成蹊大学

東京都武蔵野市にある私立大学

: Seikei University3119251949
成蹊大学
正門
地図
成蹊大学の位置(東京都内)
成蹊大学

成蹊大学 (東京都)

成蹊大学の位置(日本内)
成蹊大学

成蹊大学 (日本)


成蹊大学の位置
大学設置 1949年
創立 1925年
創立者 中村春二
学校種別 私立
設置者 学校法人成蹊学園
本部所在地 東京都武蔵野市吉祥寺北町三丁目3番1号
北緯35度42分41.3秒 東経139度34分23.8秒 / 北緯35.711472度 東経139.573278度 / 35.711472; 139.573278座標: 北緯35度42分41.3秒 東経139度34分23.8秒 / 北緯35.711472度 東経139.573278度 / 35.711472; 139.573278
キャンパス 本部のみ
学部 経済学部
経営学部
法学部
文学部
理工学部
研究科 経済経営研究科
法学政治学研究科
文学研究科
理工学研究科
法務研究科(法科大学院)
ウェブサイト https://www.seikei.ac.jp/university/
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概観

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大学全体

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 ()19492419176






成蹊の名の由来

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  • 桃李不言下自成蹊


成蹊と三菱の関係

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4



244

便[1]

18193881939西

19436.3

19446[2]

20074

歴代理事長

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任期 氏名 主な役職
1925年11月 - 1945年12月 岩崎小弥太[3] 三菱財閥4代目総帥
1945年12月 - 1947年02月 山室宗文[3] 1946年1月まで理事長職代行
1947年02月 - 1964年06月 石黒俊夫[4] 三菱地所会長
1964年06月 - 1964年09月 岡野保次郎[3] 理事長職代行
1964年09月 - 1978年04月 小笠原光雄[5] 三菱銀行頭取
1978年04月 - 1992年12月 古賀繁一[5] 三菱重工業社長・会長
1992年12月 - 1993年02月 三橋啓了[3] 理事長職代行
1993年02月 - 2002年02月 飯田庸太郎[6] 三菱重工業社長・会長
2002年02月 - 2009年03月 岸暁[7] 東京三菱銀行頭取・会長
2009年03月 - 2021年03月 佃和夫[8] 三菱重工業社長・会長
2021年04月 - 現在 小林健[8] 三菱商事16代目社長・会長

建学の精神(校訓・理念・学是)

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教育理念

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  • 「個性を持った自立的な人間の創造」

   個性尊重、品性の陶冶、勤労の実践

教育目標

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  • 多様性を受け入れる豊かな感性と人間性を培う
  • 生涯学び続けるための自力学習の基礎をかためる
  • 国際舞台でリーダーシップを発揮できる能力を涵養する

成蹊教養カリキュラム

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2010

使TOEICTOEFL



1


丸の内ビジネス研修(MBT)

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201331MBT: Marunouchi Business Training12
201321201423UFJ

