シグリ・ウンセット
Sigrid Undset シグリ・ウンセット | |
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シグリ・ウンセット(1928) | |
誕生 |
1882年5月20日 デンマーク シェラン地域 |
死没 |
1949年6月10日 (67歳没) ノルウェー リレハンメル |
国籍 | ノルウェー |
主な受賞歴 | ノーベル文学賞(1928) |
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シグリ・ウンセット(Sigrid Undset, 1882年5月20日 - 1949年6月10日)は、ノルウェーの小説家。1928年ノーベル文学賞受賞者。
人物[編集]
デンマークのカルンドボー生まれ。一家は彼女が2歳の時にデンマークからノルウェーに移り住んだ。1924年にはカトリックへ改宗する。1940年、ナチス・ドイツの占領から逃れてアメリカ合衆国へ、そして第二次世界大戦終了の1945年に帰国した。 最も有名な作品は﹃クリスティン・ラヴランスダッテル Kristin Lavransdatter﹄である。同書は中世のノルウェーを舞台とした作品であり、1920年から1922年までに﹃花の冠﹄、﹃主婦﹄、﹃十字架﹄の三部作が出版された。ウンセットは1925年と1927年に出版した﹃オーラフ・アウドゥンスセン Olav Audunssøn﹄2部作でノーベル文学賞を受賞した。 現在のノルウェー500クローネ紙幣には、ウンセットの若い時代の肖像が描かれている。邦訳[編集]
- ふたりの母・瀬戸人形 ジグリット・ウンセット 宮原晃一郎訳 ノーベル賞文学叢書、今日の問題社、1940
- 花嫁の冠 矢崎源九郎訳 世界の文学 中央公論社、1966
- ヴィガ・コートとヴィグディス 稲富正彦訳 ノーベル賞文学全集 主婦の友社、1972
- 十字架 山室静,林穣二訳 キリスト教文学の世界 主婦の友社、1978