アレハンドロ・ゴメス
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 アタランタBCでのゴメス（2017年） | ||||||
| 名前 | ||||||
| 本名 |
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| 愛称 | Papu | |||||
| ラテン文字 | Papu Gómez | |||||
| 基本情報 | ||||||
| 国籍 |
 アルゼンチン イタリア | |||||
| 生年月日 | 1988年2月15日（36歳） | |||||
| 出身地 | ブエノスアイレス | |||||
| 身長 | 165cm | |||||
| 体重 | 68kg | |||||
| 選手情報 | ||||||
| 在籍チーム |
ACモンツァ | |||||
| ポジション | FW / MF | |||||
| 背番号 | 17 | |||||
| 利き足 | 右足 | |||||
| ユース | ||||||
| 2003-2006 |
アルセナル | |||||
| クラブ1 | ||||||
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
| 2005-2009 |
アルセナル | 77 | (12) | |||
| 2009-2010 |
サン・ロレンソ | 48 | (8) | |||
| 2010-2013 |
カターニア | 106 | (16) | |||
| 2013-2014 |
 メタリスト・ハルキウ | 23 | (3) | |||
| 2014-2021 |
アタランタ | 209 | (50) | |||
| 2021-2023 |
 セビージャ | 66 | (9) | |||
| 2023- |
モンツァ | 2 | (0) | |||
| 代表歴2 | ||||||
| 2007 |
 アルゼンチン U-20 | 11 | (2) | |||
| 2017-2022 |
アルゼンチン | 17 | (3) | |||
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1. 国内リーグ戦に限る。2024年3月12日現在。 2. 2024年3月12日現在。 ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj | ||||||
パプ・ゴメス︵Papu Gómez︶こと、アレハンドロ・ダリオ・ゴメス︵Alejandro Darío Gómez, 1988年2月15日 - ︶は、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のサッカー選手。元アルゼンチン代表。セリエA・ACモンツァ所属。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー。
メタリスト・ハルキウでプレーするゴメス︵2013年︶
2013年8月2日、FCメタリスト・ハルキウに移籍が決定[6]。ゴメスにはインテル・フィオレンティーナ・アトレティコ・マドリードなど複数のクラブからオファーがあったがUEFAチャンピオンズリーグでプレーすることを希望していたためウクライナへと渡った[7]。しかし、ゴメスが加入してからわずか2週間後にUEFAとスポーツ仲裁裁判所は同クラブが2008年に八百長に関与したとしてヨーロッパの大会の参加資格を剥奪した[8]。これによりチャンピオンズリーグに出場できなくなったため、ゴメスはフィオレンティーナに移籍するために給与の引き下げを申し出た[9]。さらに、キーウを中心とする政変、ロシアのクリミア侵攻などが起きたことでハルキウを含むウクライナ全域は政治的に不安定になったため、ゴメスは2014-15シーズン開始前にウクライナへの帰国を拒否し、他のチームメイト3人とともにハルキウを退団した[10]。なお、この影響でウクライナ・プレミアリーグに在籍していた外国人選手は2年間で170人から60人に減少した[11]。
アタランタでプレーするゴメス︵2014年︶
2014年9月1日、アタランタBCに移籍し、セリエAに復帰した[12]。
2016-17シーズンはリーグ戦37試合で16得点を挙げるなど、アタランタの5位躍進に大きく貢献した[13]。
2017-18シーズンのELでは、9月28日のオリンピック・リヨン戦で1点ビハインドの状況から直接フリーキックを決めて引き分けに持ち込んだ。なお、この試合前にはリヨンのナビル・フェキルから﹁知らない選手﹂と語られていた[14]。
2018-19シーズンからは引退したクリスティアン・ライモンディに代わってチームの第一キャプテンを担い、アタランタを3位フィニッシュに導いて翌シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得とコッパ・イタリア準優勝を果たした[15][16]。
