ラプソディー・オブ・ファイア
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ラプソディー・オブ・ファイア Rhapsody of Fire | |
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基本情報 | |
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出身地 |
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ジャンル | |
活動期間 | 1993年 - |
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ラプソディー・オブ・ファイア (Rhapsody of Fire) は、イタリア、トリエステ出身のシンフォニックパワーメタルバンド。2006年7月14日、著作権及び商標の問題により、ラプソディー (Rhapsody) からラプソディー・オブ・ファイアに改名した。
オーケストレーションを大々的に導入したドラマティックなメタルによって幻想的な世界を描き出すそのスタイルは、シンフォニックメタル及びパワーメタルの1つの完成形である。ラビリンス、スカイラークとともにイタリアンメタルの地位を確立し、母国イタリアを中心に多くのフォロワーを生んだ。
作品はアルバム複数枚にわたるコンセプト・アルバム形式をとることが多く、
﹃レジェンダリィ・テイルズ﹄から﹃パワー・オブ・ザ・ドラゴンフレイム﹄までがエメラルド・ソード・サーガ、﹃シンフォニー・オブ・エンチャンテッド・ランズII﹄から﹃フロム・ケイオス・トゥ・エターニティー ﹄までがダーク・シークレット・サーガというコンセプト・ストーリーとなっている。
また、﹃ジ・エイス・マウンテン〜第八の山岳﹄よりThe Nephilim’s Empire Sagaというコンセプト・ストーリーが始まっており、本作の日本盤ボーナス・トラックには日本人女性ヴォーカリストSAEKOが日本語で作詞を手掛けた﹁Rain Of Fury﹂日本語ヴァージョンが収録されている。さらに、﹃グローリー・フォー・サルヴェイション﹄では、﹁Chains Of Destiny﹂の日本語ヴァージョンが、ボーナストラックで収録されている。
メンバー[編集]
現メンバー[編集]
- Alex Staropoli アレックス・スタロポリ (Key) 1993年~
- Roberto De Micheli ロベルト・デ・ミケーリ (G) 2011年~
- Alessandro Sala アレッサンドロ・サーラ (Ba) 2015年~
- Giacomo Voli ジャコモ・ボーリ (Vo) 2016年~
- Paolo Marchesich パオロ・マルケシッチ (Dr) 2020年~
過去在籍したメンバー[編集]
- Fabio Lione ファビオ・リオーネ (Vo) 1996年~2016年
- Luca Turilli ルカ・トゥリッリ (G) 1993年~2011年 ((Vo)1993年)
- Cristiano Adacher クリスティアーノ・アダカー (Vo) 1993年~1996年
- Alessandro Lotta アレッサンドロ・ロッタ (B) 1998年~2001年
- Andrea Furlun アンドレア・ファーラン (B) 1993年~1996年
- Patrice Guers パトリス・ゲール (B) 2002年~2011年
- Daniele Carbonera ダニエル・カーボネラ (Dr) 1993年~2000年
- Tom Hess トム・ヘス (G) 2011年~2013年
- Oliver Holzwarth オリバー・ホルツヴァルト (B) 2011年~2014年
- Alex Holzwarth アレックス・ホルツヴァルト (Dr) 2000年~2016年
- Manu Lotter マヌ・ロッター (Dr) 2016年~2020年
その他[編集]
- Dominique Leurquin ドミニク・ルアキン (G) ツアー/サポートギタリスト
- Manuel Staropoli マヌエル・スタロポリ (リコーダー等)
- Christopher Lee クリストファー・リー (Vo: The Magic Of The Wizard's Dream)
- Sascha Paeth サシャ・ピート (B: Legendary Tales, Power Of The Dragonflame) プロデューサー
