「中野民夫」の版間の差分
m 共著を共編著とした。多数の執筆者による本のため。 |
|||
(5人の利用者による、間の12版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{Infobox |
{{Infobox 学者 |
||
| |
|名前= 中野 民夫<br />{{small|なかの たみお}} |
||
|画像 = |
|||
|ふりがな=なかの たみお |
|||
|画像= |
|画像サイズ = |
||
|画像 |
|画像代替説明 = |
||
|画像説明= |
|画像説明 = |
||
|全名 = |
|||
⚫ | |||
|別名 = |
|||
⚫ | |||
|誕生名 = |
|||
|没年月日= |
|||
⚫ | |||
|死没地= |
|||
⚫ | |||
|職業=[[大学教授]] |
|||
|没年月日 = <!-- {{死亡年月日と没年齢|YYYY|MM|DD|YYYY|MM|DD}} --> |
|||
|出身校=[[東京大学]] |
|||
|死没地 = <!-- {{JPN}}・XX都道府県YY市区町村 --> |
|||
⚫ | |||
| |
|死因 = |
||
|居住 = |
|||
|市民権 = |
|||
|国籍 = |
|||
|出身校 = [[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|東京大学文学部]] |
|||
⚫ | |||
|両親 = |
|||
|子供 = |
|||
|時代 = |
|||
|活動地域 = |
|||
|学派 = |
|||
|研究分野 = [[ワークショップ]]、[[ファシリテーター|ファシリテーション]]、[[コミュニケーション学]] |
|||
|研究機関 = [[同志社大学]] (2012.4 - 2015.8)<br />[[東京工業大学]] (2015.10 -) |
|||
|博士課程指導教員 = |
|||
|他の指導教員 = |
|||
|博士課程指導学生 = |
|||
|主な指導学生 = |
|||
|学位 = |
|||
|称号 = |
|||
|特筆すべき概念 = [[地球市民村]] |
|||
|主な業績 = |
|||
|主要な作品 = |
|||
|影響を受けた人物 = |
|||
|影響を与えた人物= |
|||
|学会 = |
|||
|主な受賞歴 = |
|||
|署名 = |
|||
|公式サイト = |
|||
|脚注 = |
|||
}} |
}} |
||
'''中野 民夫'''︵なかの たみお、[[1957年]] - ︶は、[[東京工業大学]]リベラルアーツ研究教育院 |
'''中野 民夫'''︵なかの たみお、[[1957年]] - ︶は、日本の[[ワークショップ]]企画プロデューサー。[[東京工業大学]]リベラルアーツ研究教育院 (ILA) 教授。元[[博報堂]]社員、[[同志社大学]]大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション・コースおよび[[同志社大学政策学部]]教授を経て現職。{{仮リンク|カリフォルニア統合学研究所|en|California Institute of Integral Studies}} (CIIS) にて修士の学位を得る。[https://be-nature.jp/%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e8%ac%9b%e5%ba%a7/%e4%b8%ad%e9%87%8e-%e6%b0%91%e5%a4%abtamio-nakano ビーネイチャースクール]﹁ファシリテーション講座﹂監修。ワークショップの企画実施や、ファシリテーションの実践や普及活動によって知られる。斬新な試みとして大教室における、学生主体の参加型授業を実践している。
|
||
== 人物 == |
== 人物 == |
||
1957年、[[東京都]]に生まれる。祖父は政治家の[[中野正剛]]。1976年 |
1957年、[[東京都]]に生まれる。祖父は政治家の[[中野正剛]]。1976年[[麻布中学校・高等学校|麻布高等学校]]卒業。[[1982年]][[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|東京大学文学部]]宗教学科卒業。学生時代のインドなどへの一人旅から、一転して広告代理店の[[博報堂]]に就職。大阪での営業職等を経て、1989年に休職しカリフォルニア統合学研究所 (CIIS) で組織開発・変革や、平和や環境に関する[[ワークショップ]]について学ぶ。復職後、社内では人材開発を経てコーポレート・コミュニケーション分野で社会テーマ系業務やビジョン構築・組織活性化などのワークショップを担当<ref>中野民夫﹃ワークショップ 新しい学びと創造の場﹄ 岩波書店︵岩波新書︶、2001年、85頁。</ref>。[[2005年日本国際博覧会|2005年の愛・地球博]]では、NPO/NGOが参加する[[地球市民村]]を事業受託側としてプロデュースした<ref>[http://www.bunkanken.com/journal/article.php?id=203 万博史上初めてNPO/NGOが集う 愛・地球博の﹁地球市民村﹂] 文化環境研究所、2004年6月1日</ref>。その傍ら、個人として環境・平和などの市民活動、社会教育や学校教育などの分野で人と人、人と自然、人と自分自身をつなぎ直すワークショップを企画、実施する。
