横浜アイランドタワー

横浜アイランドタワー
外観（東側）
横浜アイランドタワー 横浜アイランドタワー 横浜アイランドタワー
施設情報
所在地	日本 横浜市中区本町6丁目50-1
座標	北緯35.450139度 東経139.635139度 / 35.450139; 139.635139
状態	供用中
着工	2000年3月
竣工	2003年3月
用途	事務所・店舗・ギャラリー
地上高
高さ	119.125m
各種諸元
階数	地上27階、塔屋2階、地下3階
敷地面積	5,768.67 m²
建築面積	2,283.34 m²
延床面積	44,114.77 m²
構造形式	鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造
エレベーター数	11台
駐車台数	123台
関連企業
設計	槇総合計画事務所、都市基盤整備公団神奈川地域支社
構造エンジニア	木村俊彦構造設計事務所
施工	竹中工務店、清水建設、戸田建設JV
デベロッパー	都市基盤整備公団

ヨコハマ創造都市センター
情報
旧名称	横浜銀行本店別館
用途	ホール
旧用途	銀行支店
設計者	西村好時
施工	清水組
建築主	第一銀行
管理運営	特定非営利活動法人YCC
構造形式	鉄筋コンクリート構造
竣工	1929年
文化財	横浜市認定歴史的建造物
指定・登録等日	1990年

横浜アイランドタワー︵よこはまアイランドタワー︶は、神奈川県横浜市中区にある都市基盤整備公団︵現・都市再生機構︵ＵＲ︶︶が開発した高さ119mの超高層オフィスビル。北仲通南地区第一工区の開発計画として2003年︵平成15年︶に竣工した。

概要

旧第一銀行横浜支店︵1980年以降は横浜銀行本店別館︶の一部を保存改修してホールとし、新しい高層のオフィスビルを複合した施設である。建物は三角形敷地の一角を二等分線上に配置して、関内地区に対してシンメトリーの象徴的なファサードを表し、低層部の両ウィングは保存建物の軒高に合わせて、街並みへの連続とスケールを創出している。

低層部

東側先端のトスカーナ式オーダー列柱を特徴とする重厚な外観の低層部は、1929年︵昭和4年︶築で近代建築完成期の作品のひとつである旧第一銀行横浜支店の、バルコニー部分を曳家工法で移築して組み込み、同時にそれ以外の外観部分をファサードで形態復元した。2003年︵平成15年︶度には横浜市認定歴史的建造物に認定されている。

内部は2階吹き抜けになっており、創建当初をイメージして装飾されている。また現在では、ヨコハマ創造都市センター (YCC) の施設として活用されている。

• カフェ オムニバス 1階
• 独立行政法人都市再生機構（UR都市機構） 本社 5 - 16階
• 株式会社エステック 本社18階
• 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構（鉄道・運輸機構） 本社 19-27階

交通アクセス

• 横浜高速鉄道みなとみらい線 馬車道駅 1b出口直結
• JR・市営地下鉄 桜木町駅 徒歩5分

脚注

(一)^ ^abcdefghijk﹃新建築﹄ 2004年5月号 p.217

(二)^ ^ab﹃新建築﹄2004年5月号 p.121

(三)^ 山本 恵久﹁﹁巻き込んでつくる﹂横浜の創造拠点、再オープン﹂﹃Nippei BP﹄、2015年7月21日。2015年12月17日閲覧。

(四)^ 横浜市都市整備局企画部都市デザイン室 (2003年11月27日). “歴史的建造物64”. 2015年12月17日閲覧。

(五)^ 独立行政法人都市再生機構. “本社ご案内図”. 2019年7月12日閲覧。

(六)^ “アクセスマップ | 株式会社エステック”. www.estech.co.jp. 2019年7月12日閲覧。

(七)^ 独立行政法人　鉄道建設・運輸施設整備支援機構. “本社所在地”. 2019年7月12日閲覧。

関連項目

• 北仲通地区
  • 横浜市役所 - 当ビルの隣接地（北仲通南地区第二工区）に建設された新市庁舎に2020年移転。

外部リンク

• 横浜アイランドタワー（UR都市機構 都市デザインポータルサイト）