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𛅑、𛅥は、仮名のひとつである。合拗音の表記に使われることがある。
𛅑、𛅥に関わる諸事項[編集]
●2019年3月にUnicode 12.0に収録された[1]。
●この文字がUnicodeに収録される典拠となった用例と文献は以下の通りである[2]。
●﹁く𛅑んぞく﹂ …… 上田万年, 松井簡治 共著﹃大日本国語辞典﹄卷二, 冨山房 (1941), p.424
●﹁グ𛅥ツ﹂ …… 諸橋轍次, 鎌田正, 米山寅太郎 共著﹃広漢和辞典﹄, 大修館書店
●﹁ク𛅥ンジャウ﹂ …… 広辞苑 第4版 p.781[3]
●台湾客家語における広東語仮名では、[kʷet̚]の発音を表記する際にこの文字を用いて﹁ク𛅥ッ﹂のように表記する。
現代における使用例[編集]
●ダイジェット工業 - 商号中に﹁小書きヱ﹂を含む
●日本サルヴェージ - 同上
(一)^ Small Kana Extension, unicode.org
(二)^ Proposal to add Kana small letters, Ryusei Yamaguchi, unicode.org
(三)^ Universal Multiple-Octet Coded Character Set International Organization for Standardization, Ken Lunde, unicode.org
関連項目[編集]