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CNOサイクル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
CNOサイクルの模式図

CNO (CNO cycle) -CNO

CNO193719391967CNO(C)(N)(O)

-CNOCNOCNO1.6%

CNO1,400-3,000K12C16O1IIICNO2CNO

CNO-1 サイクル

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CNO-41CNO寿
反応経路
反応 平均寿命
+1.95 MeV 1.3 × 107
+1.37 MeV 7 分
+7.54 MeV 2.7 × 106
+7.35 MeV 3.2 × 108
+1.86 MeV 82 秒
+4.96 MeV 1.12 × 105

 12C

 12C, 13C, 14N, 15NCN 13N 15O

4122

CNO-2 サイクル

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上記の反応の最後で 15N と水素が融合する際に、約0.04%の確率で 12C と 4He ではなく 16O とガンマ線光子が作られる場合がある。この場合にはサイクルが分岐し、以下の反応経路をとる。

CNO-1 サイクルでの炭素・窒素・酸素と同じく、この CNO-2 サイクルで生成されるフッ素原子核も単に触媒として働き、サイクル反応が定常状態にある場合には恒星内に溜まることはない。

エネルギー生成

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CNO125MeVCNO1 3.8 × 108 -109CNO 

CNOCNO155%2.08

関連項目

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