島木譲二
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しまき じょうじ 島木 譲二 | |
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本名 | 浜 伸二 |
生年月日 | 1946年9月13日(77歳) |
出生地 |
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血液型 | AB |
職業 | 吉本新喜劇 |
ジャンル | 舞台 |
備考 | |
身長173cm・体重98kg |
島木 譲二︵しまき じょうじ、1946年9月13日 - ︶は、日本のお笑い芸人、元プロボクサー。兵庫県尼崎市出身。武庫之荘に在住。本名は浜伸二︵はま しんじ︶。血液型はAB型。吉本興業所属。
人物・来歴
私立興國商業高等学校︵現・興國高等学校︶卒業。 元プロボクサーであり、ミドル級で西日本新人王を獲得したこともあるほどの強豪ボクサーであった。西日本ボクシング協会のアポロ嘉男会長とは現役時代から交流があり、アポロが経営するアポロボクシングジムのアドバイザーにも就任している。 芸人になる前はMBS千里丘放送センター︵大阪府吹田市、2007年閉鎖︶の警備員でもあった。その時に、知己を得た間寛平の紹介で吉本新喜劇に入団する。 末成由美と同じく殺陣師・的場達雄門下生でもある吉本新喜劇のメンバーの一人。持ちネタがかなり多いが、特別面白いというわけではなく、むしろ拍手が来るまでパチパチパンチを続けたり、﹁どうや!どうや!﹂と客を煽ったりして無理矢理笑わせている。それを内場勝則などに﹁無理矢理盛り上げるのやめてください﹂﹁拍手要求すんのやめてください﹂などとツッコまれることもしばしば。この芸風の後継に、なかやまきんに君がいる。 2008年ごろに後輩のたむらけんじに対抗する形で焼肉屋をオープンしチェーン展開していたが、現在は閉店。役柄とエピソード
大抵はヤクザ役として数分間のワンマンショーのあと舞台から消えるが、ごくまれにストーリーに大いに関係する役をこなすこともある。その場合、しばしば台詞等で失敗する。 正月の舞台上で、井上竜夫に楽屋で飲まされた酒のせいで酔っ払って顔面が嘔吐物まみれのまま箱の中で大いびきをかいて寝てしまった。ふたを開けた共演者が、これでは舞台に出せないと慌てて閉めて押さえつけたものの、明かりで目を覚まして大暴れして、舞台をぶち壊しにしたという過去がある。 当時の座長であった今田耕司が新喜劇の忘れられない出来事として紹介した。 最近は他の出演者にネタを見破られたり言おうとしていたセリフネタを先に言われたりすることが多い。烏川耕一、辻本茂雄、内場勝則がよく先に言う。吉田ヒロ座長の場合は池乃めだか。持ちネタ
体を張ったネタおよび道具を使ったネタ
