トルコ南部のガジアンテップ県で20日夜、結婚を祝う人々が大勢集まった通りで爆発が起きた。120人が死傷する惨事となった。記者は21日午前、爆発が起きた現場に入った。路上は爆発の威力で路面がはがれ、民家の壁には所々血の跡が残っていた。 ガジアンテップはトルコの最大都市イスタンブールから飛行機で約2時間。爆発が起きたのは中心部南側にあるシャーヒンベイ地区。同国の少数派クルド人が多く住んでいる。 爆発から一夜明けた21日午前、現場に大勢の人たちが集まっていた。近くの墓地では死亡した住民たちの埋葬式が営まれるという。住民たちによると、爆発が起きたのは住宅街を入り込んだ幅10メートルくらいの通り。ふだんから人通りは多いが、20日夕方から地元に住む新郎と新婦の結婚を祝って通りを埋め尽くすほど人々が集まっていた。 爆発地点の路面ははがれ、向かい側の民家の金属製の扉には爆発物の破片が貫通して穴が開いていた
レバノンのシーア派組織ヒズボッラーが、テロ組織ISISによる日本人の2人の人質の殺害を非難し、この組織の犯罪は、イスラムを侮辱し、敵であるシオニスト政権イスラエルに貢献するものだとしました。 ファールス通信によりますと、ヒズボッラーは1日日曜、声明を発表し、「この行為は、ISISの思想に犯罪が定着していることを示しており、この組織は、自らの行動によって世界でイスラムとイスラム教徒が侮辱される要因となっており、パレスチナにおけるシオニスト政権の犯罪を隠蔽することになった」と語りました。 イラクのアバディ首相は1日日曜、声明の中で、日本人人質を殺害したISISの犯罪行為を非難し、日本の政府と国民に対する連帯を表明しました。 アバディ首相は、「今回のISISの残忍な犯罪により、国際社会は、テロ対策のために更なる協力と調整を行う必要がある」と述べました。 国連安全保障理事会も、1日、声明の中で、日
中東地域の紛争に詳しい桜美林大学の加藤朗教授は「イスラム国側から身代金の要求が出ていたときは、交渉の余地が残っていたと思うが、リシャウィ死刑囚の釈放を求める要求に変わってからはイスラム国側がまともに交渉する気がなくなっていたのではないかと思う。殺害が事実であるなら、日本はテロに対するスタンスを変えてはならないし、周辺諸国やイスラム諸国との関係も変えてはならない」話しています。
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