人は移動好きの傾向が高いので、場所が変わっても仕事を続けられるWeb系スキルは非常に魅力となるだろう。 僕は昔、組み込み系プログラマでハードありきのソフトの世界にいたので、問題が発生する度に現場に呼び出されていた。そこから比べれば、Web系の﹁身軽さ﹂はものすごく爽快である。料理人︵SUSHI︶で働く
料理人というのは、世界中どこでも食っていける。高給は期待できないが、シェフの募集は至るところで見かける。ニュージーランドでも、政府が発行する﹁長期不足職業﹂リスト﹂にはいつも﹁シェフ﹂が入っている。 和食の料理人なら﹁日本人﹂ブランドも大いに利用できる。いまや日本食の知名度は世界中で高まるばかり、海外のラーメン屋やお好み焼き屋などは人気店となる可能性が高い。﹁日本食﹂という看板を掲げれば集客できるので、韓国人や中国人らが自国料理店ではなく日本食屋を経営していることも稀ではない。 その中でも、やはり﹁SUSHI﹂は抜きん出ている。海外で人気のあるSUSHIは、日本のいわゆる寿司屋の﹁寿司﹂とはまた別物だという人達もいるけれど、﹁SUSHI﹂が世界で市民権を得たことによって恩恵を受けた日本人は多い。 海外でSUSHIの握れる職人は重宝される。僕も握れる。 今では世界から日本にSUSHIの技術を学びにくる人も多く、新宿にある﹁東京すしアカデミー﹂では、年々SUSHI職人を目指す外国人生徒が増えているという。 海外就職案件を見たい方は、東京すしアカデミーが運営するコチラの求人サイトをチェックしておこう。 寿司職人や日本料理・和食料理人の求人なら海外就職に強いSUSHI JOB