- Robert Hunecke ロバート・ヒューネケ (B: Legendary Tales)
時系列[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/timeline/1240fsj4nrduzy5baljbc927obzwej3.png)
バイオグラフィ[編集]
●1993年 Luca Turilli (G, Vo)とAlex Staropoli (Key)が中心となってThundercrossを結成。二人の友人であったDaniele Carbonera (Dr)とAndrea Furlun (B)が加入。その後、Cristiano Adacher (Vo)加入。 ●1994年 ファーストデモ﹃Land of Immortals﹄発表。 ●1995年 バンド名をRhapsodyに改名。セカンドデモ﹃Eternal Glory﹄発表。 ●1996年 脱退したCristianoの後任としてFabio Lione (Vo)加入。デビューアルバム制作。 ●1997年 デビューアルバム﹃レジェンダリィ・テイルズ﹄発表。 ●1998年 Danieleの紹介でAlessandoro Lotta (B)加入。﹃シンフォニー・オブ・エンチャンテッド・ランズ﹄発表。 ●2000年 Daniele脱退。後任としてAlex Holzwarth (Dr)加入。ストラトヴァリウスのサポートとして、ソナタ・アークティカとともにバンド初のライブを行う。秋には﹃ドーン・オブ・ヴィクトリー﹄発表。 ●2001年 ﹃レイン・オブ・ア・サウザンド・フレイムス﹄発表。同年暮にAlessandoro脱退。 ●2002年 ﹃パワー・オブ・ザ・ドラゴンフレイム﹄発表。Dominique Leurquin (G)の紹介でPatrice Guers (B)加入。5月に初来日ライブを3都市4公演行う。 ●2003年 Magic Circle Musicとマネージメント契約を締結し、レーベルをLMPからSPVに変更する。 ●2004年 ベストアルバム﹃テイルズ・フロム・ジ・エメラルド・ソード・サーガ﹄、﹃ザ・ダーク・シークレット﹄、﹃シンフォニー・オブ・エンチャンテッド・ランズII﹄発表。ナレーションに俳優のクリストファー・リーを起用する。 ●2005年 ﹃The Magic of The Wizard's Dream﹄発表。クリストファー・リーがVoとして参加する。 ●2006年 初のライブ盤となる﹃ライヴ・イン・カナダ 2005-ザ・ダーク・シークレット﹄を発表︵日本盤は2007年3月︶。7月にバンド名をRhapsody of Fireに改名。10月︵欧米では9月︶に﹃トライアンフ・オア・アゴニー﹄を発表。 ●2007年7月に初のDVDとなる﹃ヴィジョンズ・フロム・ジ・エンチャンテッド・ランズ﹄を発表︵日本盤は2008年1月︶。 ●2008年 Magic Circle Musicとの法的闘争のため活動停止中であることを公表。 ●2009年11月18日に活動再開を発表。Nuclear Blastへ移籍。 ●2010年4月28日に﹃ザ・フローズン・ティアーズ・オブ・エンジェルズ﹄を発表、10月には﹃ザ・コールド・エンブレイス・オブ・フィア﹄を発表︵日本盤は12月︶。 ●2011年4月にLucaと親交のあったTom Hess (G)の加入。6月に﹃フロム・ケイオス・トゥ・エターニティー﹄を発表。8月にLucaとAlexが分かれて活動することが発表されLucaとPatriceが脱退。9月にAlex Holzwarth (Dr)の兄であるOliver Holzwarth (B)とRoberto De Micheli (G)加入。 ●2013年 ライブ盤﹃ライヴ-フロム・ケイオス・トゥ・エターニティー﹄を発表。7月にTom Hess (G)が脱退。12月に﹃ダーク・ウィングス・オブ・スティール﹄を発表。 ●2014年6月に12年ぶりの来日公演が行われた。8月29日、Oliver Holzwarth (B)がプロジェクトに専念するため脱退。 ●2016年1月に﹃イントゥ・ザ・レジェンド﹄を発表し3月に2年ぶりの来日公演。9月にFabio Lione (Vo)が[3]、10月にはAlex Holzwarth (Dr)が脱退。11月にGiacomo Voli (Vo)が[4]、12月にはManu Lotter (Dr)が加入。 ●2017年5月﹃レジェンダリィ・テイルズ﹄から﹃パワー・オブ・ザ・ドラゴンフレイム﹄までの曲を現メンバーで再録したアルバム﹃レジェンダリー・イヤーズ﹄を発表。 ●2019年2月に﹃ジ・エイス・マウンテン〜第八の山岳﹄を発表。 ●2020年6月23日Manu Lotter (Dr)脱退。7月14日にSinestesiaのメンバーでもあるPaolo Marchesich (Dr)が加入。 ●2021年11月に﹃グローリー・フォー・サルヴェイション﹄を発表。ディスコグラフィー[編集]
