88鍵盤電子ピアノ KORG(コルグ) B1WH X型スタンドセットを買いました

定期的を生存確認を兼ねたブログ執筆です。大丈夫です、今月も生きてます！さて今回は電子ピアノを買ったというお話。えっ？いい歳したアラフィフなおっさんが、何を今さらピアノをやろうと思ってるの？頭大丈夫？と思ったリアルな僕を知るそこの貴方。大丈夫です、頭はもともとちょっとネジが飛んでます。左右の指が非同期で動くきが全くしないので、僕は今更ピアノを学んでも無理だと思ってます。今回は娘のおねだりで電子ピアノ買いました。購入した電子ピアノは KORG の B1WH という機種です。先々週あたりに届いて娘が日々練習に勤しんでますが、せっかくなのでレビューでもしようかと思う次第です。

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娘による娘のための電子ピアノ選び

小学生の時からピアノが欲しいとは言っていた記憶はあります。まぁとりあえずはお安めのキーボードで遊んでもらえばよいかと思い買ったのが CASIO 32ミニ鍵盤電子キーボード SA-46 です。32鍵盤なので2オクターブ少々しか音は出せません。キーボードなので鍵盤の押し心地もペコペコですが、音色も 100 種類と多く、娘には長年楽しんでもらうことができました。

ところが流石に中学生ともなると騙しきれなくなってきました。騙し騙し使って来てもらったのですが、鍵盤が足りないと主張してくるようになったのです。こちらとしては本人が希望するフルートを去年買ってあげたばかりということもあり、おいそれとお高い楽器を買ってあげるわけには行きません。そこでクリスマスと誕生日を合算したプレゼントということでどうだっ！と主張してくるわけです。まぁ合算するよりかなりお高い買い物ではありますが了承することとし、お値打ちな価格のものという条件で、欲しい電子ピアノを決めてもらうことにしました。そこで娘がまとめた比較表の実物写真がこちら。比較対象とした機種は、KORG B1WH, KORG D1, Alesis Recital Pro だったようです。

画像を表をデータにしてみると以下のとおりです。個人的にも Amazon で調べていたのですが、スペックと価格のバランス的には KORG D1 一択かなーと思っていたのですが、娘が選んだのは B1WH でした。

	KORG B1WH	KORG D1	Alesis Recital Pro
セット内容	電子ピアノ X型スタンド X型イス	電子ピアノスタンドイス	電子ピアノ
鍵盤	88鍵盤アコースティックピアノを忠実に再現	88鍵盤低音部では重く、高音部ほど軽くなるグランド・ピアノのタッチ	88鍵盤アコースティックピアノを忠実に再現
音色	8	30	12
外寸(cm)	131.2 x 33.6 x 11.7	132.7 x 26.3 x 12.8	130 x 13.5 x 34
重量(kg)	11.8	16	12
色	本体：白スタンド：黒イス：黒	本体：黒スタンド：黒イス：黒	本体：黒スタンド：黒イス：黒
値段	40,800円	64,887円	40,423円

KORG B1WH を選んだ理由を聞いてみると、本体がホワイトであることと、スタンドとイスがX型で収納性に優れるという点でした。なるほど、確かにX型であれば折りたためばぺったんこになるので収納性に優れていそうです。男と女で見る目が違うって感じでしょうか。ちなみに前の週にヨドバシカメラに行ってピアノをいろいろ見てきたのですが、実店舗では KORG 製品を見かけることができず YAMAHA、CASIO、Roland の3メーカーばかりでした。KORG には昔の知人もいることもあり質の良い製品を作り続けていることは知っていたので不安感は少なかったのですが、できれば実店舗で触ってみておきたいところではありました。まぁぶっちゃけると店舗で触った限りでは、電子ピアノも高ければ高いほど鍵盤の押し心地も良ければ音も良いってのは素人の僕でも分かる感じでした。

KORG B1WH 開梱の儀

仕事に行ってる間に商品が届いたようです。当然娘が待てるわけもなく電子ピアノ本体は速攻で開梱され、帰った頃には手垢だらけになっていましたが、ブログのためにとスタンドとイスは未開梱にしておいてくれました。一応ピアノ本体の開梱写真は撮っておいてくれてました。

というわけで、改めて開梱の儀というわけで写真撮影。今まで使っていた CASIO SA-46 が本当におもちゃみたいに小さいです。

セットのイス。セット価格で安い割には意外とクッション性も良い椅子でした。高さは三段階に調節可能です。

こちらはセットのスタンド。こちらも高さは三段階に調節可能です。

諸々一式をセットするとこんな感じです。いやーアコースティックピアノよりもコンパクトで持ち運びも楽だし、設置場所も工面できそうで凄くいい感じです。一方でもちろん一般的な専用スタンドタイプと比較すると安定性は落ちるでしょうが、鍵盤を叩いてグラグラすることはない程度には安定しています。

二週間たった評価

学生の頃 MIDI を触っていたこともあり、電子音でピアノの音をリアル再現するのは難しいという固定観念を持っていました。当時はリアルなピアノの音がする MIDI 機器はものすごく高級機だけでしたからね。ですが25年も経てば時代も変わる、技術も変わるという感じで、めちゃくちゃ音がリアルです。普通にリアルなピアノの音がしてびっくりしました。 soundcloud にデモ音源がアップされているので音を聞いていただけるとよろしいかと。いやはやスタンドもイスも付いて4万円少々でこのクオリティーは凄いお得感があると思います。

今のところ、娘は暇さえあればピアノを触ってるので、良い買い物だったと思っています。電子ピアノの良いところはヘッドホンをすれば無音なので夜も安心して練習できるという点です。集合住宅では騒音に気を使いますが、電子ピアノなら安心です。調律も不要なのでちょっとピアノをかじるには電子ピアノは良い選択肢ではないでしょうか。せっかくなんで自分の趣味にあう曲をひいてもらいたいので、とりあえず思い出したかのように学生の頃に買ったファイナルファンタジーの楽譜集を引っ張り出してきて、いくつか曲をオーダーして覚えてもらうことにしました。幸いピアノ練習用の楽譜なので何曲か練習してくれてます。蛇足ですが、Amazon で見てみたらプレミア価格がついてて貴重品になってるようです。 th_2018-11-04.21.53.13.jpg