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和様建築

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西明寺本堂(滋賀県、国宝) 鎌倉時代初期 側柱を長押で固め、蔀戸を多用した典型的な和様仏堂
霊山寺(奈良県、国宝)弘安6年(1283年)伝統的な和様を順守した保守的な建築。
霊山寺本堂の細部 組物は尾垂木付きの二手先とする。頭貫の木鼻には大仏様の要素がみられる


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和様の特徴[編集]

  • 柱の上部同士を補強するため、長押を打つ
  • 組物の間に蟇股(かえるまた)または間斗束(けんとづか)という部材を置く
  • 柱は太く、天井を低めにしたものが多い
  • 床を張り、縁側を造る
  • 床下に亀腹を築く

代表的な建造物[編集]

参考文献[編集]

  • 『週刊朝日百科 日本の国宝』7号、朝日新聞社、1997(霊山寺)
  • 『週刊朝日百科 日本の国宝』80号、朝日新聞社、1997(西明寺、長寿寺)
  • 『週刊朝日百科 日本の国宝』84号、朝日新聞社、1997(明通寺)

関連項目[編集]