海老喜
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![]() 旧店舗 (2018年11月) ![]() | |
種類 | 合資会社 |
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本店所在地 |
![]() 〒987-0702 宮城県登米市登米町寺池三日町22 北緯38度39分15秒 東経141度16分59秒 / 北緯38.65417度 東経141.28306度 |
設立 | 1833年(天保4年) |
法人番号 | 6370403000001 |
事業内容 | 醤油・味噌の製造・販売 |
外部リンク |
ebiki |
特記事項:国の登録有形文化財 |
合資会社海老喜商店︵えびきしょうてん︶は、宮城県登米市登米町にて醤油・味噌・日本酒を製造、販売する企業である。旧店舗等が国の登録有形文化財に登録されている。
概要[編集]
1833年︵天保4年︶創業。登米はかつて北上川の船の交通によって栄えたが、交通体系の変化によって急激に衰退した。当社も旧酒蔵が明治末期から80年間、ほとんど人の入らない状況であったが、使わなくなった蔵を取り壊し、その土地を活用する必要にすらならなかった。1992年︵平成4年︶以降は﹁蔵の資料館﹂として公開され、もう一つの蔵は団体用で食事ができるよう貸しホールとして活用されている。文化財[編集]
2018年5月10日、以下の建物8件が国の登録有形文化財に登録された。
●旧店舗
●大正期建築。木造2階建、スレート葺、建築面積80m2。一階に店の間と帳場、二階に客座敷を配する。二階は大壁で、腰の海鼠壁には四半張目地を変形させた意匠を凝らし、昭和期の隅切部にも踏襲される[1]。
●表蔵
●主屋
●味噌醤油仕込蔵
●作業場
●文庫蔵
●旧酒蔵︵蔵の資料館︶
●江戸時代末期建築。土蔵平屋建、瓦葺、建築面積153m2。敷地後方の北西隅に南面して建つ。1908年︵明治41年︶まで酒蔵に使用され、二階に酒神を祀る神棚が設けられている。東西棟の切妻造桟瓦葺、外壁漆喰塗で、腰を竪板張とする。内部は三重梁の梁組を一間ごとに配し貫で連結する[2]。
●旧醤油仕込蔵︵海老喜ホール︶
●明治末期建築。土蔵造平屋一部2階建、瓦葺、建築面積110m2。切妻造桟瓦葺妻入、和小屋組で、大梁の上に桁行梁と三重梁を整然とかけ渡している。棟梁は佐藤朝吉[3]。
旧酒蔵(蔵の資料館)内部
醤油仕込蔵(海老喜ホール)
海老喜店舗
文庫蔵
利用情報[編集]
- 開館時間 - 午前9時から午後5時まで
- 入館料 – 200円
交通アクセス[編集]
周辺施設[編集]
- 旧登米高等尋常小学校校舎 – 重要文化財。棟梁は旧酒蔵と同じ佐藤朝吉
- 警察資料館 - 火の見櫓とともに宮城県指定有形文化財。
- 水沢県庁記念館
- 寺池城