●大阪名物パチパチパンチ 上半身裸になり、2、3回手を前に突き出してから胸を平手で叩く︵裸になって、いきなり胸を叩いているわけではない。右手で左部分を、左手で右を叩いてクロスさせている︶。同じ部位を叩き続けて毛が生えたため、この数年は叩く部位を変えている。またこのギャグにて末成由美に年々迫力がなくなっているからやめろと公演中に言われたのだが、まだやっている。内場勝則などに﹁パチパチパンチ?でも音はペタペタやな﹂とツッコまれることも。なお翌日には青黒くなっていることから最近では強くしていない傾向も見られる。石田靖からは﹁昔はもっとええ音したのに〜。ペチャペチャペチャペチャて…。﹂と新喜劇の中でツッコミが入っている。 なかやまきんに君が共演している時、きんに君が張り合うことがある。筋肉芸人だけにさすがに上手い。場合によってはパチパチパンチを終えた後にわざとらしく痛がり、島木に﹁アホ!パチパチパンチはな、痛いんや!﹂と突っ込まれる。 島木の持ちネタでは一番有名であり、島木といえばパチパチパンチを連想させる程関西ではおなじみのギャグである。知り合いの通夜の席で、﹁亡くなった夫はパチパチパンチが好きだったのです。主人の棺の前でパチパチパンチをやってください﹂と頼まれ、祭壇の前でパチパチパンチをしたことがある︵朝日放送﹃ナンバ壱番館﹄再現ドラマより︶。またトミーズ雅によると﹁心斎橋の駅︵大阪市営地下鉄御堂筋線心斎橋駅︶の隅でパチパチ叩く音聞こえんねん。何や?と思って見に行ったら、島木さんがファンの前で上半身裸になってパチパチパンチ見せてた。この人ホンマのアホか真の芸人かどっちかやと思った﹂とのことである︵毎日放送﹃せやねん!﹄より︶。 後にK-1を開催する正道会館のオープントーナメント全日本空手道選手権大会に出場した経験がある。このときパチパチパンチを披露したが、笑いを取るためでなく、興奮のあまり自然に出たよう。試合参加は真剣であったが、判定は島木に有利であったため物議を醸した。 ●ポコポコヘッド アルミの金色の灰皿を2枚重ねて頭を叩く。この仕組みもよくバラされる。1枚と2枚重ねで叩いて音を比較した後﹁まぁ、アホはアホなりに考えてんねんな…﹂っと突っ込まれることもある。 内場や辻本に先に﹁うわ、灰皿出す気やな︵灰皿やろ︶﹂とネタバレされた時は灰皿のかわりによさこい祭りの鳴子を使うこともある︵この場合は﹁いい音鳴子﹂と言って出す︶。また、灰皿の仕組みをバラされた時や、鳴子を使ったときは︵いつも使っている灰皿を持っていないため︶、他の出演者からいつも使っているものよりも見た目にも堅そうな︵実際に堅い︶灰皿でやって自滅することもある︵顔をしかめながらよろけて﹁あかん!頭がボーっとしてきた。頭の中が…﹂と言いかけると共演者が﹁チンチラポッポ﹂と言う︶。2006年3月31日放送の﹁NGKにバファローズがやってきた!﹂では、石田靖に言われ、灰皿1枚で頭を叩いた。しかし、1枚で痛そうにしていたこともあり、﹁恥じかかすなあほんだら﹂と言った。最近では、辻本の挑発に乗って2つの片手鍋で頭を叩き、﹁お前アホやろ?手加減ないんか?﹂﹁お前、涙出てるやないか﹂と突っ込まれた。 これの後は﹁どうや!どうや!!どうや〜〜〜〜!!どうや?ワシの神通力は?﹂と客席及び共演者にアピールする。 このポコポコヘッドの灰皿は、煙草の吸殻入れとして使われたことがある。若手女優の秋田久美子が﹁灰皿無いか﹂と言われて、島木のこの灰皿を差し出していた。その後島木が﹁ワシの灰皿使うたの誰じゃ﹂と激怒した。数日後、島木は秋田を喫茶店に誘い﹁灰皿は頭を叩くこともあるんやで﹂と説教した。このことは、2007年7月7日放送の川畑泰史の座長就任のSP番組で、烏川耕一によって暴露された︵烏川は、﹁灰皿は〜﹂という島木の言ったことに﹁お前だけやろ﹂と突っ込んでいた︶。 ●﹁カンカンヘッドは、男のロマン﹂ 一斗缶を頭に何回も叩きつける。その後﹃どうやどうや﹄と言って客の拍手をもらおうとする。この際、共演者に﹃拍手せなしゃぁないやんけ﹄と言われる。なお“男のロマン”は烏川耕一によく先に言われる。また、2007年8月の放送では﹁カンカンヘッドは…﹂っと言いかけて池乃めだかから﹁もうマンネリや!!﹂と突っ込まれた。 このネタの続きとしては、﹁角でガツーンいかな﹂と言われると、﹁やったるわ!﹂と言い返すものの、実際には、本気で1斗缶の角で頭を叩くふりをして、最後に﹁できるか!﹂と言い返すオチのものがある。缶を出す前に忍者のように手を組んで﹁カンラカラカラ…カンラカラカラ…﹂と呪文︵?︶を唱えて出すことがある。 なお、大抵の場合、この3つはセットで、パチパチパンチ→ポコポコヘッド→カンカンヘッドの順に行う。また、﹁パチパチパンチをやって胸毛が生えてきたのに、ポコポコヘッドやカンカンヘッドをしている頭は禿げ上がってきている。頭は守るべき対象じゃないのか?﹂という疑問から、﹁ナンバ壱番館﹂(朝日放送)の中で島木にヘッドギアなどを取り付けて大真面目に研究が行われたことがある。 ●キックアンドキック (島木)﹁お前らに怖いモノ見せたらぁ﹂ (共演者)﹁何や?﹂ (島木)﹁キックアンドキックや!﹂ (共演者)﹁蹴り、そして蹴り…﹂ (島木)﹁そうや、蹴りばっかりや!よう見とけ!﹂ 以後、ロシアのコサックダンスをし、ある程度やったらこける。その後、 (島木)﹁今のはちょっとバランスを崩したんや﹂ ︵烏川など︶﹁顔のバランスは最初から…﹂ ︵島木︶﹁やかましいわ!!﹂ なお、膝を痛めてからは上手くできなくなっており、見る機会は少ない。 ●クルクルマシーン ﹁おのれの目ぇ回したらぁ!!﹂っと脅して相手の顔の前で人差し指を立てて回して目を回させようとするが逆に自分の目が回ってしまい倒れる。 ●﹁わしのな、マスコットのキュウキュウキュウベェの裏の声聞かしたる、これ見たらびっくりするでぇ﹂ ︵表の声は?︶ ﹁表の声もあるがな!︵鳴るのは赤ん坊のオモチャのようなブヒブヒ音︶﹂︵池乃めだかが言っていたが、自転車のゴムを鳴らしているらしい。このゴムは100円均一のものといううわさもある︶ ●スピードハット 帽子のゴムの部分をつかんだまま飛ばして脅す。その際、﹁わしの飛び道具のスピードハットや!﹂と言う。﹁取れるもんやったら取ってみい!!﹂と言って再び飛ばすが、あっさりキャッチされ、サッカーボールのように手荒く扱われ、取り返そうとして手で拾うと﹁ピーッ、ハンド!﹂と言われて、思わず手を離し、またサッカーボールのように扱われる。このやりとりを何度か繰り返し、やっと帽子を取り返す。 2008年5月18日放送のよしもと新喜劇では帽子を蹴られ、一旦客席に落ちたことがあり、お客さんが帽子を拾い、受け取るとそこで﹁ピーッ、ハンド!﹂と言われた。 ●﹁このロープでお前らの首絞めたらぁ﹂ ﹁このロープでお前らの首絞めたらぁ﹂と言ってロープを取り出し、﹁首絞めたらどうなるか見せたろ﹂と言って自分の首にロープを巻く。共演者が﹁いや、おかしいやろ!!自分の首絞めてますやん!!﹂などとツッコミを入れ、それに対して﹁あほ!サンプルや!よう見ぃ!﹂と言ってロープを引っ張る。ロープは首からするりと抜けて、観客から拍手喝采が来る。 ●早口言葉真空投げ (島木)﹁俺がな、早口言葉を言い終わったら、お前らあの世ゆきや﹂ (共演者)﹁ええっ﹂/﹁はぁ?﹂ (島木)﹁かえるぽこぽこ…﹂ (共演者)﹁いや、ゆえてへんし﹂ (島木)﹁やかましわ!﹂ ●爆弾チョップ ドンドンドン…と手踊りで暴れたかと思いきや、キーッと軽くうめくだけ。 また、イライラした時のネタ﹁イライラギッチョン﹂の時にも、﹁爆弾チョップ﹂と同じようなキーッとうめくポーズを取る。 他のセリフネタを先に言われた後にこれをやり、﹁これは真似できん﹂と言うのが定番だが、めだかやヒロが真似をして潰してしまうこともある。 ●ピクピクトーク 胸筋を動かすことによって乳首を動かすギャグ。﹁さんまのまんま﹂で披露 ●宮島のしゃもじ ボコボコヘッドの変形版で島木が客席に向かい﹁みやじまの〜しゃ・も・じ♪﹂と頭に宮島名物のしゃもじを叩く。 (内場)﹁そんなんイタないやん〜﹂ (島木)﹁あかん、灰皿家に忘れてきた﹂ (内場)﹁ほんならこれで…あ、でもこれは痛いわ﹂(アルミの大型灰皿を2枚差し出す) (島木)﹁貸せ!﹂(灰皿を床にたたきつける︶ (内場)﹁ははーん、堅さ調べてんな﹂ (島木)﹁やかましわ!やったらぁ、ほんまにやったらぁ!(叩く。ぽこっと鈍い音がする)﹂ (島木)﹁頭の中が…﹂(以下、ポコポコヘッドのやりとりに続く) ●﹁のうまくさんまんだ・・・﹂ ヤクザ役や銀行強盗役などで登場して暴れ回った末に、共演者たちに取り押さえられてゴム棒でどつかれた時に、ゴム棒で頭を叩かれるのに合わせて、両手を合わせて合掌しながら、真言宗の護摩供養で︵不動明王に対して︶唱えられる﹁のうまくさんまんだ・・・﹂の真言を唱えた後、﹁わしゃ、木魚か!?﹂などと突っ込む。 ●﹁いい音鳴子﹂︵最近はあまり見られなくなった︶ 上記灰皿や宮島のしゃもじ同様、﹁よさこい節﹂などで用いられる鳴子を両手に持って自分の頭を叩いて音を出す芸。 ●このほか、封印されたものとして﹁椅子人工衛星﹂というものがあった。いじられネタ
熊ネタ
●座長︵主に内場︶﹁あっ、熊や!死んだふりせえ﹂ ︵全員が死んだふりをする︶ 島木﹁誰が熊やアホー、わしゃ人間や人間、みな起きぃ、起きんかい!…︵桑原和男がいる場合︶こら、そこのおばはん!トビウオみたいな変な格好すな!、︵めだかがいる場合︶おい、逆立ちで死んだマネすな!﹂﹁おい、○○︵ヤクザ役の場合、子分役の名前︶、お前まで死んだふりして﹂ 子分役﹁すんません、急に見るとつい﹂ ●または下のパターンになる。 島木﹁誰が熊じゃ、わしゃ人間じゃ、熊なんていわれたんは久しぶりじゃ、久しぶりぶり﹂ 共演者﹁ブロッコリー﹂ 島木﹁言うなー!﹂ そこから桑原やめだかがいれば桑原のトビウオやめだかの逆立ちになる。 ●間寛平が在籍していた頃は、﹁頼むから食わんといてくれ﹂︵島木︶﹁誰が食うか!わしゃ人間じゃ﹂というやり取りが見られた。 ●内場が声を殺してゆっくり死んだふりをするバージョン 内場︵島木の顔を見て気絶するような感じで死んだふりをする︶ 共演者﹁どないしたん?﹂ 内場﹁熊や、死んだふりを﹂ 共演者﹁そんな熊て…アァ〜ッ︵島木を見て声を殺しながら倒れる︶﹂ ︵全員が死んだふりをする︶ 島木﹁どないしはったん?﹂ 内場﹁熊です。死んだふりを﹂ 島木﹁えぇ〜っ、熊。