在キューバ米大使館を襲った「音響攻撃」の正体はコオロギの鳴き声だったとする説が発表された/Chip Somodevilla/Getty (CNN) キューバに駐在していた多数の米外交官が2016~17年にかけ、正体不明の騒音を聞いて目まいや耳鳴りなどの症状を訴えた問題で、米英の研究チームがこのほど、原因はコオロギの鳴き声だった可能性があるという説を発表した。 この問題を巡って米国務省は、音響装置を使った「音響攻撃」だったと思われるとの見方を示し、AP通信は17年10月、問題の症状に関係があるとされる音声を初めて公開した。 被害者はこの騒音について「ブンブン鳴る音」「金属を引きずるような音」「つんざくような音」と形容していた。しかしこれまでのところ原因は特定できず、キューバ当局は攻撃を否定している。 英リンカーン大学と米カリフォルニア大学の研究者は、この物音を分析した結果を4日に発表した。A
キューバの首都ハバナの通り(2018年6月18日撮影、資料写真)。(c)YAMIL LAGE / AFP 【11月30日 AFP】キューバの首都ハバナに駐在するカナダや米国の外交官が2016年から相次ぎ謎の脳損傷を負った問題で、新たにカナダの外交官1人が同様の脳損傷の診断を受けたことが分かった。匿名のカナダ政府高官が29日、報道陣に明らかにした。 この外交官が発症したことは「2018年の夏の初め」に分かり、これにより同様の症状が出たカナダの外交当局者とその親族は13人になった。 匿名のカナダ政府高官は、カナダは外交使節のキューバ駐在について見直しを始めていると述べ、詳細は明らかにしなかったものの、「ハバナに駐在するわが国の外交官の健康と安全を守る上で、あらゆる選択があり得る」とした。 カナダと米国の当局は当初、何らかの音響兵器による攻撃があったとみていたが、カナダ政府は後に、その可能性は「
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