家紋

継承を特徴とする日本固有の紋章


 24115116[1][2]

20235使

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概要

家紋のおこり

源・平・藤・橘(げん ぺい とう きつ)」と呼ばれる「源氏」・「平氏」・「藤原氏」・「橘氏」といった強力な氏族が最も名を馳せていた時代、各地方に移り住んだ氏族の一部が他の同じ氏族の人間と区別を図るため土地名前などを自分の家名(屋号)とし、それが後の名字となった。

家紋は家の独自性を示す固有の目印的な紋章として生まれ、名字を表す紋章としての要素が強い。

家紋の発展

その後、武家公家が家紋を使用するようになった。

  1. 血統や元々の帰属勢力としていくつかのグループに大きく分けることができる。
  2. それぞれが代表的な家紋とそのバリエーションで構成される。
  3. その他、各地の豪族がそれぞれ新たに創作した家紋が現代まで伝わっているものもある。

制限について




(一)使使

(二)

(三)使

英語での表記について


SymbolCoat of arms Family crestCrest 西Coat of armsCrest monkamon 

歴史

 
合戦場を埋め尽くす家紋入りの
岐阜市歴史博物館蔵収蔵『関ヶ原合戦屏風』(江戸時代後期

平安時代 - 鎌倉時代


調調使西

西





使使使

南北朝時代 - 室町時代 - 戦国時代






23使

江戸時代

 
に大きく染め抜かれた役者の定紋。
歌舞伎では登場人物の役柄に関わりなく、その役を務める役者の定紋が舞台衣装に大きく染め抜かれることが多い。
画像は寛政12年(1800年)11月。
江戸中村座の顔見世興行で上演された『女暫』で巴御前を務める四代目瀬川路考、袂には濱村屋の定紋「結綿(ゆいわた)」。
 
老舗の定紋を染め抜いた陣幕
香川県東かがわ市引田讃州井筒屋敷





使

[1]



使

明治時代以降



第二次世界大戦後 - 現在


2023520235

 


分類

定紋・代表紋・替紋




使使

使

使      '  7

通紋

江戸時代に入ると、華美で装飾的な家紋は武士に限らず、庶民にも利用された。そういった少数の家や個人が独占できなくなった家紋のことを「通紋(つうもん・とおりもん)」という。通紋は、例えば「唐花紋」といった一般的に優美な家紋に多い。「五三の桐(ごさん の きり)」や「蔦(つた)」などはその一般性から、貸衣装の紋としてよく使われている。

神紋・寺紋


  

 

女紋(おんなもん)


西1婿20235


比翼紋(ひよくもん)

相思相愛の男女が互いの家紋を二つ並べたものを比翼紋という[3]

家紋のやりとり


20235使使



13 

 使使




図案構成


便使

[4][5]

様々な家紋

以下は、一部の家紋について述べるが、様々な図案については家紋の一覧にある。

菊紋と桐紋


使15911915954使

菊紋

 
十六菊じゅうろくきく

使使

1869使18714使

18791223殿使

411

桐紋

 
内閣総理大臣紋章ないかくそうりだいじんもんしょう

使20235使[2]

使




家紋由来のシンボルマーク




(一)"  "鹿 

(二)"  "[3]

(三) 


脚注

注釈



(一)^ 使使

(二)^ 

(三)^ 200416

出典

  1. ^ 日本の家紋大全 梧桐書院 ISBN 434003102X
  2. ^ Some 6939 mon are listed here Archived 2016-10-28 at the Wayback Machine..
  3. ^ 奥平志づ江 1983, p. 2.
  4. ^ 新人物往来社 1999, p. [要ページ番号].
  5. ^ 高澤等 2008, p. [要ページ番号].

参考文献


1519831-4NAID 120006420953 

, , 2004ISBN 4990151305 

 ︿281999ISBN 4-404-02728-1 

; 鹿2008ISBN 9784490107388 

関連項目

外部リンク

  • 日本家紋研究会 公式サイト (日本語) - 出版経験のある家紋研究家が多く所属する研究会。
  • 家紋の真実 (日本語) - 家紋研究(日本家紋研究会)
  • 家紋World (日本語) - 家紋の由来のほか、名字から自分の家紋の検索ができる。
  • 女紋 (日本語) - 女紋の研究(大宮華紋森本)
  • 名字と家紋 (日本語) - 家紋研究(播磨屋)