Help:要約欄
ウィキペディア日本語版のヘルプページです。元文書はメタウィキのヘルプです。
ページを編集する時、編集用のテキストボックスの下に、次のような要約欄が現れます。
編集内容の要約(説明):
入力の際の注意点[編集]
ガイドラインにあるように要約欄は自らの編集内容の要約(編集理由)を記入する欄であり、記事の現状に対する個人的評価を記入する欄ではありません。また、要約欄は記事についての議論や利用者と対話を行う目的で用意されているものではありませんので、ノートページ・会話ページ代わりに使用したり、利用者への呼びかけをしないようにお願いします。そのほか、不適切な表現での記入や利用者への個人攻撃など、問題となる投稿や、要約欄の目的外での使用は行わないでください。
要約欄が現れる場所[編集]
要約欄は以下の場所に黒のイタリック体で現れます(環境によっては、日本語フォントはイタリック体になりません)。
- 履歴 - ページの編集の記録
- 差分 - 2つの編集の間の差分の表示
- 利用者の投稿記録 - 利用者の全編集記録
- 最近更新したページ - 全ての最近の編集のリスト
- 関連ページの更新状況 - 編集したページへリンクしているページの最近の更新状況のリスト
- ウォッチリスト* - ウォッチしているページの最近の変更のリスト(ログイン利用者のみ)
- 新しいページのリスト - 新規作成時の要約欄を表示します
- IRC の更新状況報告チャンネル - 全ての編集のリアルタイムのリスト
- ウォッチしているページの最終編集だけでなく、全ての最近の更新を見るためには拡張版ウォッチリストを使用してください。
入力の制限[編集]
[[User:Example]]
)による通知
次のものは機能しません。
●変数、テンプレート、条件文。展開されません。
●外部リンク
●HTMLタグ
●イタリック体、ボールド体などの文字飾り
●nowikiタグ。したがって、例えば[[a]]と表示することはできません︵<nowiki>a</nowiki>と表示される︶。代わりに [ [a] ] とすることができます。
プレビューをすると、要約欄のプレビューも示されます。ここでリンクなどがうまくいっているか確認できます。また、要約が長いときに、要約欄では一度に全てを表示できないことがありますが、プレビューでは最終的に出力される範囲の全体が表示されます。
「新しいコメントを投稿」機能[編集]
要約欄の自動入力[編集]
セクションの編集[編集]
セクション編集を行なうと、要約欄の最初に自動的にセクションの見出しが/*と*/で囲まれた形で挿入されます。例えば、/* 外部リンク */のようにです。 要約欄内で /* と */ ではさまれた見出しは、ページの生成時に特別な形で生成されます。見出しの文字は灰色になり、直前に矢印のリンクがつくのです。例えば → 外部リンクのようにです。 → のリンクは、編集されたセクションへのリンクになり、[[#外部リンク|→]]というウィキテキストと同じように機能します︵リンク先のセクションがなくなっている場合、単にページの冒頭にとびます︶。 セクションの編集リンクをクリックして、すでにあるセクションの前後に新しいセクションを追加した時には、混乱を防ぐために、 /* と */ の間にあるテキストを除去するか、新しく作ったセクションの見出しに変えてください。/* */を手入力で追加することも可能です。これは複数のセクションを一度に編集したときなどに便利です。 例えば、要約欄に/* Foo */ test /* Bar */ testと書くと次のように生成されます。 →Foo test →Bar test 編集内容の要約は、この見出しリンクの後に追加してください。長い要約をつける必要があり、500文字の制限にひっかかるときには、見出しへのリンクは削除してもかまいません。
編集の取り消し[編集]
履歴ページや差分表示ページから、﹁(取り消し)﹂リンクを使って特定の版の編集を差し戻した時にも、編集時に要約欄に自動的に文字列が挿入されます。入力されるのは﹁$2 (会話) による ID:$1 の版を取り消し﹂という文字列で、'$1' には取り消す版の版ID番号、'$2' には取り消す版を編集した利用者の利用者名、もしくはIPアドレスが、'(会話)' にはその利用者の会話ページへのリンクが代入されます。 この要約も、保存前に編集することができます。要約の自動生成[編集]
要約欄を空のままページを保存すると、場合によっては、自動的に要約が生成されます。これはセクション編集などの時に要約欄に自動的に入力され、保存前に編集者によって変更可能な文字列とは異なり、ページ保存時に生成されるもので、編集者によって事前に確認、変更することはできません。
状況 | ページ | テキスト |
---|---|---|
新しいページの作成 ('$1' にはページのテキストを代入) | MediaWiki:Autosumm-new | ←新しいページ: 「$1」 |
リダイレクトの作成か、ページをリダイレクトで置き換えた時('$1' にはリダイレクト先を代入) | MediaWiki:Autoredircomment | ←$1へのリダイレクト |
ノートページなどに新しい節を作成したとき('$1' には「題名・見出し」欄に入力されたテキストを代入) | MediaWiki:Newsectionsummary | /* $1 */ 新しい節 |
ページの全テキストの除去 | MediaWiki:Autosumm-blank | ←ページの白紙化 |
ページからほとんどのテキストを除去、または短いページの編集('$1' にはページのテキストを代入) | MediaWiki:Autosumm-replace | ←ページの置換: 「$1」 |
最新の編集を行った投稿者の加筆直前の版まで差し戻す(管理者および巻き戻し者がロールバックを行った場合) | MediaWiki:Revertpage | $2 (会話) による版を $1 による版へ巻き戻し |
リダイレクト作成と新しいセクション作成、管理者および巻き戻し者によるロールバックの場合を除いて、自動生成要約はきちんとした要約より内容が劣りますので、代替として適当ではありません。したがって編集時には、自動生成要約が生成される状況であったとしてもそれに頼るのではなく、常に意味のある要約を自分で記入すべきです。自動生成要約はむしろ、荒らしを見付けることに役立てられている機能です。
ファイルのアップロードの要約[編集]
要約の変更[編集]
MediaWikiで編集の要約を変更することはとても厄介で、実質的には不可能です。実際的には、次に述べる空編集という手法が取られます。
空編集[編集]
インポート[編集]
MediaWikiで編集の要約を変更する、技術的な方法を説明します。それにはインポート (import) を必要とします(そのため、まずプロジェクトのインポート機能を有効にしなければなりませんし、インポート機能が使える利用者権限も必要です)。具体的な手順としては、ページの履歴をデータ書き出しし、ページを一旦削除し、xmlファイルに変更を加え、それを再度インポートします。最新版の要約を変更する場合は、履歴なしでページを書き出し、ページを一旦削除した後、最新版を除いてページを復帰し、xmlファイルを改変し、インポートすることもできます。このため、実質的には要約の変更はできません。
インポートログには、ページのインポートの記録が、利用者名、日時、版の数の情報と共に表示されます。また、削除ログには削除および復帰の記録が、利用者名と日時の情報と共に表示されます。「削除されたページの閲覧と復帰」機能は、削除された版の閲覧を可能にしますが、差分表示のように、簡単に変更箇所を見る方法はありません。また、複数の版を削除してからインポート、または復帰した場合、削除前のページの履歴にどの版が存在していたか記録されませんので、最終の削除・インポート作業で行われた変更の内容を知ることは一切できません。
検索[編集]
関連項目[編集]
- Wikipedia:常に要約欄に記入する - ウィキペディアのガイドライン
- Wikipedia:自動生成される編集要約