Windows 10 の縦書き表示について
WZW2 の縦書き表示で、﹁―﹂︵ダッシュ︶や﹁…﹂︵三点リーダ︶など一部の記号が横向きのまま回転しない現象の原因は、Windows 10 の不具合によるものとなります。
WZW2 で可能な対策としましては、下記の操作をおこなうと回避可能です。ただし、音引きの﹁ー﹂の向きが逆になるなど若干の違和感が発生します。
●﹁表示メニュー‥設定﹂で﹁DirectWrite﹂をONにしてOK
体験版から製品版の移行について
WZW2 体験版から製品版へ移行するには、下記の手順をおこないます。 ●﹁価格・購入﹂ページからライセンスを購入します。 シリアル番号とライセンスキーが発行されます。 ●﹁ダウンロード﹂ページから製品版をダウンロードします。 ダウンロードには、シリアル番号と登録者名が必要となります。 ●ダウンロードした製品版を起動してセットアップをおこないます。 セットアップには、シリアル番号とライセンスキーが必要となります。 製品版をセットアップすると、体験版の設定を引き継ぎます。 体験版の設定を製品版に引き継がない場合は、体験版をアンインストールしてから、製品版のセットアップを実行してください。プレビュー版から製品版の設定引き継ぎについて
WZW2 のプレビュー版をインストールされた場合は、プレビュー版をアンインストールしてから製品版のセットアップを推奨します。 プレビュー版の設定を製品版に引き継ぐ場合は、下記の操作をおこないます。 ●WZW2 製品版のセットアップを起動 ●セットアップ先に、プレビュー版のフォルダを指定 ●﹁上書きセットアップ﹂を実行製品版のアップデートの設定引き継ぎについて
WZW2 製品版は、ダウンロードページから最新版へのアップデートがおこなえます。 上書きアップデートを実行すると、各種の設定はそのまま引き継がれます。WZW1 からの設定引き継ぎについて
WZ Writing Editor 1 の設定を引き継ぐには、下記の操作をおこないます。 ●[ウィンドウ]メニューの[バージョン情報]を実行 ●﹁WZW1 の設定引継﹂をクリック縦書きの文字表示について
WZW2 の DirectWrite による縦書きのテキスト表示は、下記のフォントで動作を確認しています。 ●MS 明朝、MS ゴシック、メイリオ、游明朝、游ゴシック ※﹁游明朝﹂﹁游ゴシック﹂フォントは、Windows8.1 以降のOSに標準で添付されています。 上記以外のフォントを使用するには、DirectWrite を OFF に設定するか、下記の﹁微調整﹂をおこないます。 DirectWrite を OFF に設定するには、設定プロパティシートの﹁基本﹂タブ﹁テキストの表示﹂グループ﹁DirectWrite﹂を﹁OFF﹂にします。 縦書きテキストの DirectWrite による表示には、下記の制約があります。 ●長音記号﹁ー﹂の筆入りは、右からの表示となります。 ●﹁〝﹂﹁〟﹂記号の表示形態は、DirectWrite を OFF にしたときの表示と異なります。 ●文字の上部が欠ける場合があります。この場合は、設定プロパティシートの﹁基本﹂タブ﹁縦書き﹂グループ﹁微調整﹂の﹁全体y﹂の数値指定で表示を調整できます。 ●句読点や記号の表示位置がずれる場合があります。この場合は、設定プロパティシートの﹁基本﹂タブ﹁縦書き﹂グループ﹁微調整﹂の﹁句読点﹂﹁半角﹂﹁縦中横﹂﹁かな小文字﹂﹁記号﹂の数値指定で表示を調整できます。文字のベクトル表示について
WZW2 のベクトル表示は、DirectWrite とは異なる WZW2 独自の機能です。 ﹁MS 明朝﹂﹁MS ゴシック﹂フォントは、16ポイント未満ではビットマップでの表示となり、DirectWrite による高品質な表示に対応しません。 このような場合に WZW2 のベクトル表示を使用すると、TrueType によるベクトル描画が有効となり、ビットマップと比較して速度は低下しますが視認性が向上します。 ベクトル表示をONに設定するには、設定プロパティシートの﹁基本﹂タブ﹁テキストの表示﹂グループ﹁ベクトル表示﹂を﹁ON﹂にします。表示や速度について
文字の表示品質を良くしたい | ファイルメニュー「PDF 出力モード」を OFF 設定ダイアログ「DirectWrite」を「ON」に設定 |
テキスト表示を早くしたい | 設定ダイアログ「DirectWrite」と「ベクトル表示」を「OFF」に設定 |
起動を早くしたい | 設定ダイアログ「IME の初期化」を「OFF」に設定 |