危ない、死んだふりしよ﹂︵死んだふりをする︶ 内場﹁いや、熊はあんたや﹂ 島木﹁えぇっ、わたし熊!?そんなん言われたん久しぶりや。ひさしぶりぶり﹂ 内場、または共演者﹁ブロッコリー﹂ 島木﹁言うな!﹂ 島木﹁わしなあ、町内会ではバンビちゃん/渡哲也言われてんねんど﹂ 内場、または共演者﹁え、ゾンビちゃん?/渡哲也いうか不渡り手形みたいな﹂ 島木﹁やかましわ!﹂ このシチュエーションの後、内場の持ちネタである﹁えっ、そんなんできるんですか?﹂に続くこともある。 なお、以前は、熊ネタから﹁えっ、そんなんできるんですか?﹂に移行して、 内場﹁しっぽは?﹂ 島木﹁取れました♪ アホッ、わしゃ人間や!﹂ あるいは、島木が﹁わしゃ、人間や﹂と言った後、 内場﹁すいません。ここには、ハチミツは置いてないんですが﹂ などと続くパターンも見られた。たこ焼きネタ
﹁なにわ人情コメディ 横丁へよ〜こちょ!﹂にゲスト出演した際には、陣内智則やフットボールアワーの後藤輝基︵麒麟の加入後は、麒麟の川島明も︶らに﹁たこ焼き﹂︵﹁たこ焼きのお化け﹂、﹁巨大たこ焼き﹂︶と間違えられて貶された上に、たこ焼きソース、マヨネーズ、青海苔、かつお節を頭や顔に塗り掛けられることも多かった。 なお、後番組の﹁あったか人情コメディ 湯けむりパラダイス!﹂では、日帰り温泉入浴施設が舞台のため、このネタは見られなくなった。最近ではあまり見られないもの
●会話の揚げ足を取られる。 池乃めだか﹁あなたの名前は?﹂ 島木﹁島木譲二といいます﹂ めだか﹁島木の"しま"はどんな字かね﹂ 島木﹁淡路島の"しま"です﹂ めだか﹁鹿児島(小豆島)の"しま"ではあかんねんな﹂ 島木﹁そんなもんどっちでも一緒やろ!﹂ めだか﹁じゃあ、島木の"き"はどんな字かね﹂ 島木﹁月火水木の"もく"です﹂ めだか﹁火木土の"もく"ではあかんねんな﹂ 島木﹁そんなもんどっちでも一緒やろ!﹂ めだか﹁なんや、さっきから怒ってからに﹂︵島木の怒るポーズを真似る︶ ︵中略︶ めだか﹁お父さんの名前は?﹂ 島木﹁つねきちです﹂ めだか﹁お母さんの名前は?﹂ 島木﹁しまこです﹂ めだか﹁どこに住んではるんですか?﹂ 島木﹁武庫之荘です﹂ めだか﹁お母さんの名前は?﹂ 島木﹁さっき言うたやろ!﹂ ●似たようなフレーズの掛け合いギャグ 相手﹁あんたどこから来たん?﹂ 島木﹁尼崎ですわ﹂ 相手﹁家、何やってまんねん?﹂ 島木﹁不動産屋ですわ﹂ 相手﹁お父さんの名前は?﹂ 島木﹁つねきちですわ﹂ 相手﹁それであんたどこから来たん?﹂ 島木﹁尼崎って言うてますやん﹂ 相手﹁家、何やってはんのん?﹂ 島木﹁不動産屋やて言うてるやろ﹂ 相手﹁ところで、あんたのお父さんの――﹂と、このようにどうどう巡りの質問攻撃をやられる。 ●ヤクザの役などで、﹁○○︵場所の名︶で、渡哲也に似た男が待っているから来い﹂と連絡を入れ、共演者を呼び出す。共演者達が指定された場所に行くと、島木が待っており、﹁誰が渡哲也やねん!?﹂と突っ込まれる。セリフネタ︵熊ネタ以外︶
持ちネタ
