埼玉県立大宮工業高等学校
埼玉県さいたま市にある高等学校
埼玉県立大宮工業高等学校︵さいたまけんりつおおみやこうぎょうこうとうがっこう︶は、埼玉県さいたま市北区本郷町に所在する、男女共学の工業高等学校である。略称は﹁みやこう﹂で、埼玉県立大宮高等学校︵﹁おおこう﹂︶との区別が図られている。
埼玉県立大宮工業高等学校 | |
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過去の名称 |
大宮町立工業学校 埼玉県大宮工業学校 埼玉県大宮工業高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 |
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設立年月日 | 1925年5月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制・定時制 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
機械科 電子機械科 電気科 建築科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D111210000502 |
高校コード | 11143A |
所在地 | 〒331-0802 |
外部リンク | 公式サイト |
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概要
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全日制は2年生から4科とも﹁専門コース﹂と﹁カレッジコース﹂に分かれる。専門コースでは専門的知識・技術を深め、カレッジコースでは理工系の大学進学に対応する。
近年の全日制の卒業生の進路は、就職が最も多く約6割、大学は約2割、専門学校は約1割となっている。
定時制は2000年から単位制を導入し、工業技術科での募集だが、興味・関心に応じて機械・建築の科目が選択で学習できるように、1・2年では全員共通科目を学び、3・4年で﹁機械コース﹂と﹁建築コース﹂の2つに分かれる。
設置学科
編集全日制
編集- 機械科
- 電子機械科
- 電気科
- 建築科
定時制(単位制)
編集- 工業技術科
- 機械コース
- 建築コース
- 工業技術科
沿革
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出典︵特記以外︶…[1]
●1925年︵大正14年︶
●5月1日‥大宮町立工業学校として夜間授業を開始。
●7月29日‥乙種工業学校として設立認可。
●1928年︵昭和3年︶3月29日‥同窓会組織として大宮工業会発足。
●1935年︵昭和10年︶
●2月13日‥甲種工業学校に昇格し、昼間の第1本科と夜間の第2本科を設置。
●8月12日‥大宮町大字大宮2857番地の新校舎へ移転。
●1937年︵昭和12年︶7月‥校歌を制定。
●1938年︵昭和13年︶8月31日‥埼玉県大宮工業学校に改称。
●1948年︵昭和23年︶4月1日‥埼玉県大宮工業高等学校と改称。
●1949年︵昭和24年︶4月1日‥第1本科を全日制に、第2本科を定時制に改める。電気科を設置。
●1950年︵昭和25年︶7月20日‥大宮市大字櫛引の新校舎へ移転。
●1952年︵昭和27年︶4月1日‥建築科を設置。
●1963年︵昭和38年︶1月1日‥埼玉県に移管され、埼玉県立大宮工業高等学校に改称。
●1968年︵昭和43年︶‥第40回選抜高等学校野球大会に初出場、初優勝[2]。
●1980年︵昭和55年︶ - 1982年︵昭和57年︶‥大宮市本郷町の新校舎︵現在地︶に移転。跡地は埼玉県立大宮中央高等学校︵通信制・単位制通信制・単位制定時制︶、さいたま市立大宮西部図書館などに転用。
●1982年︵昭和57年︶4月1日‥全日制を男女共学とする。
●1990年︵平成2年︶4月1日‥全日制に電子機械科を設置。
●2000年︵平成12年︶
●4月‥定時制に単位制を導入し、工業技術科を設置。
●11月‥創立75周年記念式典を挙行。
●2015年︵平成27年︶11月‥創立90周年記念式典を挙行。
●2022年︵令和4年︶埼玉県立浦和工業高等学校と統合して、新しい工業高等学校へ移行する事が明らかとなる。
●2025年︵令和7年︶当年度をもって募集停止[3]。
●2026年︵令和8年︶当校の所在地に、浦和工業高等学校と統合した新しい工業高等学校が開校する︵予定︶。
学校行事
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全日制には競歩大会があり、埼玉スタジアム2002で開催される。男女とも12(11.8) kmを徒歩やジョギング、またはランニングで制限時間3時間以内でゴールしなければならない。
また、球技大会は1学期と3学期にあり、1学期はサッカー・バレーボール・卓球 、3学期はサッカー・バスケットボール・卓球となっている。
クラブ
編集運動部
編集野球部・柔道部・剣道部・自転車競技部・ソフトボール部男女・硬式テニス部・ソフトテニス部・ サッカー部・陸上競技部・バスケットボール部・バドミントン部・バレーボール部・卓球部・山学部[注釈 1]
野球部
編集野球部は春・夏1回ずつ甲子園出場経験があり、1968年の第40回選抜高等学校野球大会で初出場・初優勝を飾り、埼玉県初の春の選抜大会優勝校となった。
- 1968年 - 第40回記念選抜高等学校野球大会出場(初優勝)
- 1968年 - 第23回国民体育大会出場
- 1968年 - 第50回記念全国高等学校野球選手権大会出場(2回戦敗退)
文化部
編集建築研究部・写真部・美術部・内燃部・文芸部・ラジオ部・電気研究部・釣り部
愛好会
編集著名な卒業生
編集プロ野球選手
編集その他
編集その他
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●本校柔道部の卒業生である山口絵理子がテレビ東京の﹁日経スペシャル カンブリア宮殿﹂に出演︵2017年9月14日放送︶。
●テレビドラマ﹁正義のセ﹂の第9話の撮影場所となった︵痴漢にあった女子高校生が通う高校のシーン︶。
●フジテレビの﹁アオハル︵青春︶TV﹂︵2019年2月放送︶で本校ラジオ部のロケット製作が取り上げられた[5]
●2019年1月、柔道オーストラリアジュニアチームが来校し、本校生徒と一緒に練習を行った。この様子はテレビ埼玉の﹁埼玉で開催!Tokyo2020﹂で放送された[6]。
交通
編集次の3つの駅が最寄り駅として案内されている[7]。
- 埼玉新都市交通ニューシャトル「今羽駅」下車、徒歩10分
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)宇都宮線(東北本線)「東大宮駅」西口下車、徒歩22分
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎線「宮原駅」東口下車、徒歩25分
脚注
編集注釈
編集- ^ 「山を学び山で学ぶ」をモットーとして活動しているので、「山岳」ではなくあえて「山学」と表記する。
出典
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(一)^ “沿革 - 埼玉県立大宮工業高等学校”. omiya-th.spec.ed.jp. 2021年8月11日閲覧。
(二)^ Company, The Asahi Shimbun. “甲子園の戦績 | バーチャル高校野球 | スポーツブル”. バーチャル高校野球. 2021年8月11日閲覧。
(三)^ “埼玉県立高12校を6校に 統合方策案19日から意見募集”. 東京新聞. (2022年7月17日) 2022年7月17日閲覧。
(四)^ ﹃第8回ものづくり日本大賞︵内閣総理大臣賞︶受賞者一覧﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶経済産業省、2019年12月27日、3頁。2020年1月11日閲覧。
(五)^ 埼玉県教育局. “Sexy Zoneの菊池風磨さん、佐藤勝利さんによるテレビ取材がありました”. omiya-th.spec.ed.jp. 2021年8月11日閲覧。
(六)^ 埼玉県教育局. “柔道オーストラリアジュニアチーム来校及び放映について”. omiya-th.spec.ed.jp. 2021年8月11日閲覧。
(七)^ “アクセス・周辺地図 - 埼玉県立大宮工業高等学校”. omiya-th.spec.ed.jp. 2021年8月11日閲覧。