お金にまつわること、とりあえず以下を見通しておけば、行きていけると思います。 フリーランス歴24年目のカグア!です。まあ最近は結局法人を清算して個人事業主になったので、シンプル会計で超らくチンでストレスフリーです。利益の半分強が手取りくらいになるので。超わかりやすくて見通し良いです。法人のときは全然見えなかったなー。 先日、保険の更新があり、改めて考える機会があったので、自分用として整理しつつ、さらせるところは晒します。参考になる人がいれば幸い!︵税率や金額はあくまでザックリと、ですのでご注意を。︶なお情報は2009年11月時点でのものです。 >>人気の﹁フリーランス﹂最新一覧はこちら。 Amazonで詳しく見る 楽天で詳しく見る 関連記事 >>独立しようかモヤモヤしている人へ >>やりたいことが見つかる5サイトと見つからないときの最後の方法 >>運動不足のデスクワーカーを無理矢理にでも健康にさせるオフィスにあったら嬉しいグッズ13選
1.税金や社会保険~みんなのために
Photo:licenseby30478819@N08 ●国民健康保険 ●国民年金︵ほぼ毎月︶ ●所得税︵ほぼ毎月︶ <国に納める税金 ●住民税︵ほぼ毎月︶ <地方に納める税金 ●国民年金基金︵毎月。これは、自分の厚生年金代わりに。任意。︶ 年金基金と同様に貯蓄の意味で小規模企業共済などもありますが、いちおう後述。あと、固定資産税や自動車の税金、消費税、介護保険、固定資産税・・・たくさんあります。
2.保険もろもろ~残される人のために
●生命保険~死亡保障 <この額をいくらにするか、という話ではライフネット生命さんが大変有益。例えば、自営業はサラリーマンより+2000万だそうです。遺族年金が無い為。あと子供の人数によっても変動。そのあたりも詳しく書いてあります。※生命保険見積り | ライフネット生命保険 ●医療保険、共済 <とりあえず、うちは入院62日までで、1日目から5000円にした ●住宅の保険 <火災保険、地震保険、家財保険 ●自動車保険 <これ結構する。しかも仕事で使う、ってするとかなり増える ●学資保険 ●パートナーの生命保険 ちなみに、私は若い頃、よくわからずに終身を選びましたが、まあ掛け捨てのほうが安いことは安い。持ち家かどうか、子供は何人か、などで変わるかと。 あと、高くても積立式の生命保険もかけておくと、万一の資金難︵たとえば納税時など~現金一括だもの︶のときに、一時的に借りられるので何気に便利。一度使いました。いきなり銀行で貸してって言っても借りられませんから。3.貯蓄~将来の自分や家族のために
●定期貯金︵勝手に引き落とされ別枠に貯金される。︶ ●小規模企業共済︵退職金代わりに。まとめて年1回入れられる分だけ、ただしもらうときに税金かかる︶ ●学資保険︵元本割れはするのですが、まあウチはかんぽを。︶ フリーランスの辛いところは安定がないことですが、それ以上に、会社が守っているところを自分で賄わなくてはならないところ。 死んでも遺族年金は出ませんし、職を失っても失業保険はありません。フリーランスは、好調なときほど節約して貯蓄、小額でも。4.住宅ローン~自分や家族のために
Photo:licensebyvastateparksstaff そもそも、個人事業主や個人会社ですと、過去3年が黒字でないと借りれないところ多いです。わたしは正社員時代に組んで、ことなきをえました。 ●住宅ローン<毎月。ボーナス払い返済方法は回避 ●固定資産税><年1回 ※ウチは資産価値は下がっているのに、路線価が上がってしまってて、トホホです。固定資産税はそれで算出されるので。 資産価値としては、まわりの物件など比べて﹁いくらで売れる﹂かに左右されます。いくら、路線価格が3000万だったとしても、その近隣の住宅が2000万で売ってたら3000万では売れないですからね。 そもそも家を買うと損だとかいう議論もあるわけですが、もっとも、私は買うこと自体苦労しました。不安定なのでローン審査降りなかったです。 SO銀行さん、SR銀行さん、断られました。結局、現金をある程度貯めて、今の最初の銀行さんに決まりました。今はJAに借り換え。信金系も手厚そうですね。 ちなみに、毎月いくら返済可能かがわかれば、これくらいの物件が妥当だYO!という資料がありましたので、引用します。 毎月の返済額10万円の場合 ●金利2.5%で返済期間20年の場合>1887万円 ●金利2.5%で返済期間30年の場合>2531万円 それに、自己資金を足して、諸費用を引くと購入可能額。 例‥自己資金500万で、毎月10万円、30年、金利2.5%、諸費用7%の場合、︵500万+2531万)÷1.07=約2832万 ※2004年・日経インテレッセより。算出方法は当時のものなのであくまで参考に。
5.生活費~今の自分や家族のために
●食費 ●光熱費 ●衣服、消耗品、修繕費、交遊費 ●住宅維持費 ●幼稚園代<これは毎月、大体3万円くらいですかね。 週末の家族サービス<コストとは考えたくないですが、やっぱりそれなりに体力・時間使います。 とにかく、税金の割合が高いガソリン、タバコ︵吸ってませんが︶、お酒は、極力節約。お酒ももう全然飲んでませんねえ。やれば出来るものです。結婚ともなれば、結婚式費用、引越し代。 あと、必要なのですが馬鹿にならないのが、自動車。購入費用&維持費。ただ、さすがに子供が出来ると、車無しでは厳しいわけで。 ●ガソリン代 ●自動車保険︵年1回10万円くらい︶ ●重量税︵車検︶︵年1回8万円くらい︶6.手当て
Photo:licensebyvastateparksstaff 一方、公的支援も受けられるものは受けましょう。ありがたいです。 ●住宅特別控除、扶養控除<節税 ●子供の医療費無し<これは自治体によって年齢上限など違いがあるようですが ●公共機関の利用<図書館や公民館、子育てセンター、公園など ●出産一時金<とりあえずは立て替えましたが ●治安維持や環境整備などなど。
