海外での歴史の授業ですが、私の経験では、日本よりもレポートを書くことが多いです。もちろん、歴史の授業には、日本と同じように暗記するという要素もあるのですが、自分で調べ、考えて書く、という作業が日本と比べて多いかな、と思います。結論の出ていない問題に対して、自分で考えるということが大事です。日本では、歴史論争になると、教科書の記述の議論に終止してしまうが、基本的に歴史教科書ってバイアスはさけられないのではないでしょうか?だから、いかに「真実」を教え込むか考えるよりも、生徒がいかに個人個人意見をもつように奨励できるか、考えるべきでしょう。