34124201431200356[9]
MBT 

沿革

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略歴

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1906393

1912451914319198192413192514194924

1906201210061906西

年表

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年表 沿革
1906年 中村春二、東京市本郷区西片町の自宅に学生塾を開設(1907年に成蹊園と命名し、1919年まで)
1912年 成蹊実務学校を池袋に創立(1927年まで)、現在の豊島区立元池袋史跡公園にその碑がある
1914年 旧制成蹊中学校を池袋に創設(1929年まで)
1915年 成蹊小学校を池袋に創設
1917年 成蹊実業専門学校を池袋に創設(1925年まで)
成蹊女学校を目白に創設(1921年まで)
1919年 初等教育・高等普通教育・専門教育を目的とする「財団法人成蹊学園」を設立
1921年 成蹊高等女学校創設(1956年まで)
1924年 創立者・中村春二死去(2月21日)享年46
小学校・中学校・実務学校・実業専門学校を池袋から吉祥寺へ移転
新校舎「本館」完成(現在の成蹊学園本館)
1925年 旧制成蹊高等学校創設、旧制高等学校では数少ない七年制を採用する(1950年まで)
1927年 校歌「成蹊の歌」制定(志田義秀 作詞、信時潔 作曲)
1937年 学園各校卒業生が同窓会「成蹊会」結成
1942年 現・成蹊気象観測所が、東京管区気象台より「吉祥寺観測所」の名称で補助観測所に指定(1976年まで)
1945年 初代理事長・岩崎小弥太死去(12月2日)享年67
1947年 新制成蹊中学校創設
1948年 新制成蹊高等学校創設
1949年 学制改革に伴い、旧制成蹊高等学校を改組して成蹊大学創設(政治経済学部を設置)
1950年 東京四大学成蹊大学学習院大学成城大学武蔵大学)の、対抗運動競技大会開始。
1951年 財団法人成蹊学園を「学校法人成蹊学園」に改組
現・成蹊気象観測所が中央気象台からモデル気象観測所に認定
1952年 政治経済学部に医歯学進学課程(プレメディカルコース)を設置(1964年に廃止)
1956年 学園創設に寄与した今村繁三死去(4月19日)享年80
1959年 成蹊気象観測所設置
1962年 大学工学部を設置
1965年 大学文学部を設置
1966年 大学院工学研究科を設置
1968年 政治経済学部を改組し、経済学部および法学部を設置
1970年 大学院経済学研究科、法学研究科を設置
1971年 成蹊学園欅並木が武蔵野市の文化財(天然記念物)に指定
大学院文学研究科を設置
1972年 大学院経営学研究科を設置
大学院法学研究科を法学政治学研究科と改称
1978年 学園祭「成蹊桜祭」開始
1981年 大学情報処理センター(2002年まで)、アジア太平洋研究センターを設置
1982年 成蹊学園欅並木が都民の日制定30周年記念として「新東京百景」に選ばれる
1988年 学園史料館設置
1993年 国際交流センターを設置
1996年 成蹊学園欅並木が環境庁(現・環境省)の残したい「日本の音風景100選」に認定
1999年 学園情報センター設置(2002年、大学情報処理センターを統合)
2000年 文学部文化学科を改組し、文学部国際文化学科と文学部現代社会学科を設置
2001年 工学部経営工学科を工学部経営・情報工学科に改称
2002年 理工学部実験実習棟(大学14号館)が完成
2004年 大学院法務研究科(法科大学院)を設置
経済学部経済学科と経済学部経営学科を統合し、経済学部経済経営学科を設置
国際交流センターを改組し、国際教育センターを設置
2005年 工学部機械工学科、電気電子工学科、応用化学科、経営・情報工学科、物理情報工学科の工学部5学科を理工学部3学科に改組し、
理工学部物質生命理工学科、情報科学科、エレクトロメカニクス学科を設置
2006年 「情報図書館(インテリジェント・ライブラリー)」という新機軸の位置づけによる大学図書館が開館
2007年 大学院経済学研究科と経営学研究科を統合し、大学院経済経営研究科を設置
成蹊学園三菱留学生奨学基金創設
大学1・2号館改修
2009年 大学院工学研究科を改組し、理工学研究科を設置
成蹊学園本館を改修、400m競技場・ラグビー場を人工芝の全天候対応トラックに改修(けやきグラウンドと命名)
2010年 大学に「成蹊教養カリキュラム」を導入
学園情報センターを改組し、情報センター設置
2012年 理工学部エレクトロメカニクス学科を理工学部システムデザイン学科に名称変更
成蹊学園創立100周年
2014年 大学新6号館が完成
学生会館を改修
2019年 文学部英米文学科を文学部英語英米文学科に改称
2020年 経済学部経済経営学科を2学部3学科に改組し、経済学部経済数理学科、経済学部現代経済学科、経営学部総合経営学科を設置
副専攻制度スタート
2022年 理工学部物質生命理工学科、情報科学科、システムデザイン学科の理工学部3学科を理工学部1学科5専攻に改組し、
理工学部理工学科データ数理専攻、コンピュータ科学専攻、機械システム専攻、電気電子専攻、応用化学専攻を設置
2024年 理工学部エリア(大学11号館・12号館・13号館)を再開発し、大学新11号館が完成予定

