「Dual Monitor Taskbar」v1.22.021813
マルチモニター環境でメイン以外のモニターにもタスクバーを表示できるソフト。Windowsでは通常、タスクバーはメインモニターにしか表示されないため、メインモニター以外ではタスクボタンによるウィンドウ切り替えなどの操作ができないことに不満を感じている人も多いだろう。
そこで本ソフトを導入すれば、マルチモニター環境で2台目以降のモニターすべてにタスクバーを表示させることが可能。本ソフトは標準のタスクバーを2台目以降のモニター上にただ複製するのではなく、そのモニター内に表示されているウィンドウのタスクボタンのみを表示するのが特長。
たとえば、A、B、C、Dというアプリケーションを起動している状況で、このうちAとBのウィンドウはプライマリモニターに表示、CとDはセカンダリモニターに表示しているとする。この場合、本ソフトによって表示されるセカンダリモニターのタスクバーにはCとDのタスクボタンのみが表示される仕組み。セカンダリモニター内で集中的に作業しているときなど、余計なタスクボタンが表示されない分ウィンドウの切り替えが快適になる。
また、タスクバーの表示位置をデスクトップ上下左右のいずれかに変更したり、マウスカーソルがタスクバー上を離れた際に自動で隠す設定、標準のタスクバーを完全に複製するなどのオプションも備えている。設定画面を表示するには、タスクバー上の右クリックメニューから﹇Propertys﹈を選択すればよい。
そのほか、設定画面内にある“Window Manager”タブでは、特定アプリの起動時に指定したモニター上へ強制的に表示させる設定が可能。多くのアプリは起動時に前回終了時の表示位置を復元してくれるが、希に表示位置を記憶・復元してくれないアプリがあるのでそんな場合はこの設定で表示させるモニターを指定しよう。