![ドル・円が108円割れ、日銀追加緩和見送りで円買い強まる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2e561ec574d53758e80b793885f720b5f08312f1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.bwbx.io%2Fimages%2Fusers%2FiqjWHBFdfxIU%2FilYuAMMpQIv4%2Fv3%2F-1x-1.png)
消費増税の延期論がくすぶる中、自国通貨建て政府債務はデフォルト(債務不履行)しないため、インフレにならない限り財政赤字を出し続けても問題ないとする「現代貨幣理論(MMT)」が国会などで話題になっている。日本銀行の黒田東彦総裁は極端な主張と切り捨てるが、肯定派、否定派いずれからも、異次元緩和とMMTは類似性が高いとの声が上がっている。 昨年まで6年間、安倍晋三首相のアドバイザーである内閣官房参与として公共政策などを提言した藤井聡京都大学教授は肯定派。「国債発行額は増えているが、金利は下がっているという点で、日本はMMTの理論の正しさを部分的に証明している」と指摘する。日銀が2016年に導入した長短金利操作は「MMTの主張と重なるところが大きい。異次元緩和はこの時半ばMMTを織り込んだ政策に変わった」と語る。
年初来の世界的な株価の回復と少なくとも数四半期でリセッション(景気後退)懸念が後退しそうな情勢のため、次の危機への備えは今のところ多くの市場関係者にとって最大の関心事ではない。しかしゴールドマン・サックス・グループのストラテジスト、ベルンハルト・ジメルカ氏は対策を立てている。 欧州金利市場の戦略責任者を務める同氏は27日にシドニーでの会議で、次回の不況を考えると「マクロ的には、主に圧力がかかる相場はドル・円だと強く思う」と発言。「米金融当局が金利をゼロまで下げたらドル・円がどこまで行くと思うかと皆に尋ねている」と語った。米当局が異例の金融緩和を採用した前回に起きた展開を考慮すれば、次回は円が過去最高値を更新するとみているという。 ジメルカ氏は、次の危機時には「1ドル=60円まで行く」と予想。「ドルに対して日本の金融システムに構築されている巨大なレバレッジがある」と述べた。 国際決済銀行(B
2020年の夏季五輪の開催地が東京に 決まったが、真夏に大会が行われる予定となっており、頂点を目指すア スリート達は同大会として120年ぶりとなる過酷な環境下で競技を強い られるリスクがある。 現在の計画では、東京五輪は都内が最も暑くなる7月から8月にか けて開催される。東京の最高気温はことし8月には38度を記録した。国 際サッカー連盟(FIFA)は中東カタールで2022年に開催予定のワー ルドカップについて、暑さの選手と観客への影響を考慮し、夏から冬に 時期を変更することを来月協議する予定。 東京五輪での男子マラソンが気温38度、もしくはそれ以上の中で行 われることになれば、少なくとも過去120年で最も暑い環境下での開催 となりそうだ。ジャーナル・オブ・スポーツ・サイエンス誌によると、 過去最も高い気温の中行われた五輪マラソン競技は1900年のパリ大会だ った。同誌は、競技は35度から3
株式と債券 、クレジット市場の強気相場の長期化に伴い、平均的バリュエーション(評価)を示す指標が1900年以来で最も高い水準となっており、ある時点で投資家にとって痛みに変わる条件が整いつつあると、米銀ゴールドマン・サックス・グループが指摘した。 クリスチャン・ミュラーグリスマン氏をはじめとするゴールドマン・サックス・インターナショナルのストラテジストらは今週のリポートで、「株式と債券 、クレジットが同じように同時に高くなる状況はめったになく、『活況の1920年代と黄金の50年代』のケースだけだった」と分析し、「楽しいことには必ず終わりがやって来る。弱気相場がやがて訪れるだろう」と予想した。 複数の中央銀行が量的緩和(QE)を縮小し、長めの債券保有で投資家が求める上乗せ利回り(プレミアム)が上昇する中で、中期的なリターンが「さまざまな資産で低下する可能性が高い」とアナリストらは予測。さらに確
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く