東海道新幹線車内で6月9日に発生した殺傷事件で、毎日新聞がニュースサイトで翌10日﹁容疑者自閉症?﹂の見出しで続報を伝えたことに対して、﹁発達障害に対する偏見を助長する﹂との批判が寄せられた。毎日新聞社は今月6日、東京都千代田区の東京本社で﹁発達障害を正しく理解する勉強会﹂を開いた。自閉症の長男がいる神戸︵かんべ︶金史︵かねぶみ︶RKB毎日放送=本社・福岡市=東京報道部長を講師に招き、50人以上が受講した。 神戸さんは、自身の子育て体験を題材に障害への理解を深めてもらうためのドキュメンタリー番組を製作した。勉強会では自閉症スペクトラム障害︵ASD︶の人は相手に自分がどう見られるかを理解するのが難しく、コミュニケーションがうまく取れないために誤解を受けがちなことを解説。こうした障害を持つ人が犯罪を起こす確率は統計上、障害のない人に比べて少ないことや、周囲の無理解で家族が追い込まれている現状を
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