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15 Jul 2007 - 10 Apr 2010
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北原白秋 【きたはら はくしゅう】

明治18125日〜昭和17112日。豊饒な官能と感覚によって、頽廃的、耽美的な歌を作った。後期には、伝統的な枯淡の世界へ向かった。


代表歌集
  • 「桐の花」 大正2
  • 「雲母集」 大正4
  • 「雀の卵」 大正10
  • 「白南風」 昭和9

代表作品

春の鳥な鳴きそ鳴きそあかあかとの草に日の入る夕 (『桐の花』大正2

病める児はハモニカを吹き夜に入りぬもろこしの黄なる月の出 (『桐の花』大正2

手にとれば桐の反射の薄青き新聞紙こそ泣かまほしけれ (『桐の花』大正2

草わかば色鉛筆の赤き粉のちるがいとしく寝て削るなり (『桐の花』大正2

君かへす朝のさくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ (『桐の花』大正2

時計の針Tと�Tとにるときするどく君をおもひつめにき (『桐の花』大正2

大きなる手があらはれて昼深し上から卵をつかみけるかも (『雲母集』大正4

飛びあがり宙にためらふ雀の子羽たたきて見居りその揺るる枝を (『雀の卵』大正10

昼ながら幽かに光る蛍一つ孟宗の藪を出でて消えたり (『雀の卵』大正10

照る月のさだかなるあかり戸に眼は凝らしつつひてゆくなり (『黒檜』昭和15)※1

(その他)




1 作者は晩年、ほぼ失明状態にあった。


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