7.事業継続費~対価を得るために
フリーランスはすべてが自分持ち。勿論、手付金として半分先払いとか、まあ小技はあるにはあるのですが、立替が基本。したがってすぐに動かせる現金が常に必要。 あと、目に見えないコストも考えておかないとすぐにショートします。移動時間や打ち合わせ時間など。 ●交通費<どうしても営業費用や打ち合わせ移動費用はかかります。 ●研究開発費・教育費<設備投資や勉強のための書籍購入。 ●交際費<イベント参加などもそうですかねえ、まとまると結構なります ●会計処理費用<うちは会計士の先生にお願いしているので、毎月数万円と、決算処理などで10万円前後。 ●携帯、プロバイダ代<最近、回線速度も落とし、プランも見直しました。全然問題無し! ●健康維持費、医療費<体が資本。 体力ですが、デスクワークが多く、あまり運動をしていなければ︵出来なければ︶、まあ30歳過ぎると徐々に体力落ちてきます。 体力が落ちると病気になりやすくなったり、回復時間が長くなったりと・・・いいことないです。病気になればなったで時間ロスと、医療費かかりますから。要注意。要運動。 ※このあたりはいつかエントリーしようかとも思ってます。 あと、実はこの中に、消費税が入ってます。そして私は、来年から介護保険も。プラス月4000円位でしたっけね。8.法人ならば
●消費税<売上1000万以上になったならば、その2期後5%︵ただし、2期前が存在しない1期と2期は実質無いですが︶ ●法人税<黒字になったならば、利益の約30%︵ただし、利益が無くとも地域に、法人市民税などを、年1回7万円︶ ●年末調整費用など会計士の先生の報酬<年1回、10万円位 上記2つは、発生すれば現金一括払いで、かつ、たいていそれなりの額なので、キツい時はキツイ。でも、まあ売上げがあったからこその税、とポジティブシンキング! なお、個人事業主の場合は、まあ2月の確定申告時にレシート集計して・・・、と一気に出来ますが、法人化したら毎月しっかり帳簿をつけ入力し、期末に決算処理しなくてはなりません。これも忙しいとホント寝る暇無いです。※1 あと、2月には、自分のために確定申告、帳簿処理をします︵もしくは会社としてするか、ですが︶。 会社をやってみてわかったのは、たしかに﹁法人﹂という人を養っているのだなぁ、ということです。うまく言ったものです。9.年末に向けての準備
というわけで、こういったことを年末にドカっと整理します。払いすぎた税金があれば、何とか戻ってくるように。あと、運が良ければ、幼稚園代が少し戻ってくることもあるみたいな。 で、以下をファイルしたり、必要書類をとってきたりします。 ●10月くらいから、生命保険など﹁支払込証明書﹂類 ●︵住宅ローンがあれば︶住宅ローン特別控除の用紙 ●住民票︵たしか住宅控除で必要だったような。︶ ●e-Taxをするなら、電子証明書やカードリーダー。あと事前練習。<要IE&JAVAの最新版 青色申告したほうがいいよ!ってよく言われるのですが、何せ年1回しかしないことなので、難しいのとどうも忘れてしまうのと、・・・正直やってません。まあ、何にせよ全部ボーナスについて
フリーランスあるあるなのですが、自営業に理解のないパートナーさんとの共同生活をされている場合、ボーナスがないことに、たいてい言及してきます。 まあ、ママ友とのちょっとした会話で、ボーナス払いでなんとか車かったわよ、とかいろいろ出てくるので仕方ないのですが。 それを回避するために、16ヶ月分で按分して毎月貯めておくしかないです。 ・ ・ ・ ・ ・ まだ何かあったような気がしますが、間違いなども含め、ご指摘頂ければ嬉しいです。 いくらかでも、戻ってきてくれぇ!・・・しかし、こうしてみると私って、保険や住宅業界のいいお客さん!?フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。 | きたみ りゅうじ |本 | 通販 | Amazon
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いよいよ増税ですね。 >>やがてくる大増税時代に豊かに生活するために準備すべきこと – 分裂勘違い君劇場 保険の切り替え、といっても意外と安くならない。 >>第19回 保険の切り替えで妻をどう説得する?[前編] | R25 うーん、このへんは永遠のテーマですよね。 >>10年以上のローンはだめです – Chikirinの日記 とにかくキャッシュを用意しておけば大丈夫。 >>不動産購入に関する一つの︵ショックな︶気付き – ニューロサイエンスとマーケティングの間 – Being between Neuroscience and Marketing かけすての安いのくらいは入っておいたほうがいいとは思う。パートナーはなるべく高く入ってほしいのだろうけど。 >>アゴラ : それでもあなたは生保に入りますか? 最近は地元スーパーってほんと安くなりましたよね。 >>ネットで出来るだけ物を安く買える方法やサイトを調べた – かちびと.net ※1 データ入力して会計士の先生にデータ提出するのが毎月、です。法人税や預かり金の納めは、コメントでご指摘いただいているように﹁従業員10名以下なら納付処理が6ヶ月ごと﹂です。たしかに毎月はしんどいです。追記 09/11/12 22:48 ・ ・ ・ ・ ・ >>安っ!アマゾンで半額以下になっている食品タイムセール セール特設ページを見る ↓↓↓無料のニュースレターを配信中です稼ぎがなくとも前年所得で税金は追いかけてくる。