|
||
2012年[[博報堂]]を退職、[[同志社大学]]大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション・コースおよび政策学部教授を経て、2015年秋より現職につく。 |
|||
[[明治大学]]・[[聖心女子大学]]の講師、日本トランスパーソナル学会の理事などを経て、[[立教大学]]大学院の講師<ref>[http://www.rikkyo.ac.jp/sindaigakuin/sd/curriculum/social_organization.html 「教員紹介社会組織理論分野」立教大学]</ref>や、公益社団法人[[環境教育#日本環境教育フォーラム|日本環境教育フォーラム]]理事<ref>[http://www.jeef.or.jp/about/member/ 「役員・職員紹介」公益社団法人日本環境教育フォーラム]</ref>、NPO法人日本ファシリテーション協会フェロー<ref>[https://www.faj.or.jp/about/fellow/ 「フェロー」日本ファシリテーション協会]</ref>も務めている。2012年博報堂を退職、[[同志社大学]]大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション・コースおよび政策学部教授を経て、2015年10月より現職に就く。 |
|||
⚫ | |||
自称「遅咲きのシンガーソングライター」でもあり、57歳からオリジナル曲を作り始め、還暦を迎えた2017年6月に東京([https://www.facebook.com/mitaka.sarasya/ 沙羅舎])、同年7月京都 ([https://kyoto.impacthub.net/calendar/2017-07-22/ Impact Hub Kyoto]) でライブ、2018年10月に「自分の至福についていこう」でCDデビューを果たした<ref>『自分の至福についていこう』歌詞カード、2~3頁.</ref>。 |
|||
⚫ | |||
=== 単著 === |
=== 単著 === |
||
*『ワークショップ |
*『ワークショップ 新しい学びと創造の場』岩波書店(岩波新書)2001 |
||
*『ファシリテーション革命 |
*『ファシリテーション革命 参加型の場づくりの技法』岩波書店(岩波アクティブ新書)2003 |
||
*『みんなの楽しい修行 |
*『みんなの楽しい修行 より納得できる人生と社会のために』春秋社 2014 |
||
*『学び合う場のつくり方――本当の学びへのファシリテーション』 |
*『学び合う場のつくり方――本当の学びへのファシリテーション』岩波書店 2017 |
||
=== 共著 === |
=== 共著 === |
||
*『岩波講座現代社会学 |
* 『岩波講座現代社会学7<聖なるもの/呪われたもの>の社会学』岩波書店 1996 |
||
*『自分という自然に出会う』(編著) |
* 『自分という自然に出会う』(編著)講談社 2003 |
||
*『ホリスティック教育ガイドブック』(ホリスティック教育協会編) |
* 『ホリスティック教育ガイドブック』(ホリスティック教育協会編)せせらぎ出版 2003 |
||
*『ピースフルな子どもたち |
* 『ピースフルな子どもたち 戦争・暴力・いじめを越えて』(ホリスティック教育協会編)せせらぎ出版 2004 |
||
*『ファシリテーション 実践から学ぶスキルとこころ』(ビーネイチャー・スクール講師陣共著) |
* 『ファシリテーション 実践から学ぶスキルとこころ』(ビーネイチャー・スクール講師陣共著)岩波書店 2009 |
||
*『対話する力 |
* 『対話する力 ファシリテーター23の問い』([[堀公俊]]共著)日経出版社 2009 |
||
*『持続可能な教育と文化―深化する環太平洋の |
* 『持続可能な教育と文化―深化する環太平洋のESD』(ホリスティック教育協会編)せせらぎ出版 2009 |
||
*『ファシリテーションで大学が変わる』(三田地真実共編著) |
* 『ファシリテーションで大学が変わる』(三田地真実共編著)ナカニシヤ出版 2016 |
||
*『えんたくん革命 |
* 『えんたくん革命 1枚のダンボールがファシリテーションと対話と世界を変える』(川嶋直共編著)みくに出版 2018 |
||
*『進化するマインドフルネス |
* 『進化するマインドフルネス:ウェルビーイングへと続く道』(飯塚まり編著共同執筆)創元社 2018 |
||
* 『ファシリテーションとは何か:コミュニケーション幻想を超えて』(井上義和編著共同執筆)ナカニシヤ出版 2021 |
|||
=== 共訳 === |
=== 共訳 === |
||
*『地球の声を聴く』(アルネ・ネス他著、[[星川淳]]監訳) |
* 『地球の声を聴く』(アルネ・ネス他著、[[星川淳]]監訳)ほんの木 1993 |
||
*『世界は恋人 |
* 『世界は恋人 世界はわたし』(ジョアンナ・メイシー著、[[星川淳]]監訳)筑摩書房 1993 |
||
*『マインドフルの奇跡』(ティク・ナット・ハン著、仙田典子監訳) |
* 『マインドフルの奇跡』(ティク・ナット・ハン著、仙田典子監訳)渓声社 1995 |
||
== 音楽作品 == |
|||
=== オリジナル・アルバム === |
|||
* 『自分の至福についていこう』Life Force 2018 |
|||
== 脚注 == |