●かえるぴょこぴょこみこぽこぽ…︵早口言葉が言えないことをいじられる︶ ●頭の中がチンチラポッポ︵よく先に言われる︶ ●困った困ったこまどり姉妹 ●う〜ん︵または愛を込めて︶、チューイングボーン ●う〜ん、譲二ショック︵または﹁う~ん、譲二ハッピー﹂︶ ●う〜ん、ルルルン、パ ●すっきりきりきり、キリマンジャロ︵または、﹁すっきりきりきり、きりたんぽ﹂ ﹁すっきりきりきり、キリンレモン﹂︶ ●ごめりんこ ●しまったしまった島倉千代子︵よく先に言われる︶ ※しかし先に言われずに言い切ってしまったためにNGになったことがある。 ●ワンダフルフル、フルーツポンチ ●頭がかいかいカイワレ大根 ●まいったまいったマイケル・ジャクソン︵よく先に言われる︶ ●こんなことはなかなか言えない︵できない︶中村美律子︵え?あんた中村美律子?と聞かれる︶ ●ホップ・ステップ、ボブ・サップ︵よく先にいわれる︶ ●久しぶりぶりブロッコリー︵最近は死んだフリのギャグのときに、他の芸人︵特に吉田ヒロ︶に舞台の前に設置されているマイクを利用して言われる︶ ●ひどい、ひどいわっ!︵といって泣く真似︶このネタは元チャンバラトリオの結城哲也から5千円で買った。 ︵パチパチパンチなどの体を張って相手を威圧するネタを披露した後、ボクシングのパンチの真似でさらに相手を威圧しようとして、逆に相手に平手打ちを食らわされたりした時に言う︶ ●ひえ〜〜ざん、延暦寺、あぁ〜滋賀〜県︵同上︶ ●もう悪いことは青森県の下、飽きた︵秋田︶ ●︵わしの︵お前の︶人生も︶愛知県、名古屋、終わり︵尾張︶︵よく先に言われる︶ ●あ〜えらいこっちゃ、何のこっちゃ抹茶に紅茶 ●I can not 能登半島 ●待った待った松田聖子 ●良かった良かった吉永小百合 ●分かった分かった若乃花 ●結構結構コケコッコー ●結構日光東照宮 ●体がブルブルブルドッグ ●モロキュー、オバQ、肩脱臼 ●あれしろこれしろ八代亜紀︵または、﹁ラッキークッキー八代亜紀﹂︶ ●びっくりびっくり、栗ようかん︵または、﹁びっくりびっくり、栗まんじゅう﹂︶ ●あらあらあらあら、新珠三千代 ●ソーリーアイムソーリー安倍総理 ●ごめん、ラーメン、チャーシューメン ●限界限界、玄界灘 ●ノッてるノッてる藤原紀香 ●びっくりしゃっくり、ごゆっくり︵または、﹁びっくりしゃっくり、クルリンパ﹂︶ ●島田一の介に﹁このテッペンハゲ!﹂と罵り、島田に﹁あんた全面ハゲやがな!﹂と返される。その後﹁俺のはファッションハゲや!﹂と言う。その後周りの共演者に﹁うわっ、すごいけなし合い︵毛無しとかけてある︶やな﹂と言われる。 ●はい、パパラッチ︵写真を撮られるとき︶ ●あぁ〜、痛〜み︵伊丹︶、尼崎、兵庫県 ●長生きしたかったら、酒と女は、2合︵2号︶までや ●もう泣きとうなってきたわ!思いっきり泣いて帰ろ!︵ポケットに手を入れてブヒブヒ音を出す︶ ●なめとったことぬかすとどえらい目に遭わすぞ!! 共演者﹁どえらい目ってどんな目??﹂︵島木︶﹁︵瞼を広げて︶こんな目や!!…アホッ!!﹂ ●客席に向かって﹁わっ!!﹂と言い、客を驚かす。 など多数。 なお、これらのセリフの前半を島木が言った後、他の出演者が先にオチのセリフを言うと、島木は必ず﹁︵先に︶言うな!﹂と突っ込む。 ちなみに、2005年7月9日放送分﹃一日だけの親孝行﹄では、辻本・烏川・安尾の3人にセリフネタ10連発︵﹁久しぶり…﹂﹁困った…﹂﹁しまった…﹂﹁おまえらの頭は…﹂﹁待って待って…﹂﹁分かった…﹂﹁なんのこっちゃ…﹂﹁俺の人生は愛知県名古屋…﹂﹁アイキャンノット…﹂﹁結構…﹂︶を先に言われた。人物
