桶谷秀昭
表示
人物[編集]
1950年に一橋大学商学部に入学するも、在学時に社会学部に転部。一橋大学社会学部を卒業後は、研究社︵出版社︶に勤務する一方、村上一郎︵文芸評論家︶とともに同人誌﹁典型﹂﹁無名鬼﹂を編集し評論活動を開始。
後に東洋大学文学部教授を務めた。東洋大学退職後は名誉教授の称号を受け、東洋大学兼任研究員を務めた。他に多摩美術大学、大妻女子大学講師、日本近代文学館理事等も務めた。
1990年に毎日出版文化賞を受賞。2年後に妻と死別した。
1980年頃より、同じ文芸批評家である磯田光一、奥野健男、佐伯彰一、秋山駿、饗庭孝男、高橋英夫と毎年新年会[1]を開いていた。
略歴[編集]
●1932年 東京生まれ。
●1944年 金沢の旧制中学校に入学。
●1945年6月 金沢の旧制中学校を中退し農耕に従事。
●1946年 旧制京北中学校3年に編入学。
●1948年 旧制京北中学校第4学年修了
●1948年 東京商科大学予科不合格。
●1950年 一橋大学商学部入学。
●後に山城章ゼミナールに所属。
●1953年 一橋大学社会学部に転部。
●1955年 一橋大学社会学部卒業︵海老池俊治ゼミナール︶。
●1961年 東洋大学教養部専任講師
●1971年 東洋大学人文科学科教授
受賞等[編集]
●1979年 ﹃ドストエフスキイ﹄で平林たい子文学賞
●1984年 ﹃保田與重郎﹄で芸術選奨文部大臣賞
●1992年 ﹃昭和精神史﹄で毎日出版文化賞
●1995年 ﹃伊藤整﹄で伊藤整文学賞
●1999年 紫綬褒章受章
●2005年 瑞宝中綬章受勲