Sunday, November 4, 2012

世界有数の科学ジャーナルもあきれる日本のメディアのレベルの低さ

iPS細胞を心不全の患者さんに臨床応用したという森口尚史氏の嘘の業績を読売新聞が大々的に報道したことは記憶に新しいですが、それに関して世界有数の科学ジャーナルである「ネイチャー」が痛烈に批判している記事をつい先日発表しました。

基本的に私は英語論文などを日本語訳するのがとても嫌いなのですが、それをもってしてもこの記事はぜひ広く読まれるべきだと思ったので簡単ではありますが日本語に直してみました。元記事はこちら






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4 comments:



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    1. 大学教育の話はひとまず置いておくとして、報道に関しては今回の件を期に過度な商業主義に走ることなくジャーナリズムの基本に立ち返って欲しいですね。また我々情報の受け取り手もきちんと情報を吟味して報道が本来の役割を果たすよう圧力をかけていく必要がありそうです。

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  2. 新聞記者がかわいそうなのは、基本的には当日に起こった新しいこと(または過去の情報との差分)だけが報道の対象となること。持ち帰ってゆっくり検討する時間もなければ、予習も難しい。したがって、外部に頼れる人脈がないと、Natureの記事にあるようにおかしな事になる。自然科学の分野は(他の分野もそうかもしれませんが)極端に細分化されているので、この人脈作りが難しいのでしょうね。

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    1. NHK
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