2019-20シーズン、チームの好成績に貢献し、6月のセリエA月間最優秀選手賞を受賞した[17]。リーグ戦では最多の16アシストを決め[18][19]、2期連続のチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献するなどの活躍でセリエA年間ベストイレブンとセリエA年間最優秀MFに選出された[20][21]。このシーズンのCLでは、スカッド・オブ・シーズンの1人に選出された[22]。
2020-21シーズン開幕後もアタランタで主軸として活躍していたが、12月1日に行われたCLグループリーグのFCミッティラン戦のハーフタイム中にジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督と衝突し、前半限りでの交代となった。その後、ゴメスは自身のInstagramのストーリー機能でアタランタ退団を示唆し、16日のユヴェントス戦を最後にメンバー招集されることはなかった[23][24]。
アルゼンチン代表でのゴメス︵2022年︶
アルゼンチンU-20代表の一員として、2006年のトゥーロン国際大会や2007年のFIFA U-20ワールドカップに出場した。
アルゼンチン代表として国際的にプレーしたのはユースレベルのみであったため、イタリア国籍も持つゴメスは彼がプレーすることに興味を示していたイタリアA代表に選出される資格があると思われた[5]。しかし、FIFAは彼が初めてアルゼンチン代表のユースレベルでプレーした時にはイタリア国籍を持っておらず、この条件を覆すことを可能にするイタリアの血統も持っていないため、代表チームを変更する資格がないと裁定した[31]。
アタランタでの活躍から2017年6月にアルゼンチンA代表に招集されると、6月13日のシンガポールとの親善試合で代表デビューし、初得点も挙げた[32]。
2021年6月、ゴメスはブラジルで開催されるコパ・アメリカ2021に向けたメンバーに選出され、21日のパラグアイ戦(1-0)でゴールを決めた[32]。さらに、その1週間後のボリビア戦(4-1)でも再びゴールを決めて準々決勝進出に貢献[32]。これ以降の試合でゴメスが出場することはなかったが、アルゼンチン代表は決勝でブラジルを1-0で破ったことで、ゴメスは自身初のA代表での国際タイトルを獲得した[33]。
2022年、2022 FIFAワールドカップのメンバーに選ばれると、サウジアラビア戦(1-2)とオーストラリア戦(2-1)に出場。チームはこの大会で悲願の優勝を果たした[32]。
クラブ経歴[編集]
アルセナル[編集]
アルセナルFCのユース出身。2003年にプロデビュー。2005年から正式にトップチームの一員となると、翌2006年から定位置を確保。 2007年11月30日、コパ・スダメリカーナ決勝でクラブ・アメリカと対戦すると、1stレグで逆転ゴールを含む2ゴールを挙げて3-2の先勝に貢献。2ndレグは1-2で敗れたものの、アウェーゴール数によって自身初の国際タイトルを獲得した[1]。サン・ロレンソ[編集]
2009年、CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロに移籍。1シーズンのみの在籍だったが、リーグ戦47試合に出場し8ゴールを挙げた[2]。カターニア[編集]
2010年7月、セリエAのカルチョ・カターニアへ移籍。ユヴェントスFCに移籍したホルヘ・マルティネスに代わるレギュラーとしてプレー。 2012年夏の移籍市場ではインテルを初めとするイタリアの複数のクラブからの関心が報じられた[3][4]。 2012-13シーズンは、ほぼ全てのリーグ戦︵36試合︶に出場して8ゴール7アシストを記録。ゴメスと同じアルゼンチン出身のゴンサロ・ベルヘッシオとパブロ・バリエントスで3トップ形成して、チームは1964-65シーズン以来のクラブ最高順位となる8位でシーズンを終えた[5]。メタリスト・ハルキウ[編集]
アタランタ[編集]
セビージャ[編集]
2021年1月26日、セビージャFCと2024年までの契約を結んだ[25]。2月6日、ヘタフェ戦でラ・リーガデビューすると、この試合で移籍後初ゴールを挙げた[26]。 2023年9月1日、双方合意の下で契約を解除し退団した[27]。モンツァ[編集]
2023年9月29日、ACモンツァに加入した[28]。10月2日、サッスオーロ戦でモンツァデビューした[29]。 10月20日、セビージャ在籍中の2022年に行われたドーピング検査で世界アンチ・ドーピング機構の禁止薬物に指定されているテルブタリンが検出されたとして2年間のスポーツ活動の資格停止が言い渡された。テルブタリンを使用する際には事前に治療的吸入の使用許可が必要だったが、ゴメスはこれに対し﹁息子の咳を和らげる際に使用した咳止めシロップを誤って摂取してしまった﹂として上訴。しかし、2024年3月に上訴が棄却されたことがモンツァのラッファエレ・パッラディーノ監督によって明かされた[30]。代表経歴[編集]