●芸名の島木譲二は、石原裕次郎が主演した映画﹃俺は待ってるぜ﹄の主人公・島木譲次に由来しており、生前の裕次郎に直接使用許可を求めに行ったらしい。また﹁吉本の渡哲也﹂と称される(自称している)が、大半に﹁どこがや!﹂﹁どっちかと言うと不渡り手形やな…﹂と突っ込まれる。 ●吉本興業屈指の﹃いい人﹄として知られる︵その優しさを利用して、池乃めだかが浅香あき恵に﹁喫茶店で待ってます﹂と島木に電話をかけさせ、何も知らないでほくほく顔で延々喫茶店で待っている本人を見て笑うといったイタズラの標的になっていた。テレビでの暴露や新喜劇関連の著書による︶。チュートリアルの徳井義実が島木を﹃真の男前﹄として紹介した。 ●中村吉右衛門版鬼平犯科帳︵おにへいはんかちょう︶第7シーズンにて妖盗葵小僧を怪演。 ●1989年公開のハリウッド作品﹃ブラック・レイン﹄には若山富三郎が演ずる暴力団組長の子分役で出演。ハリウッド映画デビューをはたしている。 ●﹃ブラック・レイン﹄撮影中に、島木がコメディアンだと知ったダグラスの子供たちにせがまれて大阪名物パチパチパンチをマイケル・ダグラスの子どもに披露して大受けした。しかし同作DVD特典映像で島木本人が語ったところによると、ポコポコヘッドも披露したところ、﹁クレイジー!!﹂と叫ぶ程怖がられ、﹁自分のギャグは何かがおかしい﹂と痛感したそうである。 ●ハリウッドデビューしていることや、上記のマイケル・ダグラスの子どもとのエピソード、高倉健に直接名刺をもらったことを自慢していたことを芸人仲間にテレビなどで紹介された。 ●アドリブに弱く、うまく切り返せなかったりアドリブに気づかないことが多い。辻本茂雄から﹁突っ込めや!!﹂と顔を叩かれたり、﹁ホントにアドリブに弱い奴やな〜﹂っとイジられる︵ただ、辻本の場合は、傾向から見て、事前に打ち合わせをしていることも大いにあり得る︶。 ●霊媒師以外には見えないはずの幽霊役の桑原和男と石田靖の呼びかけに﹁何を言うとるんや﹂と返事してしまい、石田を爆笑させるなど、込み入った芝居には実際弱いようである。 ●吉本新喜劇の舞台では入れ歯を外して出演している。 ●駄洒落が得意で、駄洒落を用いたギャグも使っている。 ●警備員時代に、犬に吠えられて転倒し骨折したことが原因で、犬が苦手である。 ●大相撲のテレビ中継で、変装など一切せずに観客席にいるのが映ったことがある。 ●NGKの近くで、通り過ぎる人の外見でサムライとニンジャと呼び分けていた外国人の子供に島木だけモンスターと叫ばれたことがある︵人志松本のすべらない話でのケンドーコバヤシの暴露による︶。 ●ある若手芸人がNGKのトイレで用を足そうとしたところ、島木が割り込んででっかい屁をしたという。ところが大便が出ず、発した言葉が﹁あきまへん。屁しかでまへんねん。﹂︵やりすぎコージーにて︶ ●クリスタルのCM収録の際、収録現場に到着した島木に控えで椅子に座っていたスタンドインが席を譲ろうとしたところ、﹁よろしい、よろしい、座っときなはれ﹂と気のいいところを見せた。又、この収録リハーサルの時、池乃めだかとともに共演女性のレースクイン姿に視線がちらちら行っている様子がモニターで丸分かりで、爆笑を誘っていた。 ●昔、正道会館主催の空手の試合に出たことがあり、角田信朗と対戦したことがある。 ●色んな種類の消しゴムを収集している。 ●離婚して現在は独身であり、元妻との間にできた一人娘がいる。島木流血事件