象徴

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2

1939

2001SEIKEI

2006姿Webe

192512004

教育および研究

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組織

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学部

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副専攻

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20204[10]































IT

研究科

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45

附属機関

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1・2号館(右)と10号館(左)
※学部・研究科・別科・専攻科・(短期大学部)などの教育を行っている組織外の研究所、センター、大学博物館などは、ここでまとめる[11]
  • 成蹊大学図書館
  • 成蹊学園サステナビリティ教育研究センター(ESDセンター)
  • 成蹊大学Society 5.0研究所
  • 成蹊大学高等教育開発・支援センター
  • 成蹊大学アジア太平洋研究センター
  • 成蹊学園国際教育センター
  • 成蹊大学キャリア支援センター
  • 成蹊大学理工学研究所
  • 成蹊大学ボランティア支援センター

研究

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私立大学学術研究高度化推進事業

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ハイテク・リサーチ・センター整備事業
  • 平成16年度・工学研究科
    1.人にやさしい次世代無機材料の開発と評価
    2.人にやさしい次世代有機・バイオ材料の開発と評価
    3.人にやさしい次世代生活サポートシステムの開発と評価

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業

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  • 平成20年度・理工学部
    • 人と環境に優しい統合化された社会システム研究基盤整備
      「人と環境に優しい調和した統合化環境制御システムの構築-ユビキタス環境構築による環境問題ソリューション-」

科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業

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  • 平成26年度・理工学部
    • 新規アンモニア電解合成システムの基盤技術の構築

経済産業省採択

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  • 平成26年度・化学物質管理分野における科学的知見の充実に向けた調査
    • 消費者製品からの準揮発性有機化合物の放散量測定法の開発と個人暴露量推定に関する研究

教育

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  • 文部科学省 現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)
    • 進化する教養教育と国際化新人材の育成-基礎力活用による中国語コミュニケーション能力育成展開プラン“游”(平成18年度採択)
  • 文部科学省 戦略的大学連携支援事業(戦略GP)
    • 地域活性化型知財戦略人材養成手法の高度化及び学際的地域活性化実践研究(平成20年度採択)
代表校:政策研究大学院大学、連携校:高崎経済大学、成蹊大学

学生生活

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成蹊大学ラグビー部
(2011年10月 帝京大学戦・秩父宮ラグビー場)
 
馬術部の馬場

部活動・クラブ活動・サークル活動

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課外活動を行う団体は、体育会加盟団体、文化会加盟団体、サークルに分かれている。

体育会

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 1923
2007 - 20112013A

 1949
20102012

 1927
OG20124TOTO19522814

HP https://seikei-univ-track-and-field.jimdosite.com/

 1989
OB201210112012220131

 1925
1925195019591OB2

 1936
220102201112003102011201228

 1960
1963

 1965
DELPHISJAPAN CUP1991531992619937319948199131991199331995

サークル

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199992002122001263200314200920OG2008


2019FMSNS

学園祭

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欅祭(2006年撮影)

欅祭

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1120072008調

桜祭

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春には毎年4月の第1日曜日に、学園祭とは違う「桜祭」という成蹊会(同窓会)主催のイベントがある。卒業生・学生・生徒・児童、保護者、武蔵野市民がキャンパスに集って、桜並木の下で交流を図り、親睦を深める。在校生及び卒業生が出店を出し、さまざまなイベントが行われる。

主な行事

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学内陸上競技大会

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1960年に学内体育祭として開催された。通称は「学陸」と呼ばれ、毎年5月に、成蹊学園内にある「けやきグラウンド(400m競技場)」で体育会本部主催によって行われる。100m走、4×100mリレー、8×200mリレー、1500m走、走り幅跳び、走り高跳びなどのトラック・フィールド種目の陸上競技だけでなく、障害物競走、綱引きも行われる。成蹊の学生・教職員であれば誰でも参加でき、体育会や文化会クラブ・サークル・ゼミ・研究室・クラスなどの団体が様々な形で参加して行われる。陸上競技部は本職のため出場はせず、運営という形で携わる。「体育会男子の部」「体育会女子の部」「一般男子の部」「一般女子の部」「ゼミ・研究室」の部門にわかれて競われ、総合優勝を決定する。

