﹁水道代さえ払えず、水が止まったことがある﹂。徳島市内の保育所で働く20代の女性保育士は苦しい生活の実態を打ち明ける。1日8時間の勤務中は休憩時間がほとんど取れないほど忙しい。月給は手取りで15万円ほど。1人暮らしで貯金も十分にできない中、激務がたたり、昨年体調を崩した。今年になって病状は回復したものの、通院などの医療費が生活を圧迫する。再発への不安を抱えながら仕事をしている。 勤務先では、公表している定員を上回る数の子どもを受け入れている。﹁質の高い保育を維持し、安全を確保するため、常に子どもに注意を払うのは当然。その分、保育士は休憩が取れない﹂。子どもが昼寝をする時間にも書類に記入したり、展示物を作ったり。イベントがある月は、自宅や職場での時間外労働が40時間以上になることもあるが、残業代は出ない。 ﹁子どもが好きで、成長の過程を見られるのがやりがい﹂。女性保育士はこう話す。しかし給
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