アラクス
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本社(2014年8月) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ARAX |
本社所在地 |
![]() 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内三丁目2-26 北緯35度10分36.5秒 東経136度54分11.1秒 / 北緯35.176806度 東経136.903083度座標: 北緯35度10分36.5秒 東経136度54分11.1秒 / 北緯35.176806度 東経136.903083度 |
設立 | 1990年(平成2年)7月5日(創業:1853年(嘉永6年)) |
業種 | 医薬品 |
法人番号 | 7180001033982 |
事業内容 | 医薬品の製造販売 |
代表者 | 代表取締役 荒川愼太郎 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 54億円 |
従業員数 | 304名 |
決算期 | 3月31日 |
外部リンク | https://www.arax.co.jp/ |
特記事項:1853年(嘉永6年)に鎰長として創業、1917年(大正6年)「荒川長太郎合名会社」に社名変更、1990年(平成2年)7月5日に新会社として設立 |
株式会社アラクス︵英称‥ARAX Co., Ltd.︶は、日本の医薬品製造メーカー。本社は愛知県名古屋市中区。工場は愛知県稲沢市日下部花ノ木町1番地︵なお、工場は所在地が稲沢市にあるが﹁清洲工場﹂と呼ばれている︶。
概要[編集]
1853年︵嘉永6年︶創業。創業当初は﹁鎰長﹂︵いっちょう︶という名前であったが、1917年︵大正6年︶に﹁荒川長太郎合名会社﹂と社名を変更した[1]。1990年︵平成2年︶7月5日に同合名会社から独立して新会社として設立された。社名は荒川長太郎合名会社[1]の﹁ARA﹂︵荒︶と未知への挑戦を意味する﹁X﹂を合成した造語で、同合名会社とニチエー︵名古屋市・連結子会社︶、シーエス薬品︵現・アルフレッサ︶の各社が出資した。 同社では看板商品の頭痛薬﹁ノーシン﹂シリーズを中心に妊娠検査薬︵チェックワン︶、便秘薬︵カイベールC︶を主力商品としたセルフメディケーション︵家庭用医薬品︶商品を展開している。 テレビ番組での提供クレジットは、株式会社アラクスが設立された1990年︵平成2年︶7月以降は﹁アラクス︵現在は﹁ARAX﹂のロゴマーク︶﹂で、それ以前は﹁ノーシン﹂又は﹁荒川長太郎合名会社﹂[1]だった。製品一覧[編集]
●ノーシン︵解熱鎮痛薬︶︻指定第2類医薬品︼ ●ノーシンアイ︵解熱鎮痛薬︶︻指定第2類医薬品︼ ●ノーシンホワイト︵解熱鎮痛薬︶︻指定第2類医薬品︼ ●ノーシンピュア︵解熱鎮痛薬︶︻指定第2類医薬品︼ ●ノーシンエフ︵解熱鎮痛薬︶︻指定第2類医薬品︼ ●ハイタミン錠︵解熱鎮痛薬︶︻指定第2類医薬品︼ - アセトアミノフェン・エテンザミド・カフェイン水和物を配合し、特に歯痛向けに特化したもの。 ●チェックワン︵検査薬︶ ●チェックワン︻第2類医薬品︼ - 妊娠検査薬 ●チェックワンLH・II排卵日予測検査薬︻第1類医薬品︼ - 2017年1月にこれまで︻医療用体外診断用医薬品︼として発売されていた﹁チェックワンLH・II﹂を一般用検査薬としてリニューアル。 ●チェックワンLHデジタルスマイル︻第1類医薬品︼ - 2020年8月発売。排卵日予測検査薬で日本国内初となるデジタル表示式タイプ。チェックスティックをリーダーに差し込んで使用する。 ●カイベールC︵便秘薬︶︻指定第2類医薬品︼ ●セイドーA︵下痢止め薬︶︻第2類医薬品︼ - フィルムコーティングを施した錠剤タイプ。 ●カフェクール500︵眠気防止薬︶︻第3類医薬品︼ - 2016年8月に従来の﹁カフェクール200﹂を改良。無水カフェインの1日の含有量を500mgに増量し、1日3回服用型に変更した。 ●PITTA MASK︵ピッタ・マスク︶ - 2013年12月発売。化粧用パフにも用いられているポリウレタンをベースとした新素材を立体網目構造で作った花粉用マスク。洗って繰り返し︵5回まで︶の使用が可能で、花粉捕集率もキープする。