エジプト・ヘルワン(CNN) エジプトの首都カイロ近郊にあるキリスト教の一派コプト教の教会で29日、銃撃事件が発生し、保健省によると9人が死亡、5人が負傷した。過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が犯行声明を出した。エジプトでは今年、コプト教徒を狙った襲撃が相次いでいる。 エジプト内務省はフェイスブックで、襲撃犯は2016~17年にかけて5件の襲撃に関与したことが知られている33歳の男だと発表。「良く知られたテロリスト」だとしている。 ISISは29日遅く、傘下のアマク通信を通じて犯行声明を出した。ISISやその系列組織は以前にも、エジプトの他の地域で起きたコプト教徒への襲撃に関して犯行声明を出していた。 襲撃はカイロ南郊ヘルワンにあるコプト教の教会で発生。複数の目撃者はCNNに、礼拝を終えて外に出るところだった人々が教会の前で銃撃されたと証言した。2人の襲撃犯を目にしたと
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