台湾のネットワーク機器メーカーであるZyxel製のファイアウォール機器やVPNゲートウェイに、第三者が管理者権限でログインできてしまう「バックドアアカウント」が発見されました。これにより影響を受けるデバイスは、全世界で10万台以上に達すると推測されており、セキュリティ研究者は所有者に対してすみやかなファームウェアのアップデートを推奨しています。 Zyxel security advisory for hardcoded credential vulnerability | Zyxel https://www.zyxel.com/support/CVE-2020-29583.shtml Undocumented user account in Zyxel products (CVE-2020-29583) - EYE https://www.eyecontrol.nl/blog/undocu
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 2016年にリリースされた「Android 7.1 Nougat」以前の「Android」を搭載しているデバイスは2021年9月1日以降、Let's Encryptが発行したSSL/TLS証明書を使用しているウェブサイトにアクセスできなくなるという問題が報じられていた。同証明書の有効期限が到来するためだ。しかし同社は米国時間12月21日、この事態を回避するための対策を見出したと発表した。 既存のAndroidスマートフォンの3割ほどが、Let's Encryptに保護されているウェブサイトからエラーメッセージが表示されるようになるとされていたが、Let's Encryptはこの問題を回避する手段を用意した。 この問題の根源は、Let's
昨今、サイバーセキュリティ業界のあちこちで耳にするようになったキーワードが「ゼロトラスト」だ。だが、そこで本当に求められるものは具体的に何なのだろうか。 セキュリティに長年関わり、現在はセキュリティサービス企業パロンゴの最高技術責任者を務める林 達也氏は、アイティメディア主催のオンラインイベント「ITmedia Security Week 2020冬」において「精緻化するセキュリティ環境における認証管理の重要性―ゼロトラストの幻想を超えて―」と題するセッションを開催した。同氏は、「攻撃者優位の未成熟な世界」において安全を守るために何が必要か、今や必要不可欠なアイデンティティーマネジメントや認証といった技術にどう向き合うべきかを解説した。 ゼロトラストは「性善説から性悪説への移行」ではない あちらの記事でもこちらのセミナーでも「ゼロトラスト」という言葉が踊り、まるで「ゼロトラストがあればセキ
調べた事実を列挙してみる。 ・デフォルトの設定では、設定・操作・閲覧情報がユーザーID、デバイスIDと共にアスツール社のサーバーへ送信されている ・検索窓に入力した文字は、検索ボタンを押さなくても、その内容が逐一アスツール社のサーバーへ送信されている ・検索内容がアダルト関連ワードかどうかがアスツール社のサーバーに送信され判定されている ・サービス利用データの提供設定をオフにしても、閲覧情報がアスツール社のサーバーに送信されている ・プライベートモードにしても、閲覧情報がアスツール社のサーバーに送信されている ・https通信であろうとも閲覧したURLは完全な形でアスツール社のサーバーに送信されている 様々な設定を調べたが、どのようにしても外部への閲覧情報送信を止めることはできなかった。 あなたが何を調べ、何を買おうとしているのか、何で遊び、どこへ行こうとしているのか。それらはあなたの知ら
hontoにあった怖い話 「サービス誤登録削除を依頼したら当方のメアド変更を提案される」の巻:CloseBox(1/2 ページ) 自分のメールボックスに宛先を間違えたメッセージが大量に届くが、それを防ぐ術がない。今回はそんなお話です。 Gmailなどの一般的なメールサービスをかなり初期から使っているユーザーは多く経験していることだと思うのだが、スパムが多い。ただのスパムならばスパムフィルターで防げるのだが、やっかいなのが、他人が自分のメールアドレスを誤って登録し、その登録サービスから大量のメルマガやお知らせが届く場合だ。その対策はサービスによって異なり、多くの場合、メールクライアント側でスパムとしてはじく処理をしても効果がない。今回はその1つの例について語りたい。 筆者がGmailで使っているのは自分の名前に由来する短いメールアドレスだ。iCloudやHotmailなどのアカウントも持って
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