スピンアイス
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スピンアイスは、磁性体の一種。フラストレーションにより、1つの水素結合上にある陽子は必ず1つ、1つの酸化物イオンの近傍にある陽子は必ず2つという2つの条件︵アイスルール︶を満たすようになった物体のことである[1]。スピンアイスの例としてDy2Ti2O7やHo2Ti2O7などが挙げられ、これらの物体では単極子が分化し、スピンは凍結している[2]。
脚注[編集]
- ^ “スピンアイス --- アイスルールを持つ磁性体 ---”. 北海道大学. 2022年9月4日閲覧。
- ^ 理化学研究所 (2015年8月21日). “[https://www.riken.jp/press/2015/20150821_2/ 凍ったスピンをさらに冷やして量子効果で液体に融かす -電流を流すことなく磁性体中のスピンを制御する可能性を示す-]”. 2022年9月4日閲覧。