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「土田杏村」の版間の差分

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[[新潟県]][[佐渡郡]](現[[佐渡市]])の生まれ。本名は'''茂'''(つとむ)。[[1918年]]7月[[京都大学|京都帝国大学]]卒業<ref>[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1277558/144 京都帝国大学編『京都帝国大学卒業生名簿』京都帝国大学、1936年、p.262]</ref>。[[西田幾多郎]]に[[哲学]]を学ぶ。雑誌「文化」を発刊。社会問題や[[思想]]・[[文化]]・[[宗教]]など多方面にわたって、鋭い主張の論文や著述が多くある。

[[新潟県]][[佐渡郡]](現[[佐渡市]])の生まれ。本名は'''茂'''(つとむ)。[[1918年]]7月[[京都大学|京都帝国大学]]卒業<ref>[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1277558/144 京都帝国大学編『京都帝国大学卒業生名簿』京都帝国大学、1936年、p.262]</ref>。[[西田幾多郎]]に[[哲学]]を学ぶ。雑誌「文化」を発刊。社会問題や[[思想]]・[[文化]]・[[宗教]]など多方面にわたって、鋭い主張の論文や著述が多くある。




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[[1929年]]の自著『生産経済学より信用経済学へ』<ref>{{全国書誌番号|48014207}}</ref>で、国民的配分という形で以下のように[[ベーシックインカム]]を提唱している。「遺産の相続者こそは、共同社会の成員である。共同社会の個々成員は、相互的に依存して居り、個々成員は全体の共通文化遺産の共同相続者である。(中略)共同社会の増加した真信用からは、共同社会の成員たるものはすべて何人といへども分け前を受け取らなければならない。国民的配分の根拠は、此点に横はつてゐる。国民的配分は其の受取人が仕事をするとしないとに関係なく、また其人の財政的状態の如何に関係なく、分配せられなければならない。此れにより我々が直ちに解決することの出来るものは、失業の救済である。」

[[1929年]]の自著『生産経済学より信用経済学へ』<ref>{{全国書誌番号|48014207}}</ref>で、国民的配分という形で以下のように[[ベーシックインカム]]を提唱している。「遺産の相続者こそは、共同社会の成員である。共同社会の個々成員は、相互的に依存して居り、個々成員は全体の共通文化遺産の共同相続者である。(中略)共同社会の増加した真信用からは、共同社会の成員たるものはすべて何人といへども分け前を受け取らなければならない。国民的配分の根拠は、此点に横はつてゐる。国民的配分は其の受取人が仕事をするとしないとに関係なく、また其人の財政的状態の如何に関係なく、分配せられなければならない。此れにより我々が直ちに解決することの出来るものは、失業の救済である。」


2021年6月28日 (月) 10:46時点における版

土田杏村

  189124115 - 19349425


19187[1]西



1929[2]



 19321225

 1933420







151935-1936

電子テキスト

脚注

  1. ^ 京都帝国大学編『京都帝国大学卒業生名簿』京都帝国大学、1936年、p.262
  2. ^ 全国書誌番号:48014207

関連項目

外部リンク