プレースタイル[編集]
足元の技術に長けたチャンスメイカー[34]。得点力も兼ね備えるが、献身的な守備で得点以外の面でもチームに貢献する[35]。タイトル[編集]
クラブ[編集]
- アルセナル
- コパ・スダメリカーナ : 2007
- スルガ銀行チャンピオンシップ : 2008
- セビージャ
- UEFAヨーロッパリーグ : 2022-23
- UEFA-CONMEBOLクラブチャレンジ : 2023
代表[編集]
- U-20アルゼンチン代表
- アルゼンチンA代表
- コパ・アメリカ : 2021
- フィナリッシマ : 2022
- FIFAワールドカップ : 2022
個人[編集]
- セリエAアシスト王 : 2018-19, 2019-20
- セリエA年間ベストイレブン : 2019-20
- セリエA年間最優秀MF賞 : 2019-20
- セリエA月間最優秀選手賞 : 2020年6月, 2020年9月
- UEFAチャンピオンズリーグ年間ベストチーム : 2019-20
脚注[編集]
(一)^ “Copa Sudamericana 2007”. RSSSF. 2024年3月9日閲覧。
(二)^ “Inter-Ranocchia: ufficiale Zuculini è del Genoa” (イタリア語). La Gazzetta dello Sport (2010年7月21日). 2016年11月17日閲覧。
(三)^ インテルがカターニアMFに６００万ユーロを提示か Goal.com2012年7月30日
(四)^ イタリア移籍市場、最もホットな10人 - Goal.com 2012年8月1日
(五)^ abGalindo, Peter (2013年11月28日). “Catania Club Focus: Rossazzurri not missing Lodi as much as Papu”. Forza Italian Football. 2016年11月17日閲覧。
(六)^ インテルやアトレティコが狙ったゴメス、ウクライナ移籍 Goal
(七)^ Tribal Football Staff (2013年8月3日). “Alejandro Gomez: I turned down Inter Milan, Fiorentina”. Tribal Football. 2016年11月17日閲覧。
(八)^ “Metalist Kharkiv remain banned from Champions League”. BBC (2013年8月16日). 2016年11月17日閲覧。
(九)^ Bargellini, Simone (2013年12月13日). “Transfer News: Metalist Kharkiv winger Alejandro Gomez keen to join Fiorentina”. Sky Sports. 2016年11月17日閲覧。
(十)^ Baxter, Kevin (2014年10月11日). “Ongoing conflict in Ukraine wreaks havoc on country's Premier League”. The L.A. Times. 2016年11月17日閲覧。
(11)^ Agence France-Presse (2016年3月16日). “Out of Champions League, Dynamo Kiev and Ukraine football must now face harrowing reality”. The National. 2016年11月17日閲覧。
(12)^ ゴメスがイタリア復帰、アタランタが獲得 Goal
(13)^ アタランタ躍進の立役者アレハンドロ・ゴメス、クラブに愛着示すも﹁オファーは検討する﹂ 超ウルトラサッカー 2017年5月16日
(14)^ “イメージ通り！ 豪快FK弾のゴメス﹁ゴール隅に突き刺そうと﹂”. サッカーキング (2017年9月29日). 2024年3月10日閲覧。
(15)^ “Atalanta in Champions League: The fairytale story of Europe's biggest overachievers, led by Papu Gomez”. www.goal.com (2020年2月16日). 2021年5月3日閲覧。
(16)^ “Papu Gomez and Ilicic fire Atalanta past Fiorentina and into Coppa Italia final”. MARCA (2019年4月25日). 2021年5月3日閲覧。
(17)^ “Most Valuable players SerieA 2019/20”. www.legaseriea.it. 2020年7月23日閲覧。