アルバム[編集]
●1997年 レジェンダリィ・テイルズ Legendary Tales ●1998年 シンフォニー・オブ・エンチャンテッド・ランズ Symphony of Enchanted Lands ●2000年 ドーン・オブ・ヴィクトリー Dawn of Victory ●2002年 パワー・オブ・ザ・ドラゴンフレイム Power of The Dragonflame ●2004年 シンフォニー・オブ・エンチャンテッド・ランズII Symphony of Enchanted Lands II -The Dark Secret- ●2006年 トライアンフ・オア・アゴニー Triumph or Agony ●2010年 ザ・フローズン・ティアーズ・オブ・エンジェルズ The Frozen Tears of Angels ●2011年 フロム・ケイオス・トゥ・エターニティー From Chaos to Eternity ●2013年 ダーク・ウィングス・オブ・スティール Dark Wings of Steel ●2016年 イントゥ・ザ・レジェンド Into the Legend ●2017年 レジェンダリー・イヤーズ Legendary Years ●2019年 ジ・エイス・マウンテン〜第八の山岳 The Eighth Mountain ●2021年 グローリー・フォー・サルヴェイション Glory For Salvation ●2024年 チャレンジ・ザ・ウィンド CHALLENGE THE WINDミニアルバム[編集]
●2001年 レイン・オブ・ア・サウザンド・フレイムス Rain of A Thousand Flames ●2004年 ザ・ダーク・シークレット The Dark Secret ●2010年 ザ・コールド・エンブレイス・オブ・フィア The Cold Embrace of Fear ●2021年 I'll Be Your Hero︵日本盤未発売︶ベストアルバム[編集]
●2004年 テイルズ・フロム・ジ・エメラルド・ソード・サーガ Tales from the Emerald Sword Sagaライブアルバム[編集]
●2006年 ライヴ・イン・カナダ 2005-ザ・ダーク・シークレット Live in Canada 2005 – The Dark Secret ●2013年 ライヴ-フロム・ケイオス・トゥ・エターニティー Live - From Chaos to Eternityシングル[編集]
●1998年 エメラルド・ソード Emerald Sword ●2000年 ホーリー・サンダーフォース Holy Thunderforce ●2005年 The Magic of The Wizard's Dream︵日本盤未発売︶ ●2010年 Sea of Fate︵配信のみ︶ ●2010年 Reign of Terror︵配信のみ︶ ●2011年 Aeons of Raging Darkness︵配信のみ︶ ●2017年 When Demons Awake︵配信のみ︶ ●2017年 Land of Immortals︵配信のみ︶ ●2017年 Knightrider of Doom︵配信のみ︶ ●2018年 The Legend Goes On︵配信のみ︶ ●2019年 Rain of Fury︵配信のみ︶ ●2019年 Master of Peace︵配信のみ︶DVD[編集]
●2007年 ヴィジョンズ・フロム・ジ・エンチャンテッド・ランズ Visions from the Enchanted Landsデモ[編集]
●1994年 Land of Immortals (Thundercross名義) ●1995年 Eternal Glory出典[編集]
(一)^ abcdRhapsody of Fire reviews, music, news - sputnikmusic・2015年2月25日閲覧。
(二)^ abcd“Rhapsody-of-fire”. オールミュージック. All Media Guide. 2015年2月28日閲覧。
(三)^ “ラプソディー・オブ・ファイアからヴォーカリストのファビオ・リオーネが脱退”. amass (2016年9月30日). 2016年11月13日閲覧。
(四)^ “ラプソディー・オブ・ファイアが新ヴォーカリストの加入を発表”. amass (2016年11月12日). 2016年11月13日閲覧。