== 脚注 == |
||
{{ |
{{Reflist}} |
||
== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
||
* [[ワークショップ]] |
* [[ワークショップ]] |
||
* [[ファシリテー |
* [[ファシリテーター]] |
||
* [[コミュニケーション学]] |
|||
* [[環境教育]] |
* [[環境教育]] |
||
* [[トランスパーソナル心理学]] |
* [[トランスパーソナル心理学]] |
||
56行目: | 92行目: | ||
== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
||
* {{Twitter|tn0624|中野 民夫}} |
|||
* |
* [https://be-nature.jp/facilitation ファシリテーション講座とは | Be-Nature School] |
||
* greenz.jp 同志社大学教授 中野民夫さんインタビュー「[http://greenz.jp/2013/07/19/workshop/]」 |
|||
* [https://greenz.jp/2013/07/19/workshop/ よい未来へのヒントは“今ここ自分の中”にある! “自動詞の連鎖”による“やさしい革命”をめざす同志社大学教授・中野民夫さんインタビュー | greenz.jp グリーンズ] |
|||
{{Normdaten}} |
{{Normdaten}} |
||
{{DEFAULTSORT:なかの たみお}} |
{{DEFAULTSORT:なかの たみお}} |
||
[[Category:プロデューサー]] |
[[Category:イベントプロデューサー]] |
||
[[Category:同志社大学の教員]] |
[[Category:同志社大学の教員]] |
||
[[Category:博報堂の人物]] |
[[Category:博報堂の人物]] |
||
⚫ | |||
[[Category:東京大学出身の人物]] |
[[Category:東京大学出身の人物]] |
||
[[ |
[[Category:麻布中学校・高等学校出身の人物]] |
||
⚫ | |||
[[ |
[[Category:1957年生]] |
||
[[ |
[[Category:存命人物]] |
2023年3月8日 (水) 03:22時点における最新版
人物情報 | |
---|---|
生誕 |
1957年6月24日(67歳) 日本・東京都 |
出身校 | 東京大学文学部 |
学問 | |
研究分野 | ワークショップ、ファシリテーション、コミュニケーション学 |
研究機関 |
同志社大学 (2012.4 - 2015.8) 東京工業大学 (2015.10 -) |
特筆すべき概念 | 地球市民村 |
人物
[編集]著作
[編集]単著
[編集]- 『ワークショップ 新しい学びと創造の場』岩波書店(岩波新書)2001
- 『ファシリテーション革命 参加型の場づくりの技法』岩波書店(岩波アクティブ新書)2003
- 『みんなの楽しい修行 より納得できる人生と社会のために』春秋社 2014
- 『学び合う場のつくり方――本当の学びへのファシリテーション』岩波書店 2017
共著
[編集]- 『岩波講座現代社会学7<聖なるもの/呪われたもの>の社会学』岩波書店 1996
- 『自分という自然に出会う』(編著)講談社 2003
- 『ホリスティック教育ガイドブック』(ホリスティック教育協会編)せせらぎ出版 2003
- 『ピースフルな子どもたち 戦争・暴力・いじめを越えて』(ホリスティック教育協会編)せせらぎ出版 2004
- 『ファシリテーション 実践から学ぶスキルとこころ』(ビーネイチャー・スクール講師陣共著)岩波書店 2009
- 『対話する力 ファシリテーター23の問い』(堀公俊共著)日経出版社 2009
- 『持続可能な教育と文化―深化する環太平洋のESD』(ホリスティック教育協会編)せせらぎ出版 2009
- 『ファシリテーションで大学が変わる』(三田地真実共編著)ナカニシヤ出版 2016
- 『えんたくん革命 1枚のダンボールがファシリテーションと対話と世界を変える』(川嶋直共編著)みくに出版 2018
- 『進化するマインドフルネス:ウェルビーイングへと続く道』(飯塚まり編著共同執筆)創元社 2018
- 『ファシリテーションとは何か:コミュニケーション幻想を超えて』(井上義和編著共同執筆)ナカニシヤ出版 2021
共訳
[編集]- 『地球の声を聴く』(アルネ・ネス他著、星川淳監訳)ほんの木 1993
- 『世界は恋人 世界はわたし』(ジョアンナ・メイシー著、星川淳監訳)筑摩書房 1993
- 『マインドフルの奇跡』(ティク・ナット・ハン著、仙田典子監訳)渓声社 1995
音楽作品
[編集]オリジナル・アルバム
[編集]- 『自分の至福についていこう』Life Force 2018
脚注
[編集]- ^ 中野民夫『ワークショップ 新しい学びと創造の場』 岩波書店(岩波新書)、2001年、85頁。
- ^ 万博史上初めてNPO/NGOが集う 愛・地球博の「地球市民村」 文化環境研究所、2004年6月1日
- ^ 「教員紹介社会組織理論分野」立教大学
- ^ 「役員・職員紹介」公益社団法人日本環境教育フォーラム
- ^ 「フェロー」日本ファシリテーション協会
- ^ 『自分の至福についていこう』歌詞カード、2~3頁.