今秋実施された国勢調査は、インターネットによる回答が全体の3分の1超にあたる約1917万世帯に上った。 総務省が当初予想した1000万世帯のほぼ倍で、同省は「国勢調査のネット回答数では世界最大級」と強調している。 国勢調査のネット回答は前回2010年に東京都だけで試行されたが、全世帯対象は今回が初めて。ネット回答を先行し、回答のない世帯にのみ紙の調査票を配布した。ネット回答のうち約663万世帯はスマートフォンからの回答だった。紙の調査票を含めた全体の回答数は集計中だが、前回の約5195万世帯から大きな変化はないとみられている。 同省は、ネット回答のシステム整備関連に49億円をかけた。しかし、紙の調査票の作成や回収にかかる人件費などが計68億円圧縮できたという。調査の総費用は670億円だった。
【パリ時事】スペインの全国管区裁判所は19日、中国の江沢民元国家主席(87)、李鵬元首相(85)ら政権幹部経験者5人の逮捕状を出した。1980〜90年代にチベットでの「ジェノサイド(大虐殺)」に関与した容疑とされる。 AFP通信などによると、裁判所は刑事告発した人権団体メンバーにスペイン国籍を持つ亡命チベット人がおり、中国当局が捜査していないことを理由に逮捕状を出した。スペイン政府は対中関係で難しい問題を抱えることになりそうだ。 人権団体は刑事告発で、江氏らがチベットでの「大虐殺、人道に対する罪、拷問、テロ」に責任があると主張。裁判所は「当時の政治・軍の高官が関与した疑いがある」との見解を示した。
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