AndroidのCPUは528Mhzのものを搭載していますが、消費電力を減らすためにデフォルトは384MHzまでクロックダウンされて動作しています。
電池持ちよりも文字変換とかスクロールのカクツキを改善したい!という方は是非これから紹介するクロックアップとスワップを行ってみてはどうでしょうか。
どちらも自己責任でお願いします。
まずはHT-03AのRoot権限を取得!
まずはRoor権限を取得してAndroidを自由に弄れる様にします。Root権限を取得するには色々な方法がありますが、一番簡単な方法を紹介します。
ダウンロード元URLを探す事ができなかったので﹁setupsu﹂で検索してダウンロードしてください。
次にsetupsuを実行します。通常のブラウザからダウンロードした場合はそのまま実行できますが、Steelからダウンロードした場合は﹁ASTRO﹂というアプリケーションから実行します。︵フォルダ階層は→/sdcard/steel/downloads︶![](https://mobilelaby.net/images/~2014/setupsu_ss.jpg)
ダウンロード元URLを探す事ができなかったので﹁setupsu﹂で検索してダウンロードしてください。
次にsetupsuを実行します。通常のブラウザからダウンロードした場合はそのまま実行できますが、Steelからダウンロードした場合は﹁ASTRO﹂というアプリケーションから実行します。︵フォルダ階層は→/sdcard/steel/downloads︶
![](https://mobilelaby.net/images/~2014/setupsu_ss.jpg)
HT-03Aのパワーを100%解放する「OverclockWidget
Androidマーケットで﹁OverclockWidget﹂をダウンロードします。﹁overclock﹂でヒットしますよ。
![](https://mobilelaby.net/images/~2014/overclockwidget_ss.jpg)
ホーム画面に﹁OverclockWidget﹂を貼り付けたらタップします。すると現在設定されている最小クロック数と最大クロック数が表示されます。![](https://mobilelaby.net/images/~2014/ovcw_hznowset.jpg)
Advanced Settingをタップすると詳細な設定画面が表示されます。 ﹁Screen On Freq Setting﹂のMaxにて﹁528000﹂を設定することでクロックアップが可能です。 クロックアップを行う事で消費電力が気になる人はMinに﹁128000﹂を設定しましょう。 高負荷時には528MHzで動作し、低負荷時には128MHzで動作します。![](https://mobilelaby.net/images/~2014/ovcw_advancedset.jpg)
このままだと電源を切った時に再度OverclockWidgetの設定をしないといけないので、Auto start on bootにチェックを入れてSaveをタップします。これでクロックアップは終了です。![](https://mobilelaby.net/images/~2014/ovcw_startboot.jpg)
![](https://mobilelaby.net/images/~2014/overclockwidget_ss.jpg)
ホーム画面に﹁OverclockWidget﹂を貼り付けたらタップします。すると現在設定されている最小クロック数と最大クロック数が表示されます。
![](https://mobilelaby.net/images/~2014/ovcw_hznowset.jpg)
Advanced Settingをタップすると詳細な設定画面が表示されます。 ﹁Screen On Freq Setting﹂のMaxにて﹁528000﹂を設定することでクロックアップが可能です。 クロックアップを行う事で消費電力が気になる人はMinに﹁128000﹂を設定しましょう。 高負荷時には528MHzで動作し、低負荷時には128MHzで動作します。
![](https://mobilelaby.net/images/~2014/ovcw_advancedset.jpg)
このままだと電源を切った時に再度OverclockWidgetの設定をしないといけないので、Auto start on bootにチェックを入れてSaveをタップします。これでクロックアップは終了です。
![](https://mobilelaby.net/images/~2014/ovcw_startboot.jpg)
さらに高速化を実現する「Swapper」
クロックアップだけでも高速化を体感できるんですが、どうせならSwapもしてしまいましょう。
まずは、AndroidSDKを以下からダウンロードします。 Android 1.5 SDK, Release 3 | Android Developers
ダウンロード後、HT-03AをPCに接続します。ここでWindowsユーザーはUSBドライバをインストールするよう求められます。CPUがインテル製なら﹁android-sdkusb_driverx86﹂を、AMD製なら﹁C:Documents and SettingsCOMMANDandroid-sdkusb_driveramd64﹂を指定してあげます。
ドライバのインストールが終わったらコマンドプロンプトを起動し、以下の手順で準備を進めてきます。
まずは、AndroidSDKを以下からダウンロードします。 Android 1.5 SDK, Release 3 | Android Developers