(18)^ “Alejandro Gomez”. footystats.org. 2020年7月23日閲覧。
(19)^ “Italian Serie A Scoring Stats - 2019-20”. www.espn.com. 2020年8月2日閲覧。
(20)^ “Gran Galà del Calcio: The winners” (英語). Football Italia (2021年5月19日). 2024年3月11日閲覧。
(21)^ “ディバラがセリエAのMVPに輝く！…コロナ克服し今季11得点7アシストで9連覇貢献”. www.soccer-king.jp (2020年7月5日). 2020年7月5日閲覧。
(22)^ “昨季CLのベストメンバー23名が発表！ 王者バイエルンからは9選手”. サッカーキング (2020年8月19日). 2024年3月10日閲覧。
(23)^ “アタランタに激震…A・ゴメスが1月に退団か﹁出て行った時に真実がわかる﹂”. サッカーキング (2020年12月10日). 2024年3月10日閲覧。
(24)^ “セビージャ、アタランタ主将のA・ゴメスを獲得！…2024年夏までの契約締結”. サッカーキング (2021年1月27日). 2024年3月10日閲覧。
(25)^ “ACUERDO PARA EL TRASPASO DE PAPU GÓMEZ AL SEVILLA FC”. sevillafc.es (2021年1月26日). 2021年1月27日閲覧。
(26)^ “リーガデビュー戦で鮮烈ゴール…セビージャ加入のパプ・ゴメスが喜び﹁とても幸せだ﹂”. サッカーキング (2021年2月7日). 2024年3月10日閲覧。
(27)^ “パプ・ゴメスがセビージャ退団…在籍2年半で90試合に出場”. 超ワールドサッカー (2023年9月1日). 2023年9月30日閲覧。
(28)^ “パプ・ゴメスがセビージャ退団…在籍2年半で90試合に出場”. 超ワールドサッカー (2023年9月30日). 2023年9月30日閲覧。
(29)^ “PRIMO GOL DI COLOMBO E IL MONZA ESPUGNA IL MAPEI STADIUM”. AC Monza (2023年10月2日). 2024年3月10日閲覧。
(30)^ Apollo Heyes (2024年3月8日). “Papu Gomez appeal against doping ban rejected” (英語). Football Italia. 2024年3月11日閲覧。
(31)^ Football Italia staff (2016年11月5日). “Papu Gomez cannot play for Italy”. Football Italia. 2016年11月17日閲覧。
(32)^ abcdアレハンドロ・ゴメス - National-Football-Teams.com
(33)^ “Argentina 1–0 Brazil: Copa América final – live!”. The Guardian (2021年7月11日). 2024年3月12日閲覧。
(34)^ ユーヴェを超えるセリエA最強の攻撃力！ 超積極的な”巨人軍団”が面白い - theWORLD 2019年1月18日
(35)^ 2018/19シーズン活躍度ランキング。1位はメッシ？ ファン・ダイク？ 激論の末、選ばれたのは…︵10位～1位︶ - フットボールチャンネル 2019年6月11日
外部リンク[編集]
- ıllıllı Papu Gomez ıllıllı (@papugomez_official) - Instagram
- アレハンドロ・ゴメス - National-Football-Teams.com (英語)
- アレハンドロ・ゴメス - Soccerway.com (英語)
- アレハンドロ・ゴメス - Soccerbase.comによる選手データ (英語)
- アレハンドロ・ゴメス - FootballDatabase.eu (英語)
- アレハンドロ・ゴメス - WorldFootball.net (英語)
- アレハンドロ・ゴメス - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- アレハンドロ・ゴメス - FIFA主催大会成績 (英語)
- アレハンドロ・ゴメス - UEFA (英語)
- アレハンドロ・ゴメス - レキップ (フランス語)
- アレハンドロ・ゴメス - TheFinalBall.com (英語)
ACモンツァ - 2022-2023 | |||||||||
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| 関連項目 |
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