Before you continue...このサイトを利用し続けることで、あなたは利用データの収集、最適なコンテンツや広告の表示、ソーシャルボタンの有効化などのために弊社がCookieを利用することに同意したものとみなします。詳しくは ここをクリック.. 同意する
クーデターの構図[ロンドン発]アフリカ南部ジンバブエを37年間統治してきたロバート・ムガベ大統領(93)が国軍に軟禁されたクーデターで、ジンバブエにとって「最大の投資国で4番目の貿易相手国」(中国の国際版機関紙、環球時報)である中国がクーデターを黙認していたのではないかとの観測が強まっています。 今回のクーデターの背景を理解するためにジンバブエの政治対立と中国との関係がひと目で分かる構図をまとめてみました。 英BBC放送、ザ・ディプロマットの報道をもとに筆者作成クーデターの直接の引き金は前回のエントリーで説明したように、ジンバブエ独立闘争の英雄であるムガベ大統領が約1週間前に右腕エマーソン・ムナンガグワ副大統領(75)を更迭したことです。来年の大統領選を前に衰えが隠せなくなったムガベ大統領は当初、ムナンガグワ副大統領に政権を禅譲するとみられていました。 しかしムガベ大統領は41歳年下の妻グ
ジンバブエのロバート・ムガベ大統領(左)とグレース夫人(右) PHOTO: TAFADZWA UFUMELI / ANADOLU AGENCY/ GETTY IMAGES 現代の「独裁者」と言えば誰の顔を思い浮かべるだろうか。 最近国際政治の分野で、特に注目されている人物と言えば、クーデター未遂事件で政敵を大量に投獄し、2017年になって国民投票で大統領の権限強化を進めたトルコのレセップ・タイイップ・エルドアン大統領だろう。専門家らはエルドアンの独裁的な動きを注視している。 だが世界にはもっとベテランの「独裁者」がいる。ジンバブエのロバート・ムガベ大統領だ。 1980年に権力を握ってから長くトップに君臨してきたムガベは、2018年の大統領選に齢94歳にして立候補する予定でいる(選挙は常に不正操作されているという話だが)。 そんな独裁者と呼ばれるムガベに「早く後継者を指名しなさい」と意見でき
ベネズエラの首都カラカスのスーパーマーケットに長蛇の列をつくって並ぶ人たち(2015年1月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/FEDERICO PARRA〔AFPBB News〕 今日のベネズエラは15年前のジンバブエに似ている。 ベネズエラのスーパーに出掛けることは、モンティ・パイソンのチーズショップのコントの世界に足を踏み入れるようなものだ。 「牛乳はありますか?」と尋ねると、店員は頭(かぶり)を振る。 砂糖は? ありません。コーヒーは? ありません。石けん? ないです。トウモロコシの粉? ないです。サラダ油? ありません。 じゃあ、政府が生活に欠かせないものだとみなして価格を生産コスト以下の水準に固定した商品で、置いてあるものは何かないんですか? いいえ、何もありません――。 この際何でもいいから「何か」を積んだトラックがやって来るかもしれないという一縷の望みにすがりながら店の外で
アフリカ南部のジンバブエは猛烈なインフレで自国通貨が紙切れ同然となっていたが、2016年から中国の人民元を法定通貨にすることを決めた。 Zimbabwean President Robert Mugabe, left, looks on as his Chinese counterpart Xi Jinping applauds during a signing ceremony at the Great Hall of the People in Beijing, China, Monday, Aug. 25, 2014. Mugabe met with Xi on a visit to China hoping the long-time ally and economic giant can help the African nation's ailing economy. (AP
キーボードショートカット一覧 j次のブックマーク k前のブックマーク lあとで読む eコメント一覧を開く oページを開く ✕
キーボードショートカット一覧 j次のブックマーク k前のブックマーク lあとで読む eコメント一覧を開く oページを開く ✕
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く