ダウンロード後、HT-03AをPCに接続します。ここでWindowsユーザーはUSBドライバをインストールするよう求められます。CPUがインテル製なら﹁android-sdkusb_driverx86﹂を、AMD製なら﹁C:Documents and SettingsCOMMANDandroid-sdkusb_driveramd64﹂を指定してあげます。
ドライバのインストールが終わったらコマンドプロンプトを起動し、以下の手順で準備を進めてきます。
2. PC に USB でつないで adb shell (要SDK)
3. /system/xbin/su
suになる
4. mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock3 /system
su コマンドを作成するために、/system を書き込み可能でマウントし直す。
5. cd /system/bin
binに移動
6. ln -s /system/xbin/su su
suコマンドをbin下に作成
7. 各種コマンドをbin下に作成
ln -s /system/xbin/busybox mkswap
ln -s /system/xbin/busybox swapon
ln -s /system/xbin/busybox swapoff
ln -s /system/xbin/busybox free
8. mount -o remount,ro /dev/block/mtdblock3 /system
リードオンリーに戻す、これで終わり
情報元:【クロックアップ】docomo PRO HT-03A root1【ROM焼き】
HT-03AをPCから取り外してAndroidマーケットから﹁Swapper for Root user﹂をダウンロードします。
![](https://mobilelaby.net/images/~2014/swapper_ss.jpg)
Swapperを実行して﹁Swap ON﹂をタップします。 エラーがなければ﹁Turning swap off(file)﹂以外のパラメータが﹁OK﹂となります。![](https://mobilelaby.net/images/~2014/swapper_ss2.jpg)
上手くSwapに成功したら﹁setting﹂をタップして設定を行います。ここら辺は使用用途でオススメの設定値が変わってくるので色々触ってみてください。設定の説明だけ以下に記載します。 Run swapper at startup‥スタートアップ時にSwapperを起動します。 Swap place‥Swapファイルの保存先。 Swap size‥Swapファイルのサイズを指定。 Swappiness‥Swap発生率︵Swapを頻繁に起こすと処理速度は低下します。︶ Advanced preferences‥パーティションを区切ってスワップ領域を作成。![](https://mobilelaby.net/images/~2014/swapper_ss3.jpg)
swapに成功しているとGet Informationをタップした時に動作状況を確認することができます。![](https://mobilelaby.net/images/~2014/swapper_ss4.jpg)
![](https://mobilelaby.net/images/~2014/swapper_ss.jpg)
Swapperを実行して﹁Swap ON﹂をタップします。 エラーがなければ﹁Turning swap off(file)﹂以外のパラメータが﹁OK﹂となります。
![](https://mobilelaby.net/images/~2014/swapper_ss2.jpg)
上手くSwapに成功したら﹁setting﹂をタップして設定を行います。ここら辺は使用用途でオススメの設定値が変わってくるので色々触ってみてください。設定の説明だけ以下に記載します。 Run swapper at startup‥スタートアップ時にSwapperを起動します。 Swap place‥Swapファイルの保存先。 Swap size‥Swapファイルのサイズを指定。 Swappiness‥Swap発生率︵Swapを頻繁に起こすと処理速度は低下します。︶ Advanced preferences‥パーティションを区切ってスワップ領域を作成。
![](https://mobilelaby.net/images/~2014/swapper_ss3.jpg)
swapに成功しているとGet Informationをタップした時に動作状況を確認することができます。
![](https://mobilelaby.net/images/~2014/swapper_ss4.jpg)
おまけ
僕もswapを何度か失敗しており、ずっと打開できませんでしたが、ようやく打開方法がわかったので書いておきます。
①/system/binに作成されるシンボリックを全て削除します。 ②/system/xbinをフォルダごと削除します。 ③setupsuを再度実行 ④全コマンドを再作成 ⑤Swapperにて再度﹁Swap On﹂を実行
UNIXコマンドを理解していない方は絶対やらないように。また、Root権限を取得してクロックアップやswap化を行うのは端末改造に当たり、NTTドコモやHTCの保障が受けられない可能性があります。
①/system/binに作成されるシンボリックを全て削除します。 ②/system/xbinをフォルダごと削除します。 ③setupsuを再度実行 ④全コマンドを再作成 ⑤Swapperにて再度﹁Swap On﹂を実行
UNIXコマンドを理解していない方は絶対やらないように。また、Root権限を取得してクロックアップやswap化を行うのは端末改造に当たり、NTTドコモやHTCの保障が受けられない可能性があります。