当初はレギュラーサイズのみだったが、2014年10月に約10%小型化した小さめサイズ﹁PITTA MASK SMALL﹂を、その翌月にはレギュラーサイズのカラーバリエーション品としてグレーカラーの﹁PITTA MASK GRAY﹂、2017年11月︵一部販売店では2016年11月・2017年3月に先行発売︶にレギュラーサイズのライトグレーカラーの﹁PITTA MASK LIGHT GRAY﹂、キッズサイズの﹁PITTA MASK KIDS COOL︵ブルー・グレー・イエローグリーンの3色アソート︶﹂、﹁PITTA MASK KIDS SWEET︵ピンク・イエロー・サックスブルーの3色アソート︶﹂の計3種、2018年10月にレギュラーサイズのカラーバリエーション品としてネイビーの﹁PITTA MASK NAVY﹂とカーキの﹁PITTA MASK KHAKI﹂、小さめサイズの3色アソートパックとして、サーモンピンク・ラベンダー・ベビーピンクで構成された﹁PITTA MASK SMALL PASTEL﹂、ライトグレー・ホワイト・ソフトベージュで構成された﹁PITTA MASK SMALL CHIC﹂の計4種、2019年10月にはレギュラーサイズ初の3色アソート﹁PITTA MASK PASTEL﹂、小さめサイズの3色アソート﹁PITTA MASK SMALL MODE﹂、KIDSサイズの白﹁PITTA MASK KIDS WHITE﹂が順次追加され、全13種が発売されている。2020年8月に抗菌加工が施され、洗える回数が3回から5回にアップ、パッケージデザインを変更。また、レギュラーサイズは白を﹁PITTA MASK REGULAR WHITE﹂とするなど、他のカラーを含めたすべての製品名に﹁REGULAR﹂を付記、小さめサイズの白を﹁PITTA MASK SMALL WHITE﹂に製品名を変更するリニューアルが行われた。 ●PITTA MASK 2.5 - 2014年2月発売。N95規格相当の特殊帯電フィルターを採用したプリーツ型マスクに顔とマスクにできる隙間をふさぐ隙間密着シールを同梱した1回使いきりタイプ。関連会社[編集]
●荒川長太郎株式会社[1] ●ニチエー株式会社 ●東海製薬株式会社歴代CMタレント[編集]
●吹石一恵︵ノーシンアイ︶※現役 ●桜井ユキ︵オトナノーシンピュア︶※現役 ●久間田琳加︵ノーシンピュア︶※現役 ●藤田ニコル︵ノーシンピュア︶ ●トリンドル玲奈︵ノーシンピュア︶ ●南明奈︵ノーシンピュア︶ ●平山あや︵ノーシンピュア︶ ●安西ひろこ︵ノーシンピュア︶※同商品CMラストでチャイム代わりに言うフレーズ﹁ポンピ〜ン﹂の元祖[注釈 1]。 ●酒井法子︵ノーシン︶※薬物事件で降板。その際はアラクスがホームページで遺憾の意を示した。 ●坂井真紀 ●桜井幸子 ●中嶋美智代 ●田村英里子︵ノーシン︶ ●小松千春︵ノーシンホワイト︶ ●西田ひかる︵ノーシンホワイト︶※﹁私はいつでもナオリタガール﹂というフレーズの末尾が、当初のCMではネイティブな発音だったことが特徴[2]。 ●松本孝美︵ノーシンホワイト︶ ●川崎敬三︵ノーシン︶ ●神田正輝︵ノーシン︶ ●岩城徳栄 ●上田美恵 ●高橋恵子 ●ピンクの電話︵カイベールC︶ ●YURIMARI︵カイベールC︶ ●杉田かおる︵ハーモン︶ ●木内みどり︵ハイタミン錠︶ ●ロビンマスク︵PITTA MASK︶ ●ウォーズマン︵PITTA MASK︶※2015年より。テレビ提供番組[編集]
●おトラさん︵KRT=現‥TBS系列。一社提供︶ ●月曜9時ドラマ (TBS)︵TBSテレビ︶ ●海の野郎ども︵フジテレビ系列。一社提供︶ ●里見八犬伝︵倉丘伸太郎主演版︶︵フジテレビ系列。一社提供︶ ●しろうと寄席︵フジテレビ系列。1967年4月以降︶ ●運命峠︵関西テレビ制作・フジテレビ系列。1974年︶ ●森田一義アワー 笑っていいとも!︵東海テレビ︶ ●HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP︵フジテレビ系列、2012年10月以降︶ ●ビクター歌のパレード︵日本テレビ系列。中期を一社提供︶ ●スターと飛び出せ歌合戦︵よみうりテレビ制作・日本テレビ系列。1969年9月まで︶ ●快快!高田病院へ行こう︵中京テレビ制作・日本テレビ系列。1992年10月 - 1993年︶ ●開運!なんでも鑑定団︵テレビ愛知︶ 殆どが過去または番組終了であり、基本的にはスポットCM中心。![]() | この節の加筆が望まれています。 |
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 口チャイム自体は、ノーシンホワイトCMで西田ひかるが「ピンポ〜ン」と言ったのが始まり。