大阪にある京都大学と近畿大学の研究用の原子炉について、原子力規制委員会は、運転再開の前提となる審査に合格したことを示す審査書を決定しました。研究用の原子炉では初めてで、それぞれの大学は早期の運転再開を目指すことにしています。
![研究用原子炉 新規制基準で初の"合格"審査書決定 | NHK「かぶん」ブログ:NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e465cc051892b96559c172c9f58ed8585602e99/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww4.nhk.or.jp%2Fprog%2Fimg%2F0%2F0.jpg)
大阪にある京都大学と近畿大学の研究用の原子炉について、原子力規制委員会は、運転再開の前提となる審査に合格したことを示す審査書を決定しました。研究用の原子炉では初めてで、それぞれの大学は早期の運転再開を目指すことにしています。
西アフリカで過去最悪の規模で感染が拡大したエボラ出血熱について、WHO=世界保健機関は29日、2500人以上が死亡したギニアで2年ぶりに感染が終息したと発表しました。しかし、隣国のリベリアでは終息宣言のあと感染が再発していて、WHOは引き続き警戒を緩めないよう求めています。
さまざまな分野で活用が進むと期待されているロボットが誤って事故を起こし、人に危害を加えてしまった場合、誰が責任を負うべきなのか。このテーマについて模擬裁判を通じて考えようというイベントが、4日、東京で開かれました。 模擬裁判は、ロボットの研究を進めているNEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構が東京・江東区で開催している「国際ロボット展」の会場で開きました。 裁判の想定は、被災地でがれきの処理に当たっていた無人の自動ロボットが横転、近くにいた人が下敷きになって死亡し、遺族がメーカーに損害賠償を求めたというものです。 この中で、被告のメーカー側は「ロボットは人が近くにいない環境で使うことを前提に製造されたもので、ロボットに近づかなければ事故は起きなかった」と責任を否定しました。 遺族側はこれに反論し、「人がロボットに近づくことは設計段階で想定できたはずであって、安全対策が不十分、メ
消費者庁の安全調査委員会、いわゆる消費者事故調は「エコキュート」と呼ばれる電気給湯器の音で、不眠や頭痛の症状が出たとするケースについて報告書をまとめ、人の耳では聞き取りにくいいわゆる低周波の音が原因となった可能性があるとして、経済産業省などに再発防止策を提言しました。 生活に身近なもので起きる事故の原因究明などを行う消費者事故調は、19日、家庭用の電気給湯器「エコキュート」から出る音によって、不眠や頭痛の症状が出たとする群馬県の男性のケースについて報告書をまとめました。 それによりますと、男性のこうした症状は、隣の家にエコキュートが設置された期間に出ていることなどから、機械から出た低周波の音による健康被害の可能性があると指摘しています。 このため、消費者事故調は、同様のケースを防ぐため、経済産業省に対し、給湯器の適切な設置場所を記したガイドブックを順守するよう業界団体を指導することや、
エボラ出血熱が疑われる患者が国内で見つかった場合にエボラウイルスに感染しているかどうかを患者の血液などから調べる実験施設の内部の写真を国立感染症研究所が初めて公開しました。 国立感染症研究所が公開したのは、東京・武蔵村山市の建物内にある実験施設の写真です。 施設の内部は外よりも気圧が低く保たれ、ウイルスが外に漏れないような設計になっています。 施設内には「安全キャビネット」と呼ばれる箱型のケースが置かれ、担当者がグローブをつけて中に手を入れ、患者の血液にエボラウイルスが含まれているかどうかの確認検査を行います。 この実験施設は、エボラウイルスのような致死率の高い病原体を扱えるバイオセーフティレベル4の実験施設として、昭和56年に建設されましたが、地域住民の同意を得られていないことなどから現在は1段階低いバイオセイフティーレベル3の病原体を扱う施設としてしか稼働していません。 このた
エボラ出血熱の患者が増え続けている西アフリカのギニアで、医療支援を続けているフランス政府は、日本の企業が開発した薬の効果と安全性を確かめる臨床試験を現地で始めると発表しました。 フランス政府は21日、エボラ出血熱の治療に効果が期待されている富士フイルムのグループ会社が開発した薬「ファビピラビル」について、来月中旬からギニアで臨床試験を行うと発表しました。 臨床試験をするのは、フランスの国立保健医学研究機構の研究チームで、パリで記者会見したチームのメンバーは、この薬を選んだ理由について、すでにまとまった量の薬が製造されており手に入れやすいことや、経口薬であるために投与しやすいことなどを挙げています。 試験は、ギニア南部の治療施設で、最初はおよそ50人の患者への投与から始めるということで、来年1月ごろには臨床試験の結果が出る見通しだとしています。 そして、薬に効果がある可能性が高いと判断
怖い体験として脳に記憶された出来事を楽しい体験として記憶し直させることにマウスを使った実験で成功したと理研-MIT神経回路遺伝学研究センターのグループが発表しました。 この研究を行ったのは、日本人で初のノーベル医学・生理学賞を受賞した理研-MIT神経回路遺伝学研究センターの利根川進センター長のグループです。 研究グループは、まずマウスの遺伝子を操作し、脳の海馬と呼ばれる領域に光を当てると過去に体験した特定の出来事を思い出すようにしたマウスを作りました。 そして次のような実験を行いました。 まず、このマウスを箱の中に入れ、電気刺激を与えて怖いと感じる体験をさせます。 次にマウスを別の場所に移し、メスのマウスと一緒に過ごさせながら海馬に光を当て電気刺激の体験を思い出させます。 すると、マウスは当初、電気刺激の体験を思い出すと脳の中で「怖い」という感情を示す領域が活性化していましたが、
アルツハイマー病の早期発見と根本的な治療法の開発を目指す国内最大規模の臨床研究で、患者のデータがずさんに取り扱われ、5年にわたる研究の成果が出せない状態になっている問題で、東京大学は24日、中心となった研究者は監督責任を免れないとしたうえで、今後、専門家グループを設置してデータを整理し直すべきだなどとする調査結果を発表しました。 この問題は、アルツハイマー病の根本的な治療法の開発を目指し、国などの資金20億円以上を投じて進められてきた「J-ADNI」と呼ばれる国内最大規模の臨床研究で、研究の条件に合わない患者らが多数登録され、5年にわたる研究の成果が出せない状態になっているものです。 研究に参加した国内38の大学のうち、責任者の岩坪威教授が所属する東京大学では、厚生労働省の要請を受けて調査を進め、24日にその結果を発表しました。 それによりますと、この臨床研究では、患者のデータをどのよ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く