●2004年12月15日に収録された正月特番で、舞台中に出演者から唆され、頭に水晶玉を乗せて鏡餅をやろうと、投げ上げたところ、落ちてきた水晶玉が脳天を直撃、頭頂部から流血した。舞台が騒然となり、共演の石田靖があわてて島木の頭をタオルで拭い、以降はそのまま頭に︵頬かむりのような形で︶タオルを巻いた姿で収録続行した。 ●当然の如く、オンエアでは流血のシーンは全てカットされたが、2009年4月11日放送の新喜劇50周年スペシャルにて、カットされた流血シーンが、初めてテレビで全て公開された。放り投げた水晶玉は頭上1m以上もの高さから落下してきて、そのまま頭を直撃していた。その番組中の島木本人の話によれば、﹁横に落とすつもりが、見失ってしまった。首が3センチほど入った﹂らしい。水晶玉が頭を直撃した瞬間、一瞬目の前が真っ暗になったが、足を踏ん張って舞台に立ち続けたとのこと。共演者から﹁不死身や!﹂の声もあがっていた。出演作品
バラエティ
●よしもと新喜劇︵MBS︶ ●夕焼けの松ちゃん・浜ちゃん ︵1990年、ABC︶ ●超!よしもと新喜劇︵1997年、TBS︶ ●ようこそ!寛平のアヘアヘ爆笑王国 ︵1999年11月30日、ABC︶ ●サマージャンボ新喜劇爆笑90分スペシャル︵2002年8月3日、MBS︶ ●寛平の帰ってきたあっちこっち丁稚 ︵2002年1月26日、ABC︶ ●超豪華!吉本コメディー﹁寛平VS辻本 爆笑!ふたりの水戸黄門 天下分け目のギャグ合戦﹂︵2003年12月30日、YTV︶ ●痛快時代劇コメディ!!﹁必笑!仕事人﹂︵2007年1月3日、ABC︶ ●寛平まつり2007 ﹁寛平爺さん奮闘記!!﹂︵2007年10月21日、ABC︶ ●寛平祭り2008FINAL 吉本爆笑コメディー!︵2008年10月26日、ABC︶ ●爆笑!ふれあいコメディ こちらかきくけ公園前︵2009年、ABC︶ 不定期出演 ●サタうま!︵KTV︶ - 茂ちゃん軍団としてVTR出演。ドラマ
●花王ファミリースペシャル﹁裸の大将放浪記70 清のデカンショ節 丹波篠山編﹂︵1994年、10月9日、KTV︶ ●暴れん坊将軍VI 第42話﹁黄金地蔵が呉れたお母ちゃん﹂︵1995年︶ - 佐吉 ●土曜ワイド劇場︵ANB︶ ﹁桜吹雪美人スリ三姉妹がいく ヌードギャルの入れ墨をスリとれ!みちのく温泉秘宝さがし旅﹂︵1997年3月15日、ABC︶ ﹁山村美紗サスペンス 京都紅葉寺殺人事件﹂︵2002年11月23日︶
●お礼は見てのお帰り ナニワのべっぴん刑事・一本木礼子1︵1997年4月8日、KTV︶
●お礼は見てのお帰り ナニワのべっぴん刑事・一本木礼子3︵1999年1月5日、KTV︶
●京都迷宮案内シリーズ︵1999年〜、テレビ朝日︶
●サラリーマン金太郎 超ド迫力!秋の2時間スペシャル (1999年10月3日、TBS)
●金曜エンタテイメント﹁清水次郎長物語﹂︵1995年3月3日、CX︶ - 相撲常
●鬼平犯科帳︵CX︶第7シリーズ﹁妖盗葵小僧﹂︵1997年︶ - 葵小僧芳之助
●水戸黄門 第30部 第13話﹁黄門様は名鑑定士!・天橋立﹂︵2002年、TBS︶
●貧窮貴公子〜山田太郎ものがたり〜︵中華電視公司︶ - 大熊
●ホームレス中学生2︵2009年4月12日、CX︶