三次盆地
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三次盆地︵みよしぼんち︶は、広島県北部、中国山地と吉備高原の間に位置する山間盆地。
概要[編集]
●船佐・山内逆断層帯に位置する[1]。山に囲まれいくつものの川が流れる盆地底には平地が広がり、標高は150から170mほど。気候は瀬戸内海型を帯びるが内陸性で[2]、盆地特有の寒暖の差が激しく、冬は寒く雪が多い。晩秋から早春に発生する濃い霧は神秘的で霧の海として知られる。位置[編集]
●脊梁山地である中国山地の断層崖を形成する北部と、吉備高原へ続く石英斑岩・花崗岩・第三紀の丘陵性山地の南部にはさまれる。南北25㎞、東西40㎞。 ●西城︵さいじょう︶川、馬洗︵ばせん︶川、可愛︵えの︶川、神野瀬︵かんのせ︶川などが流れ込む江の川の上流域にあたり、川筋を通路にして山陰地方︵日本海︶と山陽地方︵瀬戸内海︶を結ぶ内陸交通の要地。中心都市は三次市︵旧双三郡三良坂町・吉舎町も含む︶で、庄原市や、旧吉田町︵現‥安芸高田市︶なども発展する。産業[編集]
●米作が中心の農業と、牧牛などの畜産が盛んである。その他、煙草や鮎も特産。脚注[編集]
(一)^ ﹃コンパクト版日本地名百科事典﹄、監修‥浮田典良、中村和郎、高橋伸夫、小学館、1998年 (二)^ コンサイス日本地名事典第4版、三省堂編修所、谷岡武雄・山口恵一郎監修、1998年参考文献・外部リンク[編集]
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