学内競漕大会(成蹊レガッタ)

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19696150511

四大学運動競技大会

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195020112012201320142103200324

大学関係者

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大学関係者組織

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  • 学校法人成蹊学園が設置する学校全体の同窓会として成蹊会(社団法人)がある。

大学関係者一覧

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施設

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吉祥寺キャンパス

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※成蹊学園キャンパスは、2011年度グッドデザイン賞(土木・環境整備・地域開発・都市デザイン)を受賞した。

ケヤキ並木

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成蹊学園ケヤキ並木

192413100[12]600100[12][13]3

1971

1982

1001996

201712[12][14]

校内施設

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成蹊学園の約27万平方メートルの敷地のうち、成蹊大学・大学院の敷地が約18万平方メートルとなっている。小学校から大学院までワンキャンパスで過ごす。野球・サッカー・ラグビー・陸上競技・ハンドボール等の専用グラウンドを同じ敷地に保有している。

建物

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西


19241023234503使

1 - 14
111213202411

西1
200434


100200662008OB5272130


1122001921762


TRUSCON STEEL COMPANY192419311019446 19934使9[15]




宿25宿8


2



西
4宿西3



校内運動施設

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3
使

3使

使

2
2m使使

使

2
 
400m

400m
12002009100200912使2009100m69m

90m115m







8

201311

11





西3

学外施設

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サテライトオフィス

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  • 成蹊サテライト・オフィス
    東京都千代田区丸の内に、2006年からサテライトオフィスが開設された。法科大学院生向け授業のインターネット視聴、2013年からは大学3年次生・大学院1年次生を対象に、産学連携の人材育成プログラムである「丸の内ビジネス研修」の研修場所として使われている。

学園寮

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2119436.319441992142


2宿301932

20029302002731

合宿所

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宿
使2122宿

宿
宿12

登録有形文化財

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濵家住宅西洋館

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西

3西201091919 - 192521411923使1932[16]

44西西西使2000[17]

対外関係

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地方自治体との協定

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  • 武蔵野市と包括的連携協定を締結(2014年4月4日締結)
    双方の課題と資源を突き合わせ、地域の新たな価値を生み出すための連携強化。

関係校

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4









5
55""55in[18]








他大学との協定

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他大学院との協定

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海外留学

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協定校(長期・中期・短期留学)

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詳しくは、留学・協定校一覧 を参照。

JSAFプログラム(長期・中期留学)

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 など40大学以上。

認定留学(長期留学)

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12604

社会との関わり

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社会的評価(格付け)

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2003R&IAA-AA-214UFJ2013[20]

環境マネジメントシステム

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20081127ISOISO 14001[21]

企業からの評価

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出世力

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ダイヤモンド社の2006年年9月23日発行のビジネス誌「週刊ダイヤモンド」94巻36号(通巻4147号)「出世できる大学」と題された特集の出世力ランキング(日本の全上場企業3,800社余の代表取締役を全調査[22][23][24])で、同大学は、2006年時点で存在する744大学[25]中第22位[26]にランキングされた。

系列校

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学校法人成蹊学園の設置する諸教育機関は大学附属ではなく、系列教育機関という位置付けであるため、この欄にまとめた。

脚注

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(一)^ vol.15  -  -  mitsubishi.com

(二)^ --

(三)^ abcd  20151373

(四)^ 27- 

(五)^ ab沿14121. No.96. . 20141218

(六)^ . 45. . 20141218

(七)^ 21327. . . 20141218

(八)^ ab202141. Press Release. . 2022121

(九)^  .net

(十)^  

(11)^ 

(12)^ abc30 TOKYO Web.  TOKYO Web. 2022130

(13)^ .  . 2022130

(14)^ . 2022130

(15)^   22

(16)^ 西/

(17)^  --

(18)^ 5

(19)^ https://www.seikei.ac.jp/university/news_topics/2019/08497.html

(20)^ 

(21)^ 2008ISOISO14001

(22)^ 

(23)^ 

(24)^  527 14

(25)^ 

(26)^   20244

